《【嫌われ質】自覚したら最強?かも》(22)ランクSとの模擬戦

(22)ランクSとの模擬戦

茶屋でオヤジを挑発したら、模擬戦を申し込まれ、承諾した。

「武は?」

俺は、ランドセルから魔法のステッキ(爪楊枝サイズ)を出し、2メートルの棒に使う棒の狀態にした。職業役者アクターを棒使いにした。

棒使い、棒スキル補正発

「ほう、驚いたぞ。 変形するのか」

々と」

「俺は、これを使わせてもらっても良いか?」

真剣の長剣

「良いですよ」

「おい、だいすけ、真剣だと解っての承諾か?」

「大丈夫です、當たりませんから、木刀も真剣も関係無いです」

「相手は、元ランクSのドラゴンスレイヤーのキッドさんだぞ。それを解って言っているのか?」

顔のキズはドラゴンに付けられたのか?

「『鑑定』のスキルは持ってるんで、見えてますよ。だから、素手ではキツいかなと思い、武を出しました。」

「上から目線か?俺も舐められたもんだな」

(『鑑定』持ちか…実力を解って、まだ余裕? なら、本気を出しても良いって事だな…。)

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茶屋から離れ、構える二人。

「お願いします。」

ステッキ(棒モード)を両肘に乗せるような姿勢で手を合わせ、頭を下げ、禮をする。

右手で長剣を構え、左足を引き

「あぁ」

俺はステッキ(棒モード)を左手が前、右手が後ろで持ち、右足を引き構える。

「行くぞ。 ハッ!」

キッドさんが突っ込んでくる。

上段からの降り下ろしと見せての、(俺の)左に回り込みながらの左脇への攻撃。

バックステップで後ろへ飛ぶ、一瞬魔力を高めた加減を間違え、3メートル以上飛んだ。

今の攻撃は、真剣でする攻撃では、無い…當たれば致命傷になっただろう。

最初の間合いより、遠くになる。

「速い!」「見えなかった」「何だ今のきは?」「見えなかったレロ」「瞬間移?」

「二人のきが見えなかった…。」

キッドさんのきも俺のきも見えてない。

見えてなかったから、當たれば致命傷になるような攻撃も気づきはしない。

「…「凄い(魔力)…。」…」キッド、グッドモーニング等の心の聲が同調シンクロした

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「もうし、手加減しないとダメですね」

との戦いで避ける時は相手にみあった反撃できる距離にが無意識に反応し、キッドさんの距離は、3メートル以上。彼は強い。

「まだ言うか?」ツッー 汗が流れる

言うだけの実力があるのも解る。

キッドさんが突っ込んでくる

俺も右足を前に踏み出しながらの突き。

「なっ!」余りの速さに付いてこれないグッドモーニング観戦者も。

ばしたステッキの端を持っての突き、リーチ3メートル以上、カウンターで、キッドさんの左肩に當たる。

「ぐっ」

手首を捻ひねる 服が絡まりきが止まる

右足を軸に左足を前に、上半を捻るように右腕をばす

キッドさんが飛ばされる

辛うじて踏み留まる

左腕がだらんと落ちる…

「まだ、やります?」

「全然本気で無いヤツにここまで虛仮コケにされるとはな」

「すいません、対人戦初めてで、加減が解らなくて」

めになってないぞ」

キッドさんは剣を下ろした。

俺が衰えたのか? それともこいつが化けもんか?

