《なんか転移したのでチート能力で頑張ります。》第27話 怪覚醒
「進、あのデカイのを頼んでいいか!」
と俺は進に聞く。
俺としてはさっさと邪魔な雑魚どもを絶やしにしてから、あの本番とも言えるデカブツを殺りたいのだ。
流石に周りの何人だ?…數えられないほどいる人數に邪魔されながらの戦闘だと戦闘どころではなくなってしまうからだ。
そのため、何とかしてあの邪魔な周りの雑魚どもを叩きたいのだ。
そういう意味で俺は進に聞いたところ、進は
「おう!任せておけ!俺も元々あのデカブツを相手にしようと思っていたこところだ!お前こそ頼むぞ!」
と返事を返してきた。
よし、これで何とかお互いに集中できるなと思い、俺は「任せておけ!」と進に言葉を告げ、集団へと突っ込んでいった。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
さて、まずは真琴の方の様子はどうなっているのか。
真琴は進の反対方向に向かった後、魔法を唱えて次々と相手を葬り去っていった。
「ファイアーボール!拡大!」「発ファイア!」
「くそ、人數だけは多いから処理がめんどくさい!」
Advertisement
というのも今俺が魔法で相手しているやつら、現時點で何人位居るかの目星もつかないくらい居るのである。
いやまぁ、俺はこういう目星を付けるのが苦手だから付く人もいるとは思うがな。
しかし、現時點では本當にこの戦っている場所に何人いるのかは俺は分からないのであった。
「でも、こいつらに気を取られていると進が大変だな。さっさとこいつらを殺らないとな。」
こうして、俺は次々と魔法を唱えて今はただ早くこいつらを倒して、進のところに行くことを考えていたのであった。
一方、進はどうなっているのかというと
「くそ!あのデカブツのところまで行けねぇー!」
ということになっていた。
というのも、真琴と別れた後デカブツがいる方向に突っ込んだのはいいが、そこには俺の行く手を阻むものが居た。
そう、あの領主の自前の兵だ。彼らは武を構えてこちらに突撃してくる。
「死ね!」「はぁーーー!!!」
しかし、そんな攻撃喰らっている暇はない。
俺はその攻撃を彼らが相討ちするように上手く回避した。
すると、彼らはお互いにお互いの脳天に槍や剣を振るう。
そうして、彼らの脳天からは鮮が流れていくのであった。
「相手の人數が多いおでこういうことに持っていけるのはいいが…こんなところで時間をとられるのがなぁ…」
俺の戦闘スタイルは接近戦を主にして行うため、大人數を相手に戦うというのは苦手である。
おまけに武も素手のため程距離も短いので、近距離戦に持ち込まないと相手を倒せない。
まぁ、とっておきはあるが、こんなところで見せていてはまだまだ俺も未ということだ。
俺はそんなことを呟きながら、ただ次々くる敵を殺していくのであった。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
というわけで現時點では戦況的には真琴、進の方が押してはいるが、力を削られているというのは事実だ。
さて、そんな狀況が続いた訳だが、とうとう事態は大きく変わることとなる。
そう、とうとうき始めたのだ。
彼は…いや、その怪は目を見開き、目標を見定める。
そうして、その怪はき始める。…自分の戦闘に全てを委ねて。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
さてこちらは真琴の方、こちらでは真琴が次々に止まることなく魔法を唱えていたためか、もう敵の人數も俺の周りには居ないという事態になっていた。
多分殘りは全て進の方に行ったのだろう。
「さて、なら俺も進の加勢に行くとするか。」
と思い、進の方に向かおうとした。
しかし、あのデカブツはく気配が無い。それが本當に恐ろしいところだ。何とかそんないていない時に相手を全部全滅させてしまいたいところだが…とそんなことを考えていた。
しかし、そんな事を考えていた時にとある事に気づく。
「!?あのデカブツ、何処に行った!?」
