《これって?ゲーム?異世界?》第9章 第281話 |竜宮城(ドラゴンシーパレス)再び?

第9章 男冒険者のロマン、地下迷宮ダンジョン

第281話 竜宮城ドラゴンシーパレス再び?

前回のあらすじ。

タクマとサチ先生は、戻った。

イーベル、シャンテ、ヒマワリ、マナ達に絆の指と(へそくりの)耳飾りをあげた。

イヴ、イーベル、シャンテ、ヒマワリ、マナは神界に帰った。

タクマとサチ先生が、疑似験を終え戻る。

目を覚ますと、イヴ、イーベル、シャンテ、ヒマワリ、マナ達が、神界に帰っていた。

今朝も、ミミーの腹の上ジャンプで起こされた。

「おはよう、ミミー」

エスプリ達は、起きてきた。

朝食を済ませ、ハウスから、出る。

ハウスは、港に停めたままです。

港では、海賊船の改裝が始まっていた。

冒険者ギルド ギルドマスターシャク・ハチさん、商業ギルド マスターカスタ・ネットさんが居た。

「おはようございます。シャク・ハチさん、カスタ・ネットさん」

「「あっ、おはようございます。ショウリさん」」

「海賊船これどうするんですか?」

「商船に改裝して、使います。」

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「元々、商船を海賊達に奪われたですから」

「そうだったんですね、沈めなくて良かった。」

「「あははは」」ひきつった笑いが起きた。

「あっ、カスタ・ネットさん。これ、造ってみませんか?」

僕は、蒸気外船の設計図を見せた。

海賊船の改裝をしていた數人の船大工が呼ばれ、あれこれ見解を述べる。

「ショウリさん、詳しく話せませんか?立ち話も何ですから、そこの詰め所ででも」

商業ギルドや冒険者ギルドより近い、港の警備の詰め所で話すことになる。

大工が2人、ハチさんとネットさんと、僕。

「これを造っても良いんだな?」

「出來ますか?」

「出來るか、出來ないかなら、出來る。」

「だが、使うのなら、このままじゃダメだ。」

「え? 僕、もう既に使ってますけど…?」

「へ?」「何っ?」「「え?」」

もう一度、港に行き、ポーチから蒸気外船を出す。

ドッポーン ザブン

「…「なんですとぉー!?」…」同調シンクロした

「やっぱり、無理だ」

「何がですか?」

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「こいつは、蒸気でく船だろ?」

「そうです」

「で、(設計図を指しながら)ここが心臓部、蒸気機関だよな?」

「そうです」

「こいつの魔力はどうしてる?」

「火屬の魔法を使ってます。」

「どれくらい?」

「へ?」

「さぁ?」

他の造船所の船大工からは指摘されなかった、魔力供給に関する問題點。

船の形は造れるが、余程の魔力が無いと稼働できないらしい。

薪などの燃料を燃やすには狹い、薪などの燃料を積む場所も設計図には無い。

この世界にはまだ燃料は無いし、石炭も無い。ランプは、有るが…、油、植油の火力ではランプが限界。それに魔法を使うため、油も殆ど流通していない。

「魔石があれば、なんとかならんでもないが…。火屬の魔石が中…、いや大だな、魔石の大があればかせる」

この船大工は魔法にも強い方の様です。今までの船大工とは違うみたいです。

結論、火の魔石(大)の希から蒸気機関の改造が必要だとなった。

「あの~、宿屋の給湯はどういう仕組みなんですか? 魔力寄付ドネーションで、設備使えてますよね?」

「!?」「その手があったか?」

蒸気外船をく宿屋扱いにすれば、魔力寄付ドネーション裝置で、なんとかなりそうだと。水の心配も解消する。

商船ではなく、客船にすれば…。

魔力寄付ドネーション割引で…。

魔力チャージに何人の魔力持ちが必要かは置いておいて…造ってみないと解らない。

造って、みることになった。

「ところで、ショウリさんは、蒸気外船これかせるのですよね?」

「はい、勿論」????? 何が言いたいの?(・・;)?

「どれくらい、魔力使いますか?」

「さぁ?減らないので解りません」

「へ?」

「200くらいだと、使うより、回復が早いので」

「…「なんですとぉー!?」…」同調シンクロした

※200普通の魔法職が回復に一晩かかる

船大工達の船見學で出発が遅れて10時を過ぎた。

空飛ぶ絨毯を使わず、蒸気外船でマルチアレを目指すことにした。

船員を雇い、マルチアレまで蒸気外船の船をしてもらう。

夜も普通の船の移と同じようにしてもらう為に。クラブメンバーに船のスキルを持つ者が居なかったので。

で、こうなる。

ロン、ライト、デューク、スキマ、シーレン、スイレン、まゆ、ルージュと僕に、『船』の特技を付與した。

魔石の話が出たので、水の魔石と火の魔石を使っている。

水の魔石…水溫が上がらない程度の水量、蒸発した水量を補充

火の魔石…蒸気圧が下がらない程度の熱を発する。(水の中で、焼石を鍋にれたじ)

