第７章　マスター権限

第２４０話　究極金屬ウルティマコンの加工？

前回のあらすじ。

父さんと母さんにメールで怒られる。

ドウドウゾ村を出発、囚人収容の鉱山に行く。

鉱山への山道は勾配もキツく、囚人護送の際、登りは二頭引きにしている。食料の輸送も大変、一部自給自足、野菜等を栽培しているが、や魚は長期保存が効かない。冷蔵庫が無いから。

これからの馬の事を考え、凹凸を減らす。

鉱山のり口、城壁とやぐら、大きな門が見えてきた。

「じゃエナ、ワナキオさんを迎えに行ってもらえる？」

「解りましたデスワ」

門の前にハウスが著くと、エナも戻ってきた。ワナキオさん、ポーターさん、デルナルドさんと知らない人を連れてきた。

門番が驚いて、臨戦態勢になったのは言うまでもない。自走する移式家キャンピング・ハウスが近づいてくるのだから。メール登録をまだされていなかったので、連絡がいってなかった。

「ワナキオさんだけじゃ、無かったんですね。」

「俺だ！　サンタだ！　心配は要らん！門を開けろ！　ギルド本部からギルドマスター達の抜き打ち視察だ。」

「どういうことですか？」

「言ったろ、抜き打ちの視察だ。はははっ」

ゼロックスさんは笑って誤魔化す。

門が開く、最初に目にったのは門。

二重城壁造りの監獄？鉱山？【神力拡散】で確認。　この鉱山は、特定の鉱の鉱山では無かった。　銅、鉄、銀、金、ミスリル、オリハルコンの他に、ルビー、サファイア、エメラルド、ダイヤモンド…、寶石も採掘出來る変わった鉱山の様です。【神力拡散】で、大の場所は解った…、教えようか？黙っておこうか？

２つ目の門が開く、正面に３階建ての木造の建…監守の宿舎。左右に石造りの２階建ての建…窓に鉄格子、獄舎。獨房と雑居房。用と男用。

監獄の視察です、ワナキオさん、ポーターさん、デルナルドさん、ゼロックスさん、サンタさん、僕(シッター憑依の車イス)、バカデさん、くも爺さん、ロン、ゾウダさん。

奧様方は、お留守番。

「殺人、竊盜、放火、強、拐、人売買、橫領、贈収賄、詐欺…、んな罪狀で収監されているですよ。　魔法裁判で更正の余地有りと判斷された者に限りますが、軽い罪でも魔法裁判で黒と判斷されれば、死刑又は別の監獄です。」

※殺人…正當防衛、不可抗力。

※黒…重大な犯罪を起こす可能大。

僕のオーラ判斷の様なかな？

それとも、イヴのスマホかな？(閻魔帳)

一通り、視察。

〈監守の宿舎の會議室〉

「で、僕にどうしろと？」

「門を『喋る門』にしてしい」

「２つとも？」

「外側だけでもいいよ」

「その他には？」

「ギルドのカウンターと同じ機能を持ったカウンターの設置と、隠し持った鉱の回収裝置の設置。」

「はぁ？　何故？」

「スマホで鉱の運搬をするためだよ」

「収納ストレージアプリを使いたいと言うことですね。検査を簡単にしたいと？」

「それから？」

「囚人転移用の魔法陣の設置。」

「囚人を移送する手間を簡素化したいと？」

「移に何日も何人もかかると経費もかかる。移送中に仲間を取り返そうとする連中もいるしな、護衛が死ぬこともある。」

「囚人だけでいいのですか？」

「ふん、言わせるか？　代要員の転移、食料等の転移もしたい。」

この話についてこれない方が居る。

「じゃ、１つづつ、片付けましょう。ポーターさん、ポケットの中の引換券を渡して貰えますか？」

「何故、私が持っているのを知っている？」

「僕だから」

「はははっ　ショウリなら、解るか」

喋る門の引換券、け取り現化する。

外側の門に設置。

「ここは、監獄です、外からは勿論、中からの走等にも注意して監視して下さい。」

「仰せのままに」

「はい、１つ終わり。」

側の城壁を、究極金屬ウルティマコン筋コンクリート製に建て替える。

「究極金屬ウルティマコン筋コンクリート？」

「ショウリ、お前なぁ…」

呆れる方と、ついてこれない方が居る。

「次は、収納ストレージアプリの件と回収裝置の設置」

鉱山の出り口に、魔法陣を設置。ハウスの室魔法陣の応用、ハウスの室用は水を通過させないため、ずぶ濡れでも、魔法陣を通れば、服が乾く、隠し持った鉱を通さない、鉱だけを別の場所に転移で回収。

