《これって?ゲーム?異世界?》第3章 第66話 トーナメントの勝者?(2)

第3章 帝都へ、飛び級登録試験

第66話 トーナメントの勝者?(2)

前回のあらすじ

朝、ダミエナに起こされ ミーゼとエスプリが作った朝食 卵づくしを味しく食べた

ポーチの中を離れた場所から取れないかと新たな魔法を作る

トーナメント予選でシーレンさんとショウリが當たり、判定で予選通過

午後からの本戦でショウリとエスプリが當たる

前回優勝者は自

「ショウリは攻撃しないの?」

「じゃ はっ」

ボワッ 拳圧をぶつける

「キャッ」ゴロゴロ

「場外! 勝者34番ショウリ」

「やっぱりショウリの強さって反則だよね」

「ボクじゃ全く歯が立たないや」

「第2試合 21番、24番、31番 前に」

「負けないよ ローズ、エナさん」

「エナさん ショウリの弱點とか知らない?」

「ワタシに勝ったら教えてあげますですわ」

「「え? あるの?」」

「始め!」

「『加速』『れ斬り』」

「『加速』『加速』『袈裟斬り』」

「キャッ ですわ 反則ですわ『森林再現』」

「くっ 仕留め損ねた」

「『の呪縛コーリンチェーン』『の鞭ウッドビッチ』」シュルシュル バチバチ

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「『れ斬り』」バシバシ「木剣じゃ切れん…」

「『ウッドウォール』『ウッドプレス』」

「これイヤ~」(トラウマ再現)

「『ウッドバインド』『ウッドバインド』」

サンバさんを締め付ける

「く~ 參った」

ローズさんの足が開腳狀態徐々に開いていく

「いや~ん 降參降參 悔しい」

「勝者 31番エナ」

「危なかったですわ やっぱり前衛職が近距離だと…真剣でしたら負けてました ですわ」

「おめでとう エナ」

「おめでとうございます エナ」

「危なかったね エナ」

「第3試合 10番、29番、33番 前に」

「ミーゼとシーレンさん…」

「ミーゼさんとシーレンさんですわ」

「ミーゼさんとシーレンさんですね」

「10番は無視か?」

バカデさんが、呟く

「始め!」

「直ぐ終わらせます『水竜舞』」

の水竜が現れ、4づつ襲いかかる

「いや~ん」中

「キャッ」

「場外! 勝者29番シーレン」

うぉ~すげぇ

あんなの防げないわ

瞬殺だ

「やりしすぎですわ」

「ミーゼ 何にも出來なかったね」

「実力違いすぎますね やっぱり」

「まだ 本気じゃないんだよね」

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「だ 第4試合始めます…冒険者の方は前へ」

「あら?あなたは大蜘蛛ビッグスパイダーに襲われてた ボーダンさん?」

「予選は勝てましたがここまでですかね」

「あの人 ボクたちが助けた人だ」

「そうですわ あの時の人ですわ」

「兄弟の冒険者だったかな ギルド口で會ったね」

「負けてしまいました やっぱりシーレンさん強いです 何も出來ませんでした」

「仕方ないよ スイレン応援しよう」

「13番は無視か?」

バカデさんが、呟く

「始め!」

「『ウオータ』『津 波ビッグウェーブ』『アイススピア』『アイスニードル』」

「そこまで 勝者32番スイレン」

「手加減なし」

「シーレンさんに刺激されてますですわ」

「殘っているのは、ショウリとエナさんとシーレンさんとスイレンさん…ミーゼわたし達のメンバーですね」

「実力で順位をつけるのなら ショウリ、シーレンさん、エナさん、スイレンさんでしょうか?」

「あ 大會関係のギルド職員がなんか話してますですわ」

「バカデさんもいますね」

「ショウリ ちょっと來い」

「ショウリ バカデが、呼んでる」

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「エスプリ 「さん」 つけようよ」(-_-;)