そう、先ほどまで視界にっていたあの巨がふとした瞬間にはもう消えていたのである。
「何処に行っ!?」
何処に行った。と俺は言おうとした瞬間、戦慄が走る。
心を鷲摑みされたかのような覚が俺を襲う。
まるで、死の世界にうが如くの殺気を襲う。
今までにじたことがないような圧倒的な存在をそれは見せつける。
そう、その正は、俺の目の前に現れた。
「…とうとうお目覚めってことか。」
俺は急に目の前に現れたまさに怪と呼ぶに相応しいその存在に俺は告げた。
「@mnny~ki~xiy,yーーーー!!!」
何か目の前の怪は最早何を言っているか分からないがこれだけは分かった。
「こいつ、強い…」
そう、その圧倒的オーラ、その圧倒的なオーラこそがそのことを証明していた。
しかし、これを殺らなければ俺に明日はない。
だからこそ俺は一歩踏み出す。
この怪を殺し、俺が生き殘るために。
怪はニヤリと兇悪な笑みを浮かべてこちらの様子を伺うのであった。
そうして、俺達は互いに互いの行の一挙一に目を見張る。ここで目をそらすと殺られると互いが分かっているからだ。
そうして、その瞬間は訪れる。
「lvennvrvlkimーーーー!!!!」
と怪は俺に奇聲を上げて襲いかかる。
こうして、怪とのまさに生死をかけた戦いが始まるのであった…
【書籍化・コミカライズ】誰にも愛されなかった醜穢令嬢が幸せになるまで〜嫁ぎ先は暴虐公爵と聞いていたのですが、実は優しく誠実なお方で気がつくと溺愛されていました〜【二章完】
『醜穢令嬢』『傍若無人の人でなし』『ハグル家の疫病神』『骨』──それらは、伯爵家の娘であるアメリアへの蔑稱だ。 その名の通り、アメリアの容姿は目を覆うものがあった。 骨まで見えそうなほど痩せ細った體軀に、不健康な肌色、ドレスは薄汚れている。 義母と腹違いの妹に虐げられ、食事もロクに與えられず、離れに隔離され続けたためだ。 陞爵を目指すハグル家にとって、侍女との不貞によって生まれたアメリアはお荷物でしかなかった。 誰からも愛されず必要とされず、あとは朽ち果てるだけの日々。 今日も一日一回の貧相な食事の足しになればと、庭園の雑草を採取していたある日、アメリアに婚約の話が舞い込む。 お相手は、社交會で『暴虐公爵』と悪名高いローガン公爵。 「この結婚に愛はない」と、當初はドライに接してくるローガンだったが……。 「なんだそのボロボロのドレスは。この金で新しいドレスを買え」「なぜ一食しか食べようとしない。しっかりと三食摂れ」 蓋を開けてみれば、ローガンはちょっぴり口は悪いものの根は優しく誠実な貴公子だった。 幸薄くも健気で前向きなアメリアを、ローガンは無自覚に溺愛していく。 そんな中ローガンは、絶望的な人生の中で培ったアメリアの”ある能力”にも気づき……。 「ハグル家はこんな逸材を押し込めていたのか……國家レベルの損失だ……」「あの……旦那様?」 一方アメリアがいなくなった実家では、ひたひたと崩壊の足音が近づいていて──。 これは、愛されなかった令嬢がちょっぴり言葉はきついけれど優しい公爵に不器用ながらも溺愛され、無自覚に持っていた能力を認められ、幸せになっていく話。 ※書籍化・コミカライズ決定致しました。皆様本當にありがとうございます。 ※ほっこり度&糖分度高めですが、ざまぁ要素もあります。 ※カクヨム、アルファポリス、ノベルアップにも掲載中。 6/3 第一章完結しました。 6/3-6/4日間総合1位 6/3- 6/12 週間総合1位 6/20-7/8 月間総合1位
8 88【完結】「死んでみろ」と言われたので死にました。【書籍化・コミカライズ】
▶9/30角川ビーンズ文庫で書籍版発売しました! ▶コミカライズ、決定しました! 絶望、悲しみのドン底に落とされたナタリー。クソ夫に死んでみろと煽られ、カッと勢いで死んだ…と思ったら!? 同じ失敗はもうしない! ユリウス・ファングレー公爵に嫁いだ伯爵令嬢ナタリー・ペティグリューの逆行劇! ※皆様のおかげで、完結まで書けました…!本當にありがとうございます…!
