《これって?ゲーム?異世界?》第2章 第37話 妖

第2章 黒ブラックスマホの伝説

第37話 妖

前回あらすじ

ミーゼさんがエスプリのレベルに驚く

セーブをするとレベルが上がっり16に…

素早さが1萬越えていた

走って盜賊の襲撃現場に著くショウリたち

「ここは…」

「襲撃現場だね」

エスプリが呟いた

(ここ? この辺りだ……)

僕らは盜賊の襲撃現場に來た

「どうして ここへ?」

(どうして?そう、何故、僕はここへ來たのだろう…)

「最後のお別れをさせたかった からかな? ここに、アンクゥさんとティガさんが倒れていたんだ」

僕は、街道の端を指差した

(そうじゃない…そうじゃ ない…別の何か?)

ミーゼさんは、座り込みエスプリを膝に乗せ、手を合わせた

僕もミーゼさんの橫で手を合わせた

僕は數歩歩き土の盛り上がった場所で立ち止まった

(ここは馬が眠る場所…ここへ來たかった?違う……何かをじる 何かを)

「ここは?」

ミーゼさんが聲をかけてきた

「馬車馬を埋葬した場所」

ミーゼさんはエスプリを抱いたまま手を合わせた

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僕は盛り上がった土を見つめていた

「ショウリ 泣いてる…」

「「えっ?」」

僕とミーゼさんはし驚いた

「怖いなぁ だ 誰が泣いてるの?」

僕は何かをじた (呼ばれていた?)

「あっち あっちから聲が聞こえる 泣いてる」

僕とミーゼさんは耳を澄ました

「(シクシク)」

「た 確かに聞こえる」

「えっ? 私には聞こえませんよ」

ミーゼさんは聞こえないようだ

【神眼】

僕は『神眼』を使って聲のする方を探った

「あ あれは?…小人? いや、妖だ」

「えっ? 妖?」

僕らは靜かに近づいた

「(シクシク 帰れない… シクシク)」

「ど どこですか?」

ミーゼさんは見えていない

はその聲に驚いた すぐ側に人間がいた

「(わわわ…)」妖は逃げようとした

「スィ~ちゃん?」

エスプリがその妖に聲をかけた

「(えっ?)」

はオドオドしながらもミーゼさんに抱かれたエスプリに気がついた

「(あ カメレオンスライム?なのですか?言葉が喋れるのですか?)」

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「うん、ショウリが話せるようにしてくれた、大丈夫、ショウリもミーゼさんもボクの友達、心配ない」

どうも、ミーゼさんには、姿も聲も解らないようだ

「私には見えません」(T-T)涙目です

「怖がらないで…僕はショウリ、エスプリ…このスライムのヴィルマです」

「(えっ? 私が見えるのですか? 聲が聞こえるのですか?)」

「ショウリは特別 スィ~ちゃんを助けてくれる」

「(ショウリ ヴィルマ…エスプリ)」

「(カメレオンスライムがエスプリ?)」

「うん、ショウリに名前を貰った」

僕はしゃがんだ

ミーゼさんは涙目(T-T)ご主人様が特別なのは嬉しいけど、見えません…

「何で泣いてたの?」

「(帰れなくなったのです…)」

「帰れなくなった?」

「(はい、帰れなくなったのです…無くしてしまったから)」

「何を無くしたの?」

「(『天使の翼の石』です)」

「『天使の翼の石』?」

「(はい)」

僕は考えた「天使の翼」…セーブポイントへ飛ぶ特技、ここはエスプリが長巖(セーブポイント)へ飛ばされたと思われる場所、石?

「あっ これ?」

僕は、ポーチから『神石の欠片【】』を出した

「(それ!それです、『天使の翼の石』です)」

はい、犯人はエスプリ…で、エスプリが長巖へ飛ばされた原因も解りました

スィ~ちゃんと呼ばれた妖が僕の手にれると、その姿がうっすらと現れた

「見えたぁ 見えましたぁ」(T-T)今度は嬉し泣き

【神眼】

§§§§§ ステータス §§§§§

名 前:スイレン・スィーデン

レア度:★★★☆☆☆☆

種 族:妖(水)

職 業:水の妖

 別:

