《冒険者は最強職ですよ?》俺、冒険者だってよ.... 3
レガンの街へと向かった二人は、まずはレガンの中でも一番評判のいい、食事処『暴飲暴食』へと來た。名前からしてとんでもなさそうな雰囲気しか漂ってこないのだが……とジンは思いながらもっていった。
「いらっしゃい! 暴飲暴食へようこそ! ん? 見ない顔だねぇ新りかい? ラン」
「はいっ! 昨日出會ってこの國のことを教えてくれと頼まれたので、まずはここだと思い來ちゃいました!」
「新り! 名前はなんてんだい? ひょろっちぃしてるけど鍛えてるのかい?」
「あ、はい。僕はジンって言います。ひょろっちぃって……おばさんのはができ……」
ドンっ!! ジンの顔スレスレに包丁が飛んでくる。あと數センチズレてたら完全にぽっくりいっていた……
「にの事を言うもんじゃないよ?」
「すいません。もう言いません。許してください。お姉さん」
「分りがいいじゃないかい! 私はセンって名前だよ。ここは私の店だからね、食って暴れて楽しむ場所だよ!」
「は、はぁ……よろしくお願いします。センさん」
「はいよっ! で? 何か食べてくんだろ? 何にするんだい?」
「あっ、じゃあ例のアレ、頂けますか?」
「あぁ、例のアレ、ね。わかったよ! ちょっとまってな!」
ランが、例のアレ、とやらを頼んだのだが全く完形が見えてこない……多分センのガタイがガチガチだから、それに見合った料理がでて來るんじゃないだろうか……と、ジンは予想した。
そして十分後
見事に予想は的中した。
ジンの顔三つ分くらいはあるだろうパスタらしき食事がでてきた。こんなの食べきれるの? と思いつつ一口食べる。
味い。味すぎて手が止まらない。
ジンはどんどん食べていきあっという間に、とてつもない量の食事を平らげてしまった。
「味い! これは何ていう料理なんですか?」
「あぁ、それは新人試しとして毎回新りにだすんだよ。料理名はタスパだ。毎回毎回みんなへばって途中で食べるのやめちゃうんだけどねぇ。食べきったのはあんたで15人目だよ!」
バシバシと背中を叩いて嬉しそうに話してくれた。
ジンは心の中で「やめてくれ……出る……」と思いながら必死に耐えた。
料理を食べた二人はし時間を置いてから店をでた。
「また來なっ!」とセンが帰り際に言った。
そして二人は『暴飲暴食』を後にした。
「次はどこ行きます?」
そうジンが尋ねる。するとランはとある店の前で止まった。
「あのね……実はね……下著がしくて……」
顔を赤らめてランは言った。
ジンが店を見てみるとそこには可らしい下著があった。ジンは恥ずかしくなり顔を逸らす。
「あ、ああ、下著ね。うん。下著。ぼ、僕は外で待ってるので好きに選んで來ても構いませんよ……?」
ジンはなんとかしようと店へ行くように促すがランは俯いたままかない。
「あ、あの……その……え、選んでは貰えませんヒャッ!?」
ランの聲が裏返る。そしてさらに顔が赤くなる。
ジンは焦りどうするのが正しいのかわからず「ええいっ! もうどうにでもなれっ!」と思い「わかりました。行きましょう」と決斷する。
「は、はい……」と、ランは俯きながら言った。
店の中にると客が多いのは當たり前だがカップルの客もいる。その中で、まだ出會って二日もたってないジンとランは気まずい雰囲気の中下著を選んだ。
そして時は過ぎ下著を買ったランとジンは店を出る。
二人とも顔が真っ赤だった。
ジンはもう二度とらないと心に決めたのだった……
その後もぷらぷらと街を案してもらい、多くのことをランには教えて貰った。
ランはお手洗いに行くと言い、ジンは外で待っていた。
ぼーっとしながら歩いていると、急に人とぶつかってしまう。
「あっ、すいません! 怪我は無いですか?」
ジンは倒してしまったの子を起こす。
そしての子は「大丈夫ですよ」と一言いい走って言ってしまった。
ジンは心配になりながらの子を見送るとランがお手洗いから戻ってくる。
「すいません! おまたせしました!」
「あ、いえいえ構いませんよ……」
「何かありましたか……ってあれ? 腰に付けていた袋はどうしました?」
と言われジンは「えっ?」と思い袋を付けていたはずの腰に手を當てる。
だが、そこには袋はなかった……
「あの野郎! 俺の道袋盜みやがった!!!!」
「それは大変です! 追いかけましょう! どんな子でした?」
「の子だよ! 長はランさんよりし低くて髪の長い赤の子で黒い帽子を被っていたのですぐ分かると思うんですが……」
「わかりました! すぐに追いかけましょう!」
「はいっ!」
と言っての子を全力で追いかけるのだった。
傭兵少女と壊れた世界