「何でしょう?」

「準決勝戦やるか? 4人ともお前らだろう 勝っても賞品は要らないのを出したんだよな? 決著つけるか?」

「それは、僕の一存では決められませんよ みんなに聞かないと」

ということで 話し合い

「なんか 準決勝しなくていいみたいな事になってるのだけど、どうする?」

「シーレンわたしはショウリ様に優勝は譲ります、準決勝で當たっても決勝で當たっても棄権します」

「ワタシもショウリ様と當たれば棄権しますですわ」

「スイレンわたしもここで棄権しても構いません」

「3人棄権で僕の優勝かぁ…2位はどう決めます?」

「あのガラガラで決めてもいいです シーレンわたしは」

「ワタシもそれで構いませんですわ」

「スイレンわたしもそれでいいです」

「3人棄権で、順位はガラガラで決めても構わないそうです」

と大會関係のギルド職員へ話す

ということで

「準決勝は、3人が棄権のため

今年の優勝者は ショウリさん

2位は スイレンさん

3位は シーレンさん、エナさん

となりました」

歓聲と拍手が起こる

「優勝賞品授與式にります」

「ショウリさん お好きな賞品を選んでください」

「あの このリストに無いをお願いしてもいいですか? 事実、ここにリストアップしたの僕らの要らないなんで…」

「それは、こちらで用意出來るなんですか?」

「はい、僕らの飛び級登録試験の推薦狀をお願いしたいのです。皆さんの署名を戴けたらと思いまして」

それくらいなら、Cランク以上の俺たちがいくらでも書いてやるぞ とか言うので

観戦者、參加者、ギルド職員が署名をしてくれて109名の署名を集めることが出來た

シーレンさんたちも賞品はいらないと言うので

リストの賞品は僕ら以外の上位者で分けられた

殘りの賞品の

ガラガラ選會は特に盛り上がった事を追記しておく

「ショウリ 酒シュコーピオン達を呼んでくれ、宴だ」

「バカデさん、昨日飲みすぎたでしょう 今日も飲むのですか?」

「當たり前だ」

「そうですよ ショウリ様、さあ早く酒コーピオンをお願いします」

「ですわ 昨日は昨日ですわ」

シーレンさん、エナは酒好きφ(..)メモ

ギルド前の広場が解放され、屋臺などが並んで本格的なお祭りモードになった

僕も、『三尾酒シュコーピオン』『スネークテール・クッキータートル』『ダンゴワニ』『豆投げ巨人』を広場に出した

昨日の召喚を観戦していた冒険者が多くいたので、魔が出てきても殆ど騒ぎにはならず

その魔が酒やクッキー等を出すことを知って人が集まってきた

看板を立てた『コップ持參の方、酒コーピオンの酒飲み放題』

言うまでもなく、行列が出來た

看板を立てた『お子さま優先 クッキー、ダンゴ食べ放題』

と子供たちは

クッキーとダンゴを喜んでくれた

神の鍋のスープは無くなることは無い無限に出る

そのスープに豆投げ巨人の豆をれた

スープも無料で出した

看板を立てた『持參の方、スープ飲み放題』

勿論、行列が出來た

※途中僕が何度か霊力譲渡メガトランスファーをしてあげた

豆投げ巨人が四手豆投げ巨人に覚醒

ダンゴワニが巨大ダンゴワニに進化

したことを追記しておく

「ショウリ 今年もお疲れ様、來年もよろしくお願いします」

ミーゼが果実のジュースを持ってきた

僕はミーゼと乾杯した

「ミーゼもお疲れ様、來年もよろしくお願いします」

「ねぇ ショウリ あの振り袖を著たいけど解らないの 著せて」

式家キャンピング・ハウスの中でエスプリに振り袖を著せた(魔法で…著付けなんか解りませんから)

振り袖を著ているのはエスプリだけ、めずらしがって人が集まってきた 特に

インクさん登場 『victory』を宣伝していた

【神眼】

シーレンさん、エナさん、バカデさんが、三尾酒コーピオンのところで、酒三昧

他の冒険者も笑い楽しそうだ

スイレンさんは、子供たちにクッキーやダンゴを提供中

子供たちも笑顔で幸せそうだ

エスプリは、インクさんに捕まり、陣に囲まれている

エスプリは困り顔、恥ずかしそうだが、みんな楽しそうだ

ミーゼは隣にいる

「ねぇ ミーゼ、この街ってこんなに…みんな幸せそうに笑ってるけど、魔の事…ビッグスパイダーバンとか気にならないのかな?」

「ミーゼわたしは、ショウリの世界の事はわかりませんが、この世界の住人にとって魔がいるのは普通です。それが一時期的にし増えただけ、この街の冒険者も弱くはないし、ギルドが統制をとり、クエストを発注し討伐を増やし、防衛もきちんとしてます」

