《冒険者は最強職ですよ?》魔界に乗り込みます! 7

「それで、この後は的に何をするんですか?」

『そうだなぁ……それはその時決めよう。今は飯だ。食え食え』

「わかりました」

賑やかな晝食を終えると、全員は揃ってジンの部屋へと向かった。ここはもう集會場みたいなだな。

『よし、では今日は作戦會議をしよう。二週間後に迫った魔王軍襲來に関しての、な?』

「ですね……それは何時かは考えなければならない。なら、今考えるのも良いかもですね」

『うむ。……でだ。多分、今回の襲撃はかなり大掛かりなだと予想される。そうだな、ブラック』

『ああ、前にも話したが、數萬の軍勢を引き連れてやって來ると思われる。魔王がくかはわからん。が、側近は絶対來る』

「ラン、神様……」

神は來ない。これは確信がある。出てこられたら勝ち目は薄いぞ』

「大丈夫です。僕は救出方法を知ってる。そこは任せてください」

「前も言ってたわね、ジン。それって的に何をするの?」

「「「確かに」」」

そのへレーナの疑問に、レベッカ、マーシュ、エレン、の三人も頷き、その方法に興味を示している。

まずい! 結婚しろと言われた矢先、こんな方法を言ったら何をされるか……まぁどうしてここまで結婚しろと言ってくるのかわからんが……ここははぐらかそう。

「それは言えません……とある方に、方法だけは誰にも言うなと言われたので……」

「それ、噓でしょ?」

「…………本當です」

なんでバレた!? 顔に出てた!? えっ!?

「よし、マーシュ、エレン、レベッカ、ジンを取り押さえなさい」

「「「サーイエッサー!」」」

「軍隊か!?」

ジンは、ベットの上で取り押さえられる。レッドとブラックはにこやかに鑑賞している。助けてしいのだが?

「いててててて! ちょっと、力強いですよ! あっ、今ケツったの誰!? 痛い!!!」

「さぁ、吐きなさい? 前から気になったのよ。その方法、それを言う時何故か顔が赤くなるからねぇ?」

やっぱり顔に出てたぁぁぁ!! まじかよ、これ多分、喋らなかったら何かされるな……え、何持ってるの? 何その黒いは?

「喋らないなら、私特のこもった甘〜〜〜い団子を食わせてあげるわ……ケッケッケ……」

待て待て! 何その以下にも悪者みたいな笑い聲! 怖い! 何がってるんだ……これは喋るしか……

「わ、わかりましたから、喋りますから、拘束を解いてくれると嬉しいなぁ……」

「逃げるでしょ?」

ここは、立場を利用するとしますか……

「……わかりました。まぁ、いいですよ。このままで、僕は信用されて無いって事ですから……僕は、レッドさんと"だけ"結婚しますよ……」

あれ、待て。これじゃあレッドさんのプロポーズをれたことに…………ミスった。

それを口にしてしまったジンは、恐る恐る首を傾け、レッドの顔を見る。予想通り、顔を覆い隠して下を向いていらっしゃる。

あーあ。言っちゃったよ。まぁいいか! 僕、レッドさん嫌いじゃないし!

この時、ジンの頭の中は、ぶっ壊れ、全てをプラスにしか考えられなくなった。

「えっ、ジン、それは……」

一方へレーナ率いる、普通の陣は、ジンの言葉にあたふたとしていた。皆、急いでジンから離れ、正座をして誤った。許す。

「この事は、本當に言えないんです。大丈夫ですって、あるお偉い方のお墨付きがありますから!」

「わかったわ。今は聞かないことにしておくわ」

よし、これでおっけぇ。しっかりと作戦會議をしないとな!

『話は終わったか? なら話題を戻すぞ』

それからは、レッドが主に司會をし、作戦を立てていった。所々、おふざけがあったものの、しっかりとた形を作れたので、そこは不問とした。

『敵は大勢だ。先程言ったチームで絶対にけ。何かあった後では遅いからな。一人はみんなのためにだ。皆、絶対死ぬんでないぞ』

「気が早いですよ、レッドさん。まだ二週間であるんです。焦らず、だけど正確に、です」

『まぁそうだな!』

チームは、四人で一組の、二チーム制。

ジン、エレン、マーシュ、ブラック。

レッド、へレーナ、レベッカ、ホワイト。

これら二チームでくことになった。皆はこれに賛同している。やる気も満ちている。

『よし、こんなものだろう。時間が余ったなぁ……よし、ジンは今は何もけん! 歩くことしかできないだ……』

「ちょっと、レッドさん? 何を企んで……みんなも! なんか目が怖い……」

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