人の文明はゆるやかに衰退した。 夜風に混じって結晶が飛ぶようになった世界。街が消え、國が飲み込まれ、生き殘った人々は失われた技術にしがみつき、わずかな資源をめぐって爭い合う。 そんな世界を巡回する移動都市で少女は暮らす。銃の腕を磨きながら、身よりのない子供たちとギリギリの生活を送る。大きな不満はないが充足感もない。しいて言うならば用意される飯が不味いこと。 少女は大人になりたいと願った。過酷な世界で少しでも自分らしく生きるために、ひたすら銃を練習した。必要なのは力と知識。生き殘りたければ強くなれ。いつか大人になった時、街を出て、自由に生きる傭兵を目指すのだ。 しかし、街を守るはずの大人に裏切られた少女は船から落とされてしまう。さぁこれからどうしよう。唐突に放り出された外の世界。されど少女はしたたかであった。たとえ亡者のような人間に追われても、巨大なミミズに捕まっても、大國の兵士に襲われても……。 世の中はくそったれだ、と愚癡をこぼしながら傭兵少女は銃を握る。 ○ 物語の進行にあわせつつ、週二話を目安に更新します。基本的に週末です。更新が遅れたら叱ってください。
8 111ファザコン中年刑事とシスコン男子高校生の愉快な非日常:5~海をまたぐ結婚詐欺師!厳島神社が結ぶ、をんな達のえにし~美人ヴァイオリニストの橫顔、その陰翳が隠す衝撃の真実
ファザコン中年刑事とシスコン男子高校生シリーズ6作目です。 兄は……本當は俺のことをどう思っているのだろう? たとえ半分しか血がつながっていなくても、ずっと優しくしてくれた。 その意図に裏なんてないと、ずっと信じてきた。 でも、今はもう真実がわからなくなってきた……。 優しかったはずの異母兄が、本當は自分を疎んじていたことを知った藤江周は、ある日、義姉の口から自分の出生の秘密を知らされることになる。 なんとしてでも義姉を兄と離婚させ、本當に好きな男と結ばれるようにしてやりたい。 そう考えたが、現実は思うようにならない。 そんな折、義姉の実家が経営する溫泉旅館『御柳亭』が廃業の危機に追い込まれていることを知る。なんとか経営を立て直すことができないだろうかと、周が和泉に相談したところ、知り合いの會計士を紹介してくれる。 その會計士は旅館従業員の中に橫領犯がおり、その不正が経営を圧迫していることを突き止めるが、真相に迫るにつれ、命を狙われるようになる。 一方そのころ、宮島の紅葉谷公園で白人男性の他殺體が発見される。被害者は結婚詐欺師として捜査2課がずっと追っていた人物だった。 警察は詐欺被害者の內の誰かが犯人だと考え、捜査本部を設置するが、判明している詐欺被害者達には全員、アリバイがあった。
8 131氷炎騎士の騎校生活(スクールライフ)
最強の騎士の父と最強の魔術師の母との間に生まれた、最強の『固有魔法(オウン)』をもつ 東山 秋風は 「この世で俺が1番強い」と思い込んでいた。しかし、両親にすすめられ入學した ”國立騎魔士アカデミー” でその現実は覆される。 主人公の成長を描いた、學園戀愛ファンタジー⁈ 初投稿なんで、誤字とか多いかもです ご了承ください
8 194世界最強が転生時にさらに強くなったそうです
世界最強と言われた男 鳴神 真 は急な落雷で死んでしまった。だが、真は女神ラフィエルに世界最強の強さを買われ異世界転生という第二の人生を真に與えた。この話は、もともと世界最強の強さを持っていた男が転生時にさらなるチート能力をもらい異世界で自重もせず暴れまくる話です。今回が初めてなので楽しんでもらえるか分かりませんが読んでみてください。 Twitterのアカウントを書いておくので是非登録してください。 @naer_doragon 「クラス転移で俺だけずば抜けチート!?」も連載しています。よければそちらも読んでみてください。
8 131最強家族のまったりライフ
目を開けると目の前には幼い容姿をした女神様がいた。女神様によると俺は死んだので転生するらしい。種族を決めて、チートなスキルを貰って、さあ!冒険の始まりだ! ……………と意気込んでいたのにまさかの0歳スタート!?しかも産まれたところは………何この人外魔境!俺って本當にチート!?(チートです) 小さな身體に苦労し、周り(メイドや家族)に振り回されながらも主人公は最強な家族に勝てる強さを求め、今日をまったり生きていく………… 初投稿です。シリアスはなしでほのぼのを書いていこうかと思います。
8 103戀愛の女神に會ってから俺の日常が暴走している
2次元至上主義の男子高校生''上里 翠(かみさと みどり)''は、突如現れた女神に「ラブコメの主人公になってほしい」と告げられる。 対する翠の返答は「3次元とラブコメなんぞできん」だった。 ラブコメさせた女神とラブコメしたくない主人公の謎設定作品(予定)
8 94