レベル:70〈★★☆☆☆〉

H P: 61/302

M P: 0/320

§ § § § § § §

「え どうしたの HPもMPもなくなってる」

「『魔力譲渡トランスファー』『デカヒール』」

僕は回復してあげた

H P: 302/302

M P: 320/320

「あ ありがとうございます…凄いですね ショウリさんは 助かりました」

「特別な人…確かに…特別な力…この力…」

今度ははっきりとその姿が見えるようになった

「聞こえます 妖さんの聲も聞こえます」

のHP/MPがなかったためか?ミーゼさんにはその存在を確認出來なかったようだ

「どうして HPもMPもなくなってたの?」

「はい、魔に襲われたり、妖界に帰ろうと何度か試みたからです」

「『天使の翼の石』が無くても帰れるの?」

「私はまだレベルが低かったみたいでダメでしたが高い妖だと『天使の翼の石』が無くても帰れます」

「じゃ『神石の欠片【】』こ れがあれば帰れますか?」

「いいえ…『天使の翼』の付與が消えてます…帰れません、殘念ながら…」

「『天使の翼』付與出來ますよ」

「えっ?」

僕は『神石の欠片【】』に『天使の翼』を付與した

『神石の欠片【天使の翼】』

「あ~これで帰れます」

のスイレンは涙を流して謝した

「ショウリさん、このご恩は必ずお返しいたします、ありがとございました」

「もしよかったら、フレンド登録していただけないですか?」

ショウリはスマホを出した

「えっ? ショウリさんのスマホは、黒なんですか?」

「はい」

「…… わかりました」

暫く考えたスイレンはスマホにれ魔力を流した

§§§§§ ステータス §§§§§

名 前:スイレン・スィーデン

レア度:★★★☆☆☆☆

分 類:妖

種 族:妖(水)

 別:

年 齢:132

職 業:水の妖

レベル:70 〈★★☆☆☆〉

H P: 302/302

M P: 320/320

サイズ:長11cm、重1.1kg

 格:やさしい

特 長:一途

§ § § § § § §

フレンド登録完了

「ではショウリさん、急ぎますので、これで失禮いたします、 エスプリさんもさようなら」

そう言うと『天使の翼の石』を天に掲げた

スイレンは消えた(帰っていった)

「ミーゼさん 凄いのに會えましたね」

「初めてです 妖を見たの」

「僕も初めてです」

水の妖が だったことがし殘念だと思うショウリ。それに、何を急いでいたのかな?

「エスプリ 妖って この近くにいるの?」

なくなったけどいる」

「そうなんですね 話には聞いていましたがです」

「たぶん、普通の人にはその存在を確認出來ないんだよ さっきのミーゼさんみたいに」

「ご主人様には、見えたのですよね 羨ましいです」

「ショウリは特別」

ここに來たのは、スイレンが僕を呼び寄せたのかな?今は、モヤモヤしたじが消えてるし…

「じゃ 僕達も帰ろうか?どうする?走って帰る、それとも転移魔法で?」

「ボクはどっちでもいい」

「わ 私はご主人様に抱っこしてもらいたいです」

ミーゼさんは赤くなりモジモジして言った

「じゃ 走ろう 『シールド』」

僕はミーゼさんをお姫様抱っこし走り出した

今度は【小と大ナノデマクロ】を自分にも使い『加速』で更にスピードを上げた

「何も見えませんでした…速すぎて…」

「ショウリ 速すぎ 速いと嫌われるぞ」

ミーゼさんもエスプリも景を楽しむ間も無くトトマ村に著いたので愚癡っている

「エスプリ 何の話かな? 嫌われるって」

「ご ご主人様は 速いのですか?」

赤くなって聞いてくる

「な 何を言い出すの ミーゼさんまで」

「速いですよ 寢るのは…」

「…」

「宿屋に戻りましょうか? そろそろ夕食の時間じゃないかな? お腹も空いたし」

ミーゼさんがスマホで時間を確認する

17:09

「そうですね 戻りましょうか」

歩いて宿屋へ向かった

宿屋の夕食はキノコ料理だった

・キノコの丸焼き ・キノコとトトマのスープ

・パスタ?のような麺類のキノコあえ

ミーゼさんが解説してくれた

このキノコはこの辺りでよく採れる事、いろんな料理に調理可能なこと、も含めて

ミーゼさんは料理は得意なようだ…いいお嫁さんになれるかな?

