《冒険者は最強職ですよ?》それは突然の出來事で 3
「ここは……あぁ、家か」
ジンは目を覚ますと、神に言われたことを思い出す。
魔王幹部の一人を討伐。それは決して簡単ではない。現に一度、ジンは殺されており、レベッカは負けている。それを考えると、出來るのかという考えが、一瞬頭に過ぎる。
だが、頭を左右に振り、考えを払う。
部屋から出て、リビングへ向かうと、レベッカとマーシュが既に起きており、二人でお茶を飲んでいた。
ジンもそこへ混ざり、昨日夜に言われたことをレベッカ達へ話す。
レベッカは一度負けているという事もあり、し困ったという顔をする。
マーシュは「魔王幹部って強いんですか?」と、訊く。レベッカが前にあったことを話すと、マーシュは眉を寄せて口を閉ざす。
「リベンドまでは、一週間半。魔王幹部達の襲撃が、二週間後。できれば、一週間半よりも早く著きたいところですが……」
「私はジンの速度に付いてけるわ……でも多分マーシュちゃんはし厳しいかしら?」
「そうなんですぅ……しジンとレベッカのスピードに付いていく自はないですぅ」
「そこで提案なのだけれど……」
レベッカが人差し指を立てながら、とある提案をする。その提案とは……
「お願いしますぅ、ジン」
「え、えぇ……」
それは、ジンがマーシュをおんぶして行けばいいという提案だった。
『む、がぁ……マーシュさん結構でかいな』
ジンはなんとか理を保ちつつ、出発する事はとなった。
準備は昨日のうちにしており、一週間半過ごせるだけの食料は用意してあり、大きめのバックに詰めてあり、それはレベッカが持っている。
「は、早いですぅ!」
「我慢してください! 急がないといけないので!」
「うぅぅぅ〜!」
マーシュは、被っている帽子が飛ばされないように抑えながら、ジンにしがみつく。
『うぎゃあ〜〜! 頼むマーシュさん! そんなにしがみつかないでぇ〜! 當たるぅぅぅ!!!!』
「ジン。貴方今何をじているの?」
「な、なにもぉぉぉお!?」
レベッカはジト目を向け、ジンは目を逸らす。
ジンは理を保つので一杯で、何に集中すればいいのかわからず、心の中でずっと『無心だぁ……』と、繰り返すのであった。
モンスターと戦わずに走っているため、ペースはかなりいい方であった。このまま行けば一週間で著くことが出來るだろう。
休憩をとりつつ、進めるところまで進み、その日は夜を迎える。
焚き火を囲み、三人は座っていた。
「あ、そう言えば、僕レベッカさんのステータスカード見たことないです」
ジンが突然喋り出す。レベッカもし驚き、返事が遅れる。
「あ、あぁ……ステータスカード、見たい?」
「はい! 見たいです!」
「私もぉ!」
マーシュも何故か加わり、二人の目はキラキラと輝いていた。
レベッカは「まぁいいわ。でも他言無用よ?」と、言いながらステータスカードにをつける。
ジンとマーシュは、ワクワクしながらステータスカードを覗き込む。
レベッカ=エンドール
職業 武闘家
Lv 145
HP 1934
MP 100
攻撃 1239
防 1300
魔法 204
敏捷 1560
スキル
練度 武闘家 100
ユニークスキル
"武闘を極めし者"
アビリティ
常時能力向上 
と、書かれていた。
ジンとマーシュは、これでもかというくらい口を開く。
「レベッカさん……実力隠してたんですか!? このステータスで魔王幹部に勝てないなんて……魔王幹部恐るべし」
すると何故かレベッカは、モジモジとしだす。
「なにモジモジしてるんです?」
「実はね……あの時は油斷していて……やられちゃった……てへっ」
「てへっ。じゃねぇぇぇえ!!!!」
ジンは怒鳴り散らし、レベッカにお説教をする。それをマーシュは橫でニコニコしながら見ていた。
「とにかく、今はレベッカさんがこの中で一番強いんですから、これからは油斷しないこと! いいでさか?」
「余裕を持つのが、強者の特権ってやつでね……?」
「文句はなしです! もし次にそんなこと言ったら……」
「……言ったら?」
ジンはどうしようかと悩んでいると、レベッカが覗き込んできて、ニヤリと笑いこう言った。
「……言ったら、でいろって? もぅ〜、ジンのエッチ」
「あああああ!!!! うっぜぇぇえ!」
酒でもってるかの勢いで、冗談ばかりを言い続けるレベッカに、ジンはとうとうブチ切れる。
その後もレベッカを正座させ、ジンは長々と説教を続けた。
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