《【書籍化&コミカライズ】勇者パーティーを追放された俺だが、俺から巣立ってくれたようで嬉しい。……なので大聖、お前に追って來られては困るのだが?》264.救世主を頼り、集った仲間たちは邪神と死闘を開始する

『聖さんは追放されたい!~王家を支えていた宮廷聖、代わりが出來たとクビにされるが、なぜか王家で病が蔓延!えっ、今更戻って來い?一般の大勢の方々の病を治すのが先決なので無理です』

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264.救世主を頼り、集った仲間たちは邪神と死闘を開始する

「世界崩壊(アザエル・)狂熱地獄(インフェルノ)!!!」

カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

強烈な閃が前方すべてを消失させる。

誰が使用したのかと言えば、他でもない。

「いひひひひひひひひ! これは気持ちいいわ! アリアケ~、もっとよ! もっと魔力頂戴!」

「やれやれ。言われなくても自裝填するようにしている」

「あーっはっはっははっはっは! さいっこーね!!! 切り札打ち放題なんて! 邪神か何か知らないけど、あたしこそが天才! 魔力貯蔵量1萬の超天才魔法使いよ! さあさあ! 幾らでも地獄を味合わせてあげるわ!!! おらああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!」

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ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオンンンンンンン!!!!!!!!!!!

ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンンンンンンン!!!!!!!!!!!

ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンンンンンンン!!!!!!!!!!!

「おおー、凄いのアレ。旦那様から供給できる魔力量は無盡蔵なのじゃ?」

「いや。こっちに來た時にマナが有り余っていたんでな。ありったけ溜めておいた分だ」

「めちゃくちゃ頼られてますねえ」

「しかし、先生、あれはちょっとヘイト溜めすぎかもです」

「まぁな。だが」

俺が言いかけている間にも、プララの魔法をかいくぐって接近してきた一が大鎌を振るう!

當然、次の瞬間には彼の首はと離れる……。

「だから、調子に乗りすぎだと言っているだろうが!」

エルガーが押し寄せた邪神の分たちを押し戻していた。

「はー? そのあたしを守るのがあんたの役目でしょうが!」

「まったく!! おい、アリアケ! 追加の支援はまだか!?!?!?」

「お前にかけている≪無敵≫の効果はもう切れるぞ。數十秒は効果が出ないぞ?」

「なら≪カウンター≫でいい! あとは筋で何とかする!! さあ見ろ神代の人類よ! これが選ばれし者の筋だ!!!!!!!!!」

「アリアケ様、怖いのですが……?」

「いつもあんな調子だ。だが、プララを見事守っている。俺の計算だと絶対に押し負けるはずなんだがなぁ」

「筋は計算ではない!! 全てを凌駕するギフトなのだぁ!!!!」

「分かった、分かった」

俺は苦笑する。

俺の支援をけたエルガーが守りつつ、やはり俺からけ取った魔力でプララが切り札を放し続ける。

前方の邪神たちが融解していった!

「さすが先生です!」

ラッカライの言葉に、

「ふむ! だがしかし! 何百と倒そうと徒労である? 何せ、いくらでも生み出せるのだからな!! これこそ我が権能である!!」

邪神ナイアから更なる分が次々と生み出される。

「ひい! アリアケぇ! こんなんじゃ埒があかねえ! 何とかしてくれやがれえ!!」

ビビアの聲が響く。

「勇者ビビアさん。も~、前に出ないでください! 聖剣がない勇者なんて、実質『無』勇者なんですから!」

ローレライが苦を呈した。

「ぐぎ!? そ、そんなことねえ! 俺は勇者だぁ!! 普通勇者にまでなった男なんだぞ!?」

「ならアリアケ様に頼りすぎるのはダメなのでは?」

邪神の言葉を素直にれてるんだな。

まぁ、それは良いとして……。

「俺を頼りにするのは構わないさ。今は俺を中心とした救世主パーティーなのだからな。よし、普通勇者ビビアよ!」

「お、おう!? ま、まさかこれは!??!!?」

俺は微笑みながら頷き、一振りの剣を空間《アイテムボックス》より取り出し渡す。

「聖剣の『模造品』だ。俺は救世主の前に、この星の『神』の代理人だからな。権能を一部使用出來る。……だが、あくまで『模造』だ。いわば俺の創り出した『星剣(スターソード)』。だから、ファイナル・ソードなどは放てないし、すぐに壊れる……が、この一戦もてばいい」

「良かったわね! ビビア! さあ、行きましょう! それで、さっさと帰りましょう! お風呂にもれてないし、ここ最悪なのよね!!」

「『星剣(スターソード)』か。聖剣じゃねえが……、ちょっとかっこいいじゃねえか! くそが! ボケ! しゃあねえなあ! この普通勇者たるビビア様が邪神に引導を渡してやるよお!!! 行くぞ、デリア!!」

「ええ! ダーリン!」

「お前、その呼び方は外ではやめろ!!」

やれやれ。

俺はレビテーション《空中飛行》のスキルを付與する。

彼らは、プララの作る弾幕を潛り抜けるようにして新たに吐き出された分たちに迫る!

「星剣スラアアアアアアッシュ!!!!!!!!!!!!!」

「剛裂拳!!!!!!!!!!!!!!!!」

ついでに≪攻撃力アップ≫≪クリティカル威力アップ≫≪神殺し≫を付與しておいたので……。

ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!

邪神たちが発四散していく。

どうやら戦えているようだな。

「あーっはっはっはっはっは! やっぱり俺はつええええええええ! 最強だ! 誰も俺を止められねえ!」

「ええ、その通りですわ! ダーリン!」

「だからやめろって、ぐは! 囲まれた!!」

「ダーリン!? こら、囲んでボコボコにするんじゃないわよ!!」

デリアがビビアに群がる邪神たちをけちらして、瀕死から救っていた。

ま、まぁ……、いちおう戦えているようだ。

しかし、

「ふむ、偽の聖剣にしてはよくやる。であるが」

邪神がニチャリとを歪めた。

「甘すぎて反吐が出そうである。言ったであろう、我が権能であると。の邪神は幾らでも代わりを作りそなたらを圧死させよう。だが、それもまた時間の無駄であるな」

ナイアはその巨大なをみじろぎさせる。

すると、その手には紅の大鎌が握られていた。

「アリアケの力で隨分と勢いが良いようであるが、さて、では分ごと始末してやろうではないか。救世主アリアケとその一行よ」

邪神は大鎌を構える。

「でないとおちおち晝寢も出來ぬからな」

そう言って、邪悪なる鎌を振るおうとした。

それを見つつ、俺は口を開く。

「アリシア、コレット、ラッカライ、ローレライ、そしてフェンリル」

その言葉に、たちが俺へと視線を向けた。

何を言われるのか分かっているという顔だ。

俺は微笑みながら指示を出す。

「偽りの邪神が隙を見せてくれた。準備をしてくれ」

俺は一拍置いてから、

「切り札を切る」

と言ったのだった。

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