商業ギルドを建てると自的に買い取りカウンター機能が付く、なので、鉱山出り口に商業ギルド小　屋を建てた。スマホを乗せるカウンターパネル、作モニターが付いたカウンターが出來る。

ポーチから木材を出す

ピコッ『建築スキル発』

ピコッ『種類：商業ギルド』

ピコッ『材質：木造』

ピコッ『構造：小屋』

ピコッ『建築する　[はい]　[キャンセル]』

[はい]　ポチッ

見る見るうちに、木材が組み上げられ小屋が出來た。

「これは、商業ギルドかな？」

「カウンターだけの設置は、複雑なので、商業ギルドを建てました。」

「幻じゃないよね？」

「これは、本です。収納ストレージアプリをこれで使えますね。終了っと。」

「ショウリ、お前なぁ…」

呆れる方と、ついてこれない方が居る。

「この舎も古いみたいなので建て替えます」

リフォームモードを選択し、テロップに従い建築すると、古い部分が張り替わる。

『防寒』『耐火耐熱』『コーティング』『魔法霧散マジウザ』付與

「はい、完了」

「ショウリ、お前なぁ…」

呆れる方と、ついてこれない方が居る。

左右の監獄をリフォーム。

今は、全員坑道で作業中、中に囚人の私が有るが

テロップに従い建築、究極金屬ウルティマコン筋コンクリート(神石の末り)に、鉄格子も究極金屬ウルティマコン製。

『小と大ナノデマクロ』で軽量化してます。

「はい、終了。　鉄格子を究極金屬ウルティマコン製にしておきました。」

「また、究極金屬ウルティマコン？」

「ショウリ、お前なぁ…」

呆れる方と、ついてこれない方が居ます。

食料保管庫(倉庫)新築

テロップに従い建築、究極金屬ウルティマコン筋コンクリートの倉庫、張りに神木を使う。

「普通の倉庫かな？」

「いいえ、外壁と壁の間に氷があります、小さくしてますが、１００トン分の氷です。魔力で溶けない様にしてます。庫ー１℃の保冷庫です」

ロックリバーで手した氷が役に立つ。

水の霊に管理を任せる、１０００年は保冷庫として使える。

広さも３０日分の食料は余裕で保管できる。

今までの倉庫は、そのまま。

倉庫の橫に、食料用の転移魔法陣を書いた部屋。

「この部屋の魔法陣で、帝都ススペードから、食料が転移出來ます。」

冒険者ギルドに、転移魔法陣が設置される。

「ショウリ君、ギルマス代わる？」

呆れる方と、ついてこれない方が居る。

「囚人用の転移魔法陣は、どこに設置します？」

「用と男用を別けて、例の長を変える効果を付けてもらえる？」

別監獄の１室に転移魔法陣を設置。

・ギルドマスターの許可で作。

・１人づつ転移させる。

・メールで、確認しながら、転移させる。

・長を上限１７０センチにする。

(ステータス上限を２００に設定、今までは奴隷の腕や首で拘束していた)

(・転移の際、『小と大ナノデマクロ』で、悪意を小さくする。これは、僕の勝手な付與)