「じゃ今も検問とかに護衛の人がいて、僕たちのこのバカ騒ぎを恨めしく思ってるのかな?」

「それも仕事ですし、これから代で待機している人より ましかもしれませんよ、終わればお酒も飲めるのですから」

「もし、そんな護衛をゴーレムのような魔獣が出來たら楽になるかな?」

「でも、それって人間の考え方ですよね」

「え?」

「魔や魔獣からすると…魔獣の街があって、魔獣が護衛をしていて、人間にさせれば楽になるかな?なんて言ったら人間はどう考えるでしょうか?」

「……」

「エナさんが言ってましたよね 昔の人間は森の木を切るとき、斷りをし、謝して木を切っていたと…ミーゼわたしも長く生きてきました、山や森を切り開き道や街を作り、魔の住処すみかを奪ったのは人間です」

 霊シーレンさんやエナさんや妖スイレンさんなら、ミーゼわたしより長く生きてそういう変化を見てきているでしょう…昔、妖は人と暮らしていたと聞いたことがありますが、最近は妖の姿を見ることさえ珍しくなってます」

「人間に住み良い環境は魔・魔獣…妖にとって良いとは限りません、砂漠に森に海に山に人間より前にそこにいた魔を邪魔者扱いし、排除討伐しているのは人間です」

「そういう行為を自粛させようとした、エルフや妖を追い払ったのも人間です」

「冒険者ギルドはその暴走を 無益な魔討伐を抑制する組織でもあるのです」

「スマホの討伐履歴は討伐しすぎる 暴走した冒険者の管理もしているのです」

「ショウリも気をつけてください。強すぎる力は無益な爭いを生みます、利用されます、粋いきすぎると恐怖をじさせます ショウリはまだ魔も人間も知らなすぎます」

「ショウリは 変わらないでほしい このままでいてください 希します」

ミーゼは涙を流していた

「もう ショウリ 助け… ミーゼ泣いてる?」

エスプリが來た

「ショウリ ミーゼを泣かせた? ミーゼに何かした?」

「な 何も 何もしてないよ」

ミーゼは涙を拭きながら

「何でもないですよ ショウリは何もしてませんよ エスプリ」

「ショウリに會えて嬉しいと話していただけですよ」

エスプリはミーゼに抱きつき

「エスプリボクもショウリに會えてよかったと思う ミーゼと一緒」

ミーゼも抱きしめ返し、二人は微笑んだ

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ミーゼの「ショウリは…」「ショウリは変わらないで」、「は」と言った ということは ミーゼの過去に 変わった人がいた…

今は聞くのはよそう、ミーゼが話してくれるのを僕は待つ事にした

∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴

「ねぇ ミーゼ、僕の世界ところには年始にお節おせちって料理があるんだけど、こっちでも そういうのあるのかな?」

「お節おせちですか?ミーゼわたしは聞いたことがないです ですが、年始用の料理はありますよ」

「あるよ」

「あるんだ」

「ミーゼ作れる?」

「作ったことはありません が、たぶん出來る思います、食材さえ揃えば…」

ミーゼは食材を揃え、こっちの世界の新年の料理を作ってくれると言った

エスプリもダミエナ、オリエナも手伝ってくれる事になった

僕らは移式家キャンピング・ハウスに戻った

「ミーゼ こっちには 蕎麥 ってあるの?」

リビングのソファーから、臺所で料理をしているミーゼに話しかける…

臺所から

「ソバ? ミーゼわたしは 知りません」

「エスプリボクも 知らない」

「シーレンわたしも 聞いたことありません」

「ソバは 聞いたこと無いです スイレンわたし それは、どんな食べなんですか?」

ソファーに座っている

「エナワタシも ソバ は知らないですわ」

エナは何か本を読んでいた

「麺、蕎麥という 植から作る 細い麺 作り方で黒っぽい麺になったり、白い麺になったりするんだ…僕も作り方は詳しく知らないけどね」

「バカデ俺は、聞いたことがあるような、無いような…はっきりと無いと否定できん、ぼんやりした記憶があるな 細い黒っぽい麺 竜人の里にそんな食べがあったような? ソバと言ったかどうか覚えてない」

