いつもと変わらない朝、いつもと変わらない景の中俺は目が覚めた。

「相変わらず晴れなのな…」

俺はそんな事を思いながら今日もまた街へ出る。

しかし、本當になんなんだろうか、この毎日のように晴れている現象は…

そういえば、俺が前にいた世界で見ていたラノベでもそんなに雨の日というものが無かったような気がする。

やはり、これも何かの補正なのだろうか…

だからこそ、前までラノベで作者が作った異世界を見ている側の人間だったのに、今こうして、この異世界で暮らしをしていると何かじるものがあるのであった。

「さて、そんなことはもういいか。いつも通り街に赴くとしよう。…昨日の事で何かきもあったかも知れないしな。」

さぁ今日もいつも通りに行くとしよう。

こうして、俺はいつもの様子で街へ赴くのであった。

￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

これは昨日の夜のことである。

私のところに急な連絡がってきたのだ。

「アルス様はいらっしゃいますか？この知らせを伝えてしいと第２班からの連絡が來ました。…こちらです。」

と私の直屬の兵がし急いだ様子で知らせを持ってきた。

その容は驚くべきものであった。

「…なに？対象の捕獲に向かわせた人員が全部灰になった…？それは本當か？…ふむ、それほどの戦力差があったというわけか…現在、第２班はどうしている？」

「はっ、現在各部隊での會議が行われています。」

「わかった…その會議が一段落したら、こちらに報告させろ。…ではいけ。」

「はっ」

こうして、連絡隊は戻っていった。

「くそ！なんということだ！やはり、対人戦闘もお手のものというわけか！おまけにあの我が隊に潛していたあの糞の口封じも出來ていないとはなっ！」

その男はいつも自分が座っている椅子に蹴りを食らわせた。

「ふんっ！…しかし、そろそろマズイな。このままづるづる行くと俺の評価も地に落ちる。何とかしなくてはな。」

男は一人その場で呟く。

「さて、次はどのような手を取ればいいのか…ん？これなら！」

男はとある方法を思いた。

「さて、私はその準備に勤しむとしよう。」

「俺の為にあいつは必要だ。覚悟するんだな、新垣真琴よ…フッフッフ、ワァハァハァ！」

こうして、更に面倒な方向へと進んでいくのであった。

もう、止めて置けばよかったのに、と我々冷靜に事を考えられるものは思うだろう。しかし、彼は後悔するのはもう遅いというところまでに進んでいたのであった。

￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

「何か嫌なじがあるな…」

新垣真琴こと、俺はそうじたのである。何かまた面倒なことにこちらを狙っているような気がした。

しかし、今はそんなものどうでも良いだろう。なるようになる。

そう思うことにして、俺は街へ出ることにした。

街に出ると今日は何故か珍しく、街がざわついていた。このような経験は街に來た時以來だろうか。

しかし俺は、お腹が減って力が出ない狀況だったので、いつもの店へと向かっていくのであった。

「はぁ、やっぱりいつも通りの旨さだな。」

俺はいつものところでいつも買っている、焼き鳥みたいな奴を食べ歩きしながら街を歩いていた。

すると、前の方から何人か近づいて來ていた。

武裝しているな。俺はすぐに察したが、どうせ俺ではないだろう。と思い、スルーすることにした。

しかし、現実はそんなものではないらしく。

その集団が近づいてきた。數としては3人ぐらいだな。

そして、周りではどんどん人々が野次馬の如く集まってきていた。

…今この街にいる全人口いるんじゃね？そう思うほどの人數だった。

「おい！そこのお前！この街の領主である、アルス・エイティグナ様がお呼びだ！是非ご同行を願おうか！」

そして、俺の姿を発見すると、真ん中に居た男はこちらに近づいてそう言ってきた。

「…はぁ？」

「とりあえず、ついてこい！」

「俺にはそれを斷る権利があると思うんだがそこは？」

「ふざけるな！この街の領主様のご命令だぞ！その様な無禮は控えよ！」

とりあえず面倒くさそうなので、仕方なくついていくことにした。

まぁ、これにはこちらの々な思もあるのだがな。

こうして、俺はその領主がいるとかいう領主邸に連れていかれたのであった。