《手違いダンジョンマスター~げられた魔達の楽園を作りたいと思います~》村、作ってくんない?
目の前には隣にいるホブゴブリンと同じような奴がいる。
1つ違うとしたら……別だろうか。
ゴツゴツと格の良い男のホブゴブリンと違って此方はどう見てもをじさせるような型だ。
こう、出るところは出てて引き締まっている所は引き締まっているみたいな。
いわゆる、ボンキュッボン。
スタイルは俺が見てきた中でも良い方だな、あっちでは現実は厳しいものか、スタイルの良い人間なんて極稀で、基本ずんぐりむっくりが闊歩する所だ。
うん、テレビになら出てきそうなモデル型だな。このダンジョンで1番のスタイルと言っても良いだろう。
まぁ、殘っている奴なんて人の形すらとってないスライム位なもんだけどね。
スライム達にも別が雌な奴らはいる。
サイゾウ、ユリ、カケイがそうだな。
でも、あれはなー聲はの子っぽいけどさ、明らかなとは見れないよね。
俺としては、なんだろう……ペット? そんなじで見てると思う。
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他にはダンジョンであるラビィか、あれは……うん、外面的には俺と同じ年の瀬位だけど。
ハッキリ言おう、つきにメリハリがない。
顔だけ見れば可いんだぞ? でもな、が無いのだ
斷崖絶壁……おっと、これ以上は口を閉じるとしよう。
「おい、マスター? どうかしたか?」
うん、現実逃避していたようだ。
にしてもな~、し空けただけでこんなに変わるものなのか~。
良く良く考えたらしじゃないな、ゴブリン達にいたっては殆ど放置してたわ。
それがここまで長するとは思ってもいなかった。
赤ん坊だったはずの親戚の子供がでかくなってて喋りかけてきた時の驚き並だな。
今後はもうし観察していく必要がありそうだな。
「あなた、マスターが來たならちゃんと言いな!」
「待て待て、俺だってさっき會ったばかりだっつーの」
「あらやだ、私ったら勘違い? すみませんね、マスター。私、このアホの妻です。お見知りおきを~」
「アホって……俺、亭主……」
うん、このホブゴブリンの妻、結構グイグイ來るな。
ホブゴブリンの方はに敷かれていると言った所かな。
やはり、どの時代もとは強いな。そこに人間や魔の壁は無いのだろう。
傍迷な話だ。
俺には関係ないけど。
「なぁ、ホブゴブリンって今どのくらいだ?」
「ん? そうだな、大人男は8人って所だな。の方も6人はいたな確か。と言ってもそろそ全員がホブゴブリンになると思うな」
「早くないか? それが普通なのか?」
「いんや、全然。でもここんところはユキムラさんの鬼訓練で無理矢理底上げされてるからな、それを數週間も続ければ嫌でもこうなる」
ユキムラよ、お前は鬼教になったようだな。
「でもマスターがし消えてから訓練が休みになってたんだけどな。こりゃ、また鬼訓練が始まるわな」
何アイツ、俺がいなくなって引きこもってたのか。まぁ、あれは不測の事態だ。
ゴブリン達にも良い休暇になったことだろうし、これからも勵んで貰おう。
いつの間にか進化していたことには目をつぶってやるとする。
「所で、どうやって進化したんだ?」
「あー、それはだな」
「聞いて頂戴よマスター。この人ったら実力がびてきた段階で私に変な果を食べさせたのよ!」
変な果?
……あぁ、コイツに毒味させたあれか。
仮名進化の実。マジかコイツ……他人ならいざ知らず同じ種族、それも実の奧さんに食わすとか鬼畜だな。
「マスターもそんな目で見ないでくれ! 反省してるし! て言うかあれユキムラさんの命令だから逆らえねぇの!」
「犯人はユキムラだったか」
1番の鬼はユキムラの方だったか。
そしていつの間にかり立っている上下関係。
俺はそんなもん強制した記憶無いんだけどな。
そもそもダンジョンの支配下にあるユキムラ達スライム軍団と、仮にも協力制としているゴブリン達では上下関係とかあっちゃダメじゃね?
「でもおでちっとは強くなれたからな。どうだマスター、相手してくれねぇか?」
「お斷りしておこう。メリットないし」
あと普通に勝てないし。
そういう沸き踴るような脳筋バトルがしたけりゃ十勇士にでも頼んでくれ。
「あ、腕試しと言えばな、近頃新しい奴が來るからソイツに相手してもらえ」
「新りか? なるほど、遅くなった理由はマスターが激闘を繰り広げてたからだな」
「そんなじだ」
激闘だったぞ、あの棒倒しは。
命かかってる様なもんだったからな。
こうしちゃおれん、奴等の新居を用意しなければ。
DPで家とか出せるかな? ……あ、くそ高ぇ。卻下だな。
そうなると1から作ることになる訳だが、丁度良い人材は……。
……居るじゃないかここに。
暇をもて余し、自らの力で家を建てたホブゴブリン達が。
「よし、早速だがお前達ゴブリンどもに頼みがある」
「おん? マスターの頼みならそりゃ聞くけどよ……命令じゃないんだな」
「當たり前だろ、命令なんてつまらん真似はしない。支配に興味ないし」
「マスターが良いなら良いけどよ。それで、頼みってのは?」
「新り達の家の建設、基、お前達には村を作ってしい」
「村ぁ!? 家だけとかじゃなくてか!」
「あぁ、村だ。規模で言えば第3層の半分程の広さを頼みたい。殘りは新りどもにやってもらうが最低限は準備がしたいからな」
「……期間はどのくらいだ?」
「1、2週間だ」
「短すぎるだろ!」
「その間は訓練とか畑は休んでくれ。食料は俺が出すし手が足りないなら十勇士並びにその部下を使ってくれ。スライムに手は無いけどな。はっはっは!」
「笑えねぇよ!?」
「そんじゃ、さっさと伝えてさっさと始めてくれ。あ、材料は俺が直ぐに準備するからよろしくな」
「あ、ちょっ!」
言いたいことは言ったし、あとはユキムラ経由で村作りだ。
あ、材料は何が要るんだろうか、聞いておけば良かったな。
まぁ適當に用意して足りなければDPから出したり、森の木を使ったりすれば何とかなるだろう。
自分で無茶苦茶言ってるとは思うが仕方ない、これはワイトの為なんだ。
決してホブゴブリンの奧さんが人で腹が立った訳じゃないから。
- 連載中129 章
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