8 64突然不死身という最強の能力に目覚めちゃいました
西暦2200年地球には2種類の人間が存在するようになっていた。 1種は昔からいたいたって普通の人間、もう1種は生まれながらにして特殊能力を持った人間つまり超能力者だ。 そして今世界では特殊能力を持った人間を中心とした格差社會が起きていた。通う學校、働ける職場、仕事の基本給、その他etc、全てにおいて超能力者が優遇されていた。 學校に関しては小學校までは同じ學校へ通うが、中學、高校は、舊人と超能力者では通う學校が違く、さらに超能力者に関しては受験を受けなくても能力がと言う理由だけで進學をすることができる。もちろんその先にある就職だって同じようなものだ。その職場に適した能力があれば簡単に入社できる。それだけじゃな給料だって高卒で入っても同じ條件の舊人の倍はもらうことができる。 そんな世界で超能力者 神谷 玲は舊人つまり無能力者として暮らしていた。
8 119勇者になれなかった俺は異世界で
第四回ネット小説大賞 一次突破 第五回ネット小説大賞 一次突破 第1回HJネット小説大賞 一次選考通過 突然、クラスごと異世界に召喚され、クラスメイト達は勇者になっていたがその中でたった1人だけ勇者になれなかった少年、高理ソラ。勇者になれなかった彼は、女王に見捨てられ半殺しされ亜空間に放り込まれてしまう。何も無い亜空間の中で彼の命が盡きようとしていた時、彼の命は大魔王に救われてしまう。これは、大魔王に命を救われた少年が復讐を目的に成長して行く物語。たぶん。 漫畫の方が1~4巻まで発売されているので、書店やネットで見かけた際は是非! 2022年2月1日から更新再開です。 數日は過去の話を読みやすくまとめたモノを投稿していきます。 そのあとから続きを投稿予定です
8 53自分が作ったSSSランクパーティから追放されたおっさんは、自分の幸せを求めて彷徨い歩く。〜十數年酷使した體はいつのまにか最強になっていたようです〜
世界一強いと言われているSSSランクの冒険者パーティ。 その一員であるケイド。 スーパーサブとしてずっと同行していたが、パーティメンバーからはただのパシリとして使われていた。 戦闘は役立たず。荷物持ちにしかならないお荷物だと。 それでも彼はこのパーティでやって來ていた。 彼がスカウトしたメンバーと一緒に冒険をしたかったからだ。 ある日仲間のミスをケイドのせいにされ、そのままパーティを追い出される。 途方にくれ、なんの目的も持たずにふらふらする日々。 だが、彼自身が気付いていない能力があった。 ずっと荷物持ちやパシリをして來たケイドは、筋力も敏捷も凄まじく成長していた。 その事実をとあるきっかけで知り、喜んだ。 自分は戦闘もできる。 もう荷物持ちだけではないのだと。 見捨てられたパーティがどうなろうと知ったこっちゃない。 むしろもう自分を卑下する必要もない。 我慢しなくていいのだ。 ケイドは自分の幸せを探すために旅へと出る。 ※小説家になろう様。アルファポリス様でも連載中
8 186外れスキルのお陰で最強へ 〜戦闘スキル皆無!?どうやって魔王を倒せと!?〜
異世界に転移した主人公に與えられたスキルは、ただ永遠と生きる事が出來る『不老不死』。ステータスは村人レベルであり、他にマトモなスキルといえば、算術やら禮節やらの、現代日本で培ってきたものばかり。 しかし、主人公を異世界に召喚した先が特殊で…。 ___________________________________________ 夜中に思いつきで投稿しました!後悔も反省もしてません! 現在好評(?)連載中の『転生王子は何をする?』もお願いします。
8 106