《ぼっちの俺が異世界転生したらばかりでハーレム!?》お説教

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読者の皆様、有難うございます。

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オークの集団から馬車を守った後、俺はクエストの報告のためにギルドに向かっていた。

途中魔に遭遇する事もあったが、全て黒羅で斬り捨てた。

ギルドに著いてみると、職員の人達が何やら忙しそうに立て込んでいた。

「ラルエさん、何かあったんですか?」

「あ、カズマさん。すみません、今オークの集団が見つかったと報告がありまして、その為に冒険者を集めていた所だったんです」

ん?オークの集団?何処かで見たような…

「オークの數は、わかります?」

「確か50程だったと思いますけど」

やっぱりかー。もしかしなくても俺が倒したオーク達だよな。また面倒ごとになりそうな気がする。

俺が冷や汗をかいていると、ラルエさんが顔を近づけて話しかけてきた。

「実は此処だけの話何ですけど、今この國の王様が森の方に行っていて、萬が一の事があるといけないので、こうやって急クエストとして募集しているんです。ですので、カズマさんもお願いできませんか?」

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ラルエさんが顔を上げてお願いしてくる。

言えない。こんなにも話が進んでいる狀態で、もうそのオーク達は倒しましたよ、何て言える雰囲気では無い。

どうしようか悩んでいると、ギルド職員の人がラルエさんの元に走ってきた。

「ラルエ、今王城からの連絡で何処かの冒険者がオークの集団を1人で倒したと連絡が」

「えぇ!たった1人で倒したんですか!」

ラルエさんが驚いているが、益々言いにくくなった。気まずくなった俺はクエスト報告を後にしてギルドから出ようとした。

「あれ?カズマさんどこに行くのですか?」

が、付を離れようとした瞬間ラルエさんに気づかれてしまう。

「いやー、ちょっと用事を思い出しまして。報告はまた後日にします」

「大丈夫ですよ。たった今急クエストも無くなりましたので、すぐにでも報告して貰えば報酬を渡せますよ」

「いや、でも…」

どうやら逃げ道は絶たれたようだ…オワタ。堪忍した俺は、仕方なくオークの報告をすることにする。

「あのー、ラルエさん。今から言うこと怒らないで聞いてくださいね?」

「はい?何故私がカズマさんに怒るのですか?」

「いやー、そのオークの件何ですけど…」

「ああ、その件ならもう解決したみたいなので、安心していいですよ。何でも1人の冒険者が全部倒したみたいなんですよ。すごいですよねー。今この街にそんな実力の冒険者はギルド長ぐらいですから、他の街の冒険者ですかね?あ、でもカズマさんも強いですから、もしかしたら倒せるかも知れない…ん?カズマさん、もしかしてオークの集団を倒した冒険者って…」

「多分、俺です…」

するとラルエさんが口をパクパクさせていた。

「えーーーー!またですか、カズマさん!あれほど危ない真似はしないでくださいと言ったじゃないですか!」

「す、すみません…」

「確かにカズマさんはお強いですけど、まだFランクなんですからにあったクエストをけてください!」

「分かりました…」

「本當に分かっているのですか?全く…」

ラルエさんは顔を赤くしてプンプンと怒っているが正直、が怒っても可いだけなので顔がにやけてしまう。すると笑っているのがラルエさんに気づかれてしまう。

「カズマさん!笑い事じゃありませんよ!」

「いやー、怒ってるラルエさんも可いなーと思いまして」

「か、可い!?そ、そんな言葉じゃ誤魔化されませんからね!」

にやけながら怒られても、可いだけのラルエさんだった。

「そうだ。王様を救ったトラブルメーカーのカズマさんに話があるのですけれど」

「ぐっ、俺が悪かったですから、に持たないでくださいよ」

「一生に持ちますからね。それはそうと、王を救った冒険者、つまりカズマさんに國王がお禮をしたいので収穫祭の後に王城である會食に出てしいとの連絡をけているのですけれど」

やっぱりお禮されるよな…。本音を言えば行きたくないけれど、國王のお願いを斷ったら怖いし、出るしかないか…

「分かりました。その日に王城に行けばいいんですか?」

「はい、門番の人には話をしてあるみたいなので、収穫祭の後に王城に來てしいとの事です。それにしても凄いですね!王城に呼ばれるなんて。あ、でも會食には貴族の人もいるし、カッコいいカズマさんを婿にしい人がいるかも…」

譽められたと思ったら、急に考え込んでしまった。でも王様と會うのか…作法とか知らないけれど大丈夫かな。

そんな心配をしていると、考え込んでいたラルエさんがいきなり顔を上げた。

「カズマさん!」

「は、はい!」

びびったよ。急に名前呼ばれて返事したから、ちょと聲裏返っちゃったし。

「會食では貴族の方達をいると思うので、カズマさんは絶対婚約を申し込まれると思うので、注意してください!」

ラルエさんはそう言うが冒険者の俺を貴族と結婚とか有り得ないだろう。

「大丈夫ですって、気を付けますよ」

心配してくるラルエさんをなだめた後、宿屋に戻って今日は休むことにした。

しかし、國王と會うのか…てか俺スーツとか持ってないけど大丈夫かな。収穫祭まで、まだ數日あるからそれまでにスーツも買いに行くか。

そんな計畫を立てながら俺は眠りに就いた。

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もう1つ作品の投稿を始めましたので、そちらも是非見てみてください!

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