「僕は、蕎麥を好きってわけじゃないけど、年越し蕎麥っていう習慣があるから、こっちにもあるかなって思ってね」

「食べたいわけじゃないんだ」

「ショウリ様、食べたことがあるそのソバをなぜあるか?無いか?聞かれるのですか?」

「「「あ」」」

真実を知る エスプリとミーゼと同調シンクロした

シーレンさんも、エナもスイレンもバカデさんも、僕の真実を知らないから

本を閉じ

「何か 隠してますですわ」

「ショウリ お前なぁ」

「ミーゼさんとエスプリさんは ご存じのようですね」

【神眼】でバカデさんが、悪い人でないのは判斷している

霊のシーレンさんやエナやスイレンが、僕のを話回るとは考えにくい

僕は話した この世界が僕の本當の生まれた世界とは違うこと、壽命の事、父さんと母さんがあっちの世界でこの世界に関わっていること、神が存在することを

「ショウリ お前なぁ… 神によってこの世界に転生させられていたとは…」

「ある意味 納得ってことでしょうか ショウリ様の常人離れしたお力は…」

「ショウリ様のお父様とお母様が 今も見ておられるのでしょうか?」

「こっちの世界にも 話しだけ 噂だけですが 神が存在するらしいですわ もしかすると本當に存在するかもですわ」

「…」

スイレンさんがし挙不審になったのを僕はじた

「…」何か知ってるのかな?

「ミーゼは麺のレシピ知ってる?」

「ヌウトルならわかりますよ」

「ヌウトル? ヌードルじゃなくて?」

「こっちは ヌウトルと言います 同じものかわかりませんが、こっちの麺料理に使う麺です」

「小麥を水と塩で練って、延ばしたものが手延べヌウトル…切ったものが手打ちヌウトルです」

「それだけ聞くとむこうの麺と同じだね」

「それに調理師が魔力を込めるとパンの元が出來、焼けばパンにります ミーゼわたしにはそこまでのスキルがありませんから、パンは作れません」

「ダミエナワタシ作れますですわ パン」

「オリエナわたしもパンもヌウトルも作れます 材料があれば出來ます、オーブンもありますし」

“もしもし エスプリ 小麥持ってる?”

“あるよ”

“ポーチ渡すから れてもらえる?”

“うん”

僕はポーチをエスプリに渡した

*パーティーボックス*

〈共有〉

小麥の袋 15

ポーチを返してもらい

「じゃ、これで 年越しヌウトル食べようか? 明日から、焼きたてパンを朝食に食べられるかな?」

ポーチから、小麥の袋を5出した

食料倉庫に直す

臺所でオーブンを改良

『ファイア』前面魔石硝子以外の全面加熱(調整可能)

『魔力貯蔵マジックタンク〈★★☆〉』

を付與した、ダイヤル式の各面火力調整、

メニュー別に火力記憶機能付&タイマー付

加護最高\(^o^)/

「ショウリ お前なぁ」

バカデさんが、呆れる

殘り1815日

僕は、モンスターたちに名前を著けた

みつお = 三尾酒コーピオン

ステー = スネークテール・クッキータートル(蛇)

クッター = スネークテール・クッキータートル(亀)

だん = 大ダンゴワニ

まめじー = 四手豆投げ巨人

たまこ = 卵星テントウ

たまみ = 卵星テントウ

モモコーン = 二角ピンクユニコーン

〈作者の呟き〉

次回はガチャです 正月初ガチャ祭

読み応えは期待でないかも知れせん

フォローが20を越えました、『いいね』『フォロー』『メッセージ』これからもよろしくお願いたします

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