「… 負けだ」

対人戦初?後者だな…化け

「『狀態異常回復アヌマリディタ・レフェクティー』」

臼を治した

「ヒール要ります?」

「好きにしろ」

「『ヒール』」

驚きすぎて言葉も出ない『グッドモーニング』と者達&カンブンさん。

俺は、ステッキ(棒モード)を爪楊枝サイズにし、耳の上に隠す。

「やっぱり、だいすけは凄いね。」

ウナが譽めてくれた

「ありがとう」

「ありがとうございました」

「お前の名前は?」

「あっ、俺はだいすけ。ごしき・だいすけです。」名乗ってなかった。

左肩を回しながら治ったことを確認

「お前のランクは?」

「冒険者仮登録です。これから王都センターに行って、飛び級試験をけます。」

「か…、もう、立ち直れん」項垂れるキッドさん

仮登録、対人戦初、手加減されて負け、魔法で回復される…、立ち直れん

「だいすけさん、お強いですね」

敬語になるフェイス。センガンは固まっていた。

「はははっ、俺の目に狂いは無かったな」

乾いた笑いのシマザメ。

「だいすけ様、年上はお嫌いですか?」

「だいすけ~、トッティは嫌いレロか?」

二人が大人の気でアピールしてきた。

「間に合ってます」

「出発しません? カイブンさん。」

まだ、お茶も頼んでいなかった。

お茶とお茶菓子をもらい

きちんと休憩。

「アタシの奢りだよ」と、茶屋の中からポッチャリのが出てきた。

「だいすけ、あんた 強いね。家の人を子供扱いにするなんて」

バンバンと背中を叩く

※家の人とは言っても、夫婦では有りません。

茶屋の共同経営者、防衛線の警備、及び連絡係り。

も元ランクQの冒険者です。

「連絡しとかないとね、キッドが仮登録の坊やに負けたって」

笑いながらメールしていた

キッドは、止めようとはしなかった。

「推薦しといたよ、センターの本部で歓迎されるだろう」ニコニコ

「推薦?」

「あぁ、飛び級試験の試験管のレベルが上がる。家の人より上に。」ニコニコ

Sの上って、

金(T)、白?(U、V、W)、黒?(X、Y、Z)

「嬉しくない、歓迎ですね」

お茶を飲み終わりお禮を言う

「ご馳走さまでした。」

商隊は、茶屋を後にする。

あのステータスは、本だったのですね…、測定の故障・誤作では無かった。

ドラゴンスレイヤーで元ランクSのキッドさんを倒してしまった。

あの武も神級なのでしょうか?

強くて、魔法も使え、服を作るスキルもお持ちでお若い…。

だいすけさんは、きっと貴族になられるでしょう…、機嫌を損なわないようにしないといけませんね。

カイブンは、だいすけと知り合えて、神に謝していた。

その後、トラブルも無く、宿泊予定地に到著。初めての野営。

荷馬車を集め、魔の襲撃に備え、テント等を準備する。

夜食も干しと堅パンと(を水で溶いた)の無いスープ。

俺は、匂いを考慮して、おにぎり…三角のおにぎり、はオカカとコンブと梅と辛子明太子。ランドセルからイメージで出した。

竹の水筒にお茶。

旨そうに食べる俺を羨ましそうに、あれは何かな?不思議そうな視線を向ける面々。

この世界ではまだ、『米』は珍しいで、おにぎりなんて見たこともなかった。

「シャワーしますけど、します?お湯も出せますよ」

異世界、道中の王道イベント?

ルーシー、トッティ、ダッコが涙する。

土壁のシャワールームと室、カーテンで仕切る。二人はれる広さ。

魔法のステッキの先にウォーターボールを作る、40℃のお湯の玉。壁に貫通させ反対から魔力を込めるとシャワーのようにお湯が出る。ステッキを10メートル程の長さにしているので、覗きだと疑われる事はない。

お風呂を造れるが面倒。

「だいすけさん、パーティーらない?」

「間に合ってます」

「一緒にシャワーしない?」

「間に合ってます」

ステッキの事も、聞かれたが、教えなかった

「夜の見張りは俺やります、皆さんは休んで下さい、代も要りません。 二年ほど魔の多い、森で一人で過ごしましたから、任せて貰って構いません。」

者は休ませてもらいますと荷馬車の荷臺に丸まる。カイブンさんと商人は、者席に橫になる。

『グッドモーニング』は、流石に一人に任せられないと、センガンとフェイスが代で起きてきた。

夜も何もなく朝を向かえた。

俺は火の見張り、時々魔力を込める。草原で薪になるようなが無かったからだ。

育座りで膝に頭を乗せ、短時間の仮眠を斷続的にとる。『サーチ』の範囲に魔の気配をじないので問題なく仮眠がとれる。

センガンもフェイスも火の対面に座るが、俺には話しかけて來なかった。

この世界には月が二つ有るようだ。

星空も日本では考えられないくらい綺麗だ。

星座的なものは解らんが、両手を後ろに著いて、星空を眺めていた。

一つの月が沈み、殘った月が段々明るく、大きくなっていく? 太

「朝だな」

センガンが、呟く。

何だ、この世界は、星太?が明るくなったり暗くなったりするのか?

異世界、半端無い

§§§§ ステータス(金) §§§§

名前:ポーマード=リ・キッド

種族:人族

職業:茶屋店主/長剣使い(元冒険者)

別:男 (52歳)

分保証クラス:冒険者ギルド非常勤

素質:豪快

レベル:73/100 [ ー ] [ S(金) ]

P・C:

健康狀態:良好

※ドラゴンスレイヤー

§ § § § § § § § § § § § §

H P:1416(/1416)

M P:1193(/1193)

攻撃力:1754(武+250)

力:1742(防+100)

魔攻撃:320

魔防:320

力 :726

丈夫さ:845

魔 力:7

敏捷:573

用さ:568

賢 さ:1544

運 :60

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

通稱:キッド

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