「今度、ミーゼさんの料理を食べたいなぁ」

「はい、喜んで…明日にでも」

ミーゼさんは、赤くなりながら約束してくれた

味しいキノコ料理を堪能し、部屋へ戻った

18:18

何をしようか? この世界には勿論テレビもない、ラジオもない、カラオケも見たことがない

「お お風呂にでもったら ミーゼさん エスプリと一緒に…」

「ボクはショウリとる」

「いや~それは その~」

「昨日は一緒にったでしょう 何で今日はってくれないの?」

「ご主人様 一緒にりませんか? みんなで…」

「それとも 別々にるのを希しますか?」

僕は気配をじたので【無の空間ナインラウーム】を使って部屋を隔離した

【神眼】

なっ…り口のドアに付の、隣の部屋の壁にインクさんが…何ですか?この狀況は?

「ご主人様? どうしました?」

「ショウリ?」

「僕は ミーゼさんと 一緒に お風呂に ることを…」

ミーゼ「ることを (ゴクリ)」

僕 「み…」

ミーゼ「み」

僕 「ま」

ミーゼ「ま」

僕 「す」

ミーゼ「ご主人様~」

ミーゼさんが抱きついてきました

「お風呂にお湯、お願いします」

「は はい」

ミーゼさんは赤くなったまま風呂場へ行った

僕はミーゼさんに背中を流してもらった

ミーゼさんが流させて***と希したからです

僕もミーゼさんの背中を流した

ミーゼさんが流して**と希したからです

湯船の中でお湯の掛け合いをした

エスプリは湯船に飛び込みお湯飛沫しぶき?をあげた

僕は風呂上がり昨日造ったシルクのパジャマを著た

ミーゼさんはバスローブ姿…パジャマ姿の僕に驚いてます

僕らはベッドに腰かけました

「ミ ミーゼさんは寢巻きは無いの?」

「寢巻きはありません」

「いつも寢るときは何を著てるの?」

「普段著ているローブで寢ます 他の冒険者もたぶん、そんなじじゃないかと…冒険者は野宿をします、寢るからといって別の服を著ることは無いかと…」

冒険者の常識を僕はまだ知らない……

「じゃ僕のパジャマって変?」

「いいえ、貴族や商人は寢巻きを使います…から…ご ご主人様は…貴族 ですか?」

「そっか 僕は ミーゼさんに何も話してなかったね 僕は貴族じゃないよ 普通の家庭に生まれ大事に育てられた病弱な子だよ」

「病弱? ご主人様が?」

僕は、全てを話した

僕がこの世界の人間ではないこと、両親は別の世界に健全なこと、壽命が5年であること、ステータス…マスター権限、神の加護…

スマホの中のチャージ額以外の事を話した

エスプリはその事を既に知っていたことも…

ミーゼさんは泣きながら僕を抱き寄せた…に…谷間に顔が挾まっています

「ご主人様のお母様がお嫁さんを見たいと言われているのなら、私 ご主人様と結婚してもいいです。お父様が孫が見たいと言われているのなら、私 子供を産みます」

「ダメ! ショウリはボクと…ボクと…」

「エふふる?」谷間に挾まれ聲にならないショウリ

「エスプリさん?」それでも離さないミーゼさん

「ショウリのバカ」ドッン

エスプリは涙を流していた、僕の背中に一撃をれ、ベッドの掛け布団の中に潛った

僕は、ミーゼさんのに挾まっていたんです、その勢で背中に一撃をもらうと必然的に顔はに押し付けられます…バスローブのミーゼさんを押し倒すように

「キャッ」

僕は、ミーゼさんに覆い被さるような勢です

先程まで谷間に挾まれてました

僕も男です 男の子も元気です 立派に起きてます

ミーゼさんの腳は開かれ僕の骨盤を挾むような格好です、著ていたのはバスローブです

大事なことは2度言います

僕も男です 男の子も元気です 立派に起きてます

當たっていますミーゼさんのの子に直に(パジャマは著てますが)僕の男の子が…當たっています

「あぅ ご ご主人様ご主人様 まだ 心の準備が…の準備が…」

僕は慌てて離れた

「ご ごめん」

僕は『テレポート』で宿屋の屋の上に転移した

頭と男の子を靜めるために

殘り1819日

〈作者の呟き〉

霊か 迷いました

風、花、火… 迷いました

男にするか にするか 迷いました

お風呂のシーン

詳細にするか 迷いました

真実の告白

詳細にするか 迷いました

(2話に分けて書くか 迷いました)

結果は上記の通りです

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