※転移で不法侵、走等を防ぐため、許可制、単転移。

『抜き打ち視察』の言葉に揺した監守が居た。　【神力拡散】診斷で、怪しい人は『小と大ナノデマクロ』で、治療？

橫領、罰(待)はやらなくなる。

「後は、ギルド本部へ魔法陣を設置すれば、完了ですかね。」

「ショウリ君、隨分究極金屬ウルティマコンを使ったみたいだけど、究極金屬ウルティマコンって、希金屬なんだけど、どこで手したのかな？」

「えーっと…、シーズーとガチャで？」

僕は、噓が下手みたいです。

「便利だな、収納魔道は、羨ましい」ニヤニヤ

ゼロックスさんも、信じてないみたいです。

「シーズーのセーブポイントは究極金屬ウルティマコンの山の上だったね。階段を造ったんだよね。」

「監視用に、監視眼モニタリングアイモニターを付けてもらえる？　『スタトベガス』に付けた切り替え畫面のヤツが便利かな？」

「ワナキオさんの仰せのままに。」

ワナキオさんには、誤魔化しは通じない様です。

獄舎の廊下、鉱山の出り口、坑道、門の出り口にカメラを數ヶ所設置、監視室に監視眼モニタリングアイモニターを設置。

録畫、スロー再生、拡大機能も著けておきました。

呆れる方と、ついてこれない方が居る。

～　提案　～

「囚人達にも、運をさせてみては？バレーボールやバスケットボール。サッカーとか？」

囚人がサッカーやバスケットボールをしているシーンを見た経験から提案した。

鉱山には、そのスペースが確認出來ていたから。

「そんなことする必要有るのか？」

「囚人のストレス解消に、スポーツしたり、音楽を聞かせたり、演奏させたり、手に職を付ける為に、農作業以外に、木工作業や製作業なんかをさせてはどうですか？」

「それは、直ぐに決められないね。スキルや特技は々と不都合も多いからね。　參考にはさせてもらうよ。」

この鉱山には魔力がない囚人が多いのは、スキルや特技で何か出來ない事を考慮して、態々鍛えてやる必要は無い。

この世界は罰金刑と死刑、罰金が払えなければ鉱山作業、基本鉱山作業から解放される時は、普通の回復魔法で回復出來ない狀態の時。罰金を払う前に移送費・宿泊費・食費等も支払わなければならないから。殆どが一度獄すると出られない。

「その案、児養護施設・孤児院に造って貰えないか？」

デルナルドさんが、スポーツ施設、職業訓練施設の設置を希した。

「そうですね、その件は、デルナルドさんに任せましょう。今は、この鉱山の事で集まってますから、後日改めて…。」

デルナルドさんは、孤児院等の管轄・責任者だった。見た目は、怖いおじさんなのですが、人は見かけによらないのかな？

ワナキオさん達は監守達とメール登録を済ませ、スマホ新機能、マップアプリや収納ストレージアプリをダウンロード、驚いたことは言うまでもない。

移が大変だったので、勤務期間が１年だったが、転移で代を容易に出來る、今月末に代が決まり、歓喜する監守達。

と言うことで、帝都ススペードに転移。

「すいません、カーバーサービースさん、転移で都しました。直ぐに帰りますが…。」

ギルド本部地下、牢屋の施設が有るところに、転移魔法陣を設置。(代監守、囚人転移用)

※ギルドマスターの許可(タブレット作：転送履歴も殘る)で作。単転移、今はドウドウゾ村ボーリア側の鉱山『アヤカル収容所』のみ

〈ギルド倉庫〉

転移室を増築、転移魔法陣を設置。

※ギルドマスターの許可(タブレット作：転送履歴も殘る)で作。食料等の転移に使う。

「これで、全て依頼は完了ですね。」

「依頼報酬は、これでいいかな？」

ギルド的には不要品の有効利用。モンスターのカード引換券。數百種類、約１０００枚以上。

「僕に園…魔獣園でも造らせる気ですか？」

「何だ？それは？」

「あ～　(また、やっちゃいました？(--;))　知らないなら、いいです。忘れて下さい。」

魔や魔獣を見せにしたら、エスプリやルージュ、まゆがイイ気がしないと思う。

まだ、向こうの世界の考え方が出てくる、この世界の考え方になりきれない。

便利な時とそうでない時の差がある。

引換券をけ取り、冒険者ギルドを出る。

「デルナルドさん、行きましょうか？」

孤児院・養護施設の代表者にデルナルドさんと會いに行く事になっていた。

殘り１７４３日(2月18日)

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