僕は、遠距離で魔石のコントロールが出來るから、この方法が使えるが外部から魔石のコントロールが出來れば、魔石の蒸気機関も出來ることが解った。

かせる蒸気圧になるまでに數時間かからことも解った。(僕は待てずに魔力をあげたけど…數分で出発しました。)

また、問題が発生した。外が水をかく音が意外とうるさい、魔か寄ってくるかもしれないと言う。

これも、地球の常識では想像も出來なかった(--;)

そういえば、海賊王のマンガでも船の底に魔避け加工を著けていた様な気がする。

「魔が寄ってこなく何か無いですか?」

「海の魔は自分より強い魔力には近づかないのですが、この辺りにはクラーケンや大化けダコや巨大海ガメが出ます、それより強い魔力になると…、」

僕は魔力を出すと大変な事になるので普段は押さえている。【神力拡散】は魔力とは違う。

僕は、『ナビレーダー』で知後に魔力を上げれば襲われないけど…。

知識神『イーベル』が居たら、聞けたけど

解らない事は、解る人に聞く。

ということで、

竜宮城ドラゴンシーパレスに來ました。

「ねぇ、亀仙人さん。海の魔は自分より強い魔力には近づかないって、聞いたんですが、クラーケンとかより強い魔力を持って、船の加工に使えるって何かあります?」

「船を襲われなくするのか?」

「えぇ、そうです。」

「お主が、乗っていれば襲われ無いだろうよ」

「商船や客船に使いたいのです。それほど手が困難でないが理想なんですが…。」

「ん~、寢てるヤツでも起こすか…。」

「寢てるヤツ?」

「著いてこい」

亀仙人はエンシェント・タートルの姿に戻り、僕を乗せ深海を移、『無の空間ナインラウーム』の様なシールドが張られ、水圧もじない、呼吸も出來た。

暫く海を潛る、深海20000メートル、【神力拡散】

ん?【神眼】生…山の様にデカイ生…モンスター、タコ?

「アイツだ」

「デカイね」

「デカイだけだ」

「ダコだね」

「あぁ、タコだ」

水の中でも會話が出來る。魔法って、便利。

『ウォーターボール』ドッカーン

エンシェント・タートルの口から放たれた水球は10メートル位の水の塊になり飛んでいきタコに當たった。

船でも々になるだろう『ウォーターボール』

エンシェント・タートル自分と同じ大きさって?(--;)

「ん~、後、五分…。」

何でしょう、寢てる人お決まりの臺詞(--;)

ドッカーン 2発目が放たれた

「おい、起きろ!」

「なんじゃ~、誰じゃ~、グゥーグゥー」

(--;)また寢た

ドッカーン 3発目が放たれた

3発當たってもかすり傷も無い(--;)亀も亀だが、タコもタコだ。

ズ ズ ズ グニャグニャ ズズ ギロリ

「なんじゃ~、エンシェント・タートルか」

エンシェント・タートルは、長10メートル、このタコの目玉は20メートルはある。

タコには、僕は眼中に無い。

説明タイム

「ということだ、お主の墨を貰えんか?」

ギロリ やっと、僕を見てくれました。

「エンシェント・タートルをカードモンスターにしたのは、お前か?」

「はい、ショウリと言います。」ペコリ

エンシェント・タートルの甲羅の上で、胡座あぐらをかいた狀態で頭を下げた。

「ワシと勝負して、勝てたら、墨をやっても良いぞ」

「がははははっ、腹が捩よじれるわ。お主(ぬし)が主(あるじ)に勝てるはず無かろう。がははははっ」

ブチブチブチブチ 何かが切れる音がした。

「うぬごと捻り潰してくれるわ」

タコの足が、エンシェント・タートルにびる

『小と大ナノデマクロ』『タコトレール』

タコが、僕の掌の中に収まる

「…」聞こえません

『小と大ナノデマクロ』聲だけ大きくしました。

「な 何をした?」

「がははははっ、ほれ見ろ。がははははっ」

エンシェント・タートルは見えないでしょう? 甲羅の上の僕の掌の上ですから(--;)

「捻り潰してもらえます?」

ウネウネと指に絡まるがこそばい(※)

「もう、降參したらどうだ。」

エンシェント・タートルは、笑いすぎて泣いていた。

「エンシェント・タートルをカードモンスターにしたと言うのは、噓ではなかったのだな…、良かろう。ワシも主ぬしのカードモンスターとなろう。」

ボン 手の中でカード化した

その頃

船は、順調に進んでいた。

殘り1723日(3月8日)

こそばい…くすぐったい

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