《冒険者は最強職ですよ?》なんか勇者に嫌われたんですけど? 4
ジンたちは勇者を見送ったあと店で晝食を食べた後、どうせなのでぷらぷらしようと言うことで町の中を散歩していた。
「ジンお兄ちゃん見て見て! これ綺麗!」
ネインは手に綺麗に裝飾されたネックレスを持っていた。
「本當だな! これいく……ら……」
ジンはその値段を見てネインの持っていたネックレスを元にあった場所へ置いて逃げた。
「ネインいいか? を見る時はまず俺に言え。勝手にったり付けたりしちゃだめだからな?」
「わかった!」
まぁ簡単にその値段を言うとお家を一軒買えてしまうくらいですよ!
今はジンとネイン、ランとマーシュ、ダイコとレベッカの二組ずつで好きなところを回っていた。
ランは心の中で「ジンと行きたかった……」と嘆いているもジャンケンで決まってしまったものは仕方が無い。
ジンはネインを肩車しながら歩いていると武屋を見つけた。
実はそろそろ防を買い換えたいと考えていた。
その店へり何かいい防がないのか探していると奧の方でとても軽い素材で出來たを見つけた。
ジンはそれを手に取り重さや頑丈さを調べいいじだと思い値段を見る。
それほど高額のでもなかったが、ジンはここへ來る前に剣を買ってしまっていたため、お金が足りなかった。
この世界では、モンスターを倒すとお金とアイテムを落とすのだが、ここまで來る道で倒してきたモンスターから落とされたお金でも足りなかった。
ジンは買うのを諦めその防を元に戻す。
ネインにもなにか軽い裝備を持たせた方が良いのかと思い、ネインでも裝備できるような防や武を探す。
安のコーナーにあったネインのサイズにピッタリのコートがあり、材質もそれなりに良かったので購。
ネインは笑顔で「ありがとう! ジンお兄ちゃん大好き!」と言う。
ジンはその笑顔にとても癒され頭をでる。
時間を潰した皆は宿へ戻っており、今後の方針を決めようとしていた。
「冒険の目的でここまで來たのは良いのだけれど次の目的地はどうしましょうか……」
「そうねぇ……レガン町から反対の方向にあるこのレーデ町はどうでしょう」
「ここはあまり良い評判は聞かないわ」
「では……右の方に進んでこのイルクはどうでしょう」
「ここは私も行ったことがないところだわ。左の方へ進んでも山しかないからイルクへ行こうかしら」
と、目的地を決めたその時だった。
ジンたちが集まっていた部屋の扉が勢いよく開かれ一同は扉の方をみる。
そこには槍を持ち全を鎧で固めた人が立っていた。
「ど、どうなさいました? 兵士がなぜここへ?」
「へ、兵士? ……ってことは……」
「貴様らは勇者暴行罪ということで捕獲しろとのことだ! 大人しくついてこい!」
一同は素直についていくことにした。
手を紐で結ばれジンたち六人は兵士の後ろをついていく。
「ダイコさん! あなたどう責任とるんですか!?」
ジンはダイコへ耳打ちする。
「人は皆、罪なく生きることは出來ないのよ……」
「何かっこつけて言ってるんですか!? 全然カッコ良くないんですけど!? あほなんですか!?」
「まぁなんとかなるわ……きっとね」
「ジン、ダイコは何か考えがあるのだわ。私にはわかってるわよ?」
レベッカがそうダイコへ言うと何故かダイコは顔を逸らす。
「え、ええ、そうだわ。実はこれには作戦があったのよ……」
「な、なんですか……その作戦は……」
「その作戦は………ド忘れしたわ」
「つっかえねぇ!!!!!」
「おいうるさいぞ! 大人しくしてろ!」
「ジンちゃんだまってなさい!? 大聲だすからおこられたじゃない!!!」
「ダイコさんの事はこれから信用しません」
ジンは「とほほ……」と言いながら兵士の後ろへついていく。
暫くついていくと飛行船が止まっていた建、ハークス城の前まで來ていた。
ジンが、まさかと思いながら恐る恐る兵士へ尋ねる。
「兵士さん……もしかしてここってハークス城じゃないですか?」
「そうだ。勇者様を毆ったをここへ呼び出せと命令があったのだ。ここでお前達に事聴取をする」
「ど、どなたが……」
「貴様らが毆ったのは他國の勇者様だ。その勇者様の執事様が連れてこいと命令なさったのだ」
「そ、そうですか...」
そしてジンたちは中へとっていきとても大きな扉の前まで導される。
「ここで九カ國の勇者様とその執事様がお待ちになられている。ったら真ん中に臺があるからそこまで歩いて行け。わかったらさっさとれ!」
そう言われジンたちは大きな扉を開け中へとっていくのだった……
[書籍化]最低ランクの冒険者、勇者少女を育てる 〜俺って數合わせのおっさんじゃなかったか?〜【舊題】おい勇者、さっさと俺を解雇しろ!
ホビージャパン様より書籍化することになりました。 書籍化作業にあたりタイトルを変更することになりました。 3月1日にhj文庫より発売されます。 —————— 「俺は冒険者なんてさっさと辭めたいんだ。最初の約束どおり、俺は辭めるぞ」 「そんなこと言わないでください。後少し……後少しだけで良いですから、お願いします! 私たちを捨てないでください!」 「人聞きの悪いこと言ってんじゃねえよ! 俺は辭めるからな!」 「……でも実際のところ、チームリーダーの許可がないと抜けられませんよね? 絶対に許可なんてしませんから」 「くそっ! さっさと俺を解雇しろ! このクソ勇者!」 今より少し先の未來。エネルギー資源の枯渇をどうにかしようとある実験をしていた國があった。 だがその実験は失敗し、だがある意味では成功した。當初の目的どおり新たなエネルギーを見つけることに成功したのだ──望んだ形ではなかったが。 実験の失敗の結果、地球は異世界と繋がった。 異世界と繋がったことで魔力というエネルギーと出會うことができたが、代わりにその異世界と繋がった場所からモンスターと呼ばれる化け物達が地球側へと侵攻し始めた。 それを食い止めるべく魔力を扱う才に目覚めた冒険者。主人公はそんな冒険者の一人であるが、冒険者の中でも最低位の才能しかないと判斷された者の一人だった。 そんな主人公が、冒険者を育てるための學校に通う少女達と同じチームを組むこととなり、嫌々ながらも協力していく。そんな物語。
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