《【嫌われ質】自覚したら最強?かも》(68)迷い人と…?
(68)迷い人***と…?
「君に會わせたい人が居るんだよね」
と、『迷い人』を紹介された
「は はじめまして(ペコリ)、ワ ワタシ、イダリベス・ブ=ランコって言います」ペコリ
ステータスもし冒険者より上ってくらいの數値のの子、特に異質なはじない。
強いて言えばうさ耳の獣人だと言うくらいか?
「ランコは、ウサギの獣人なんだよ」
まんまだ!(思わず、心の中で突っ込んでしまった)
「獣魔帝國〈帝都サファリ〉の、魔獣州(ビーストリア)と言う都市で、強制召喚された犠牲者なんだ、この世界にだいすけ君とは違う、訪問の仕方をしている」
「魔獣の國にウサギ? 何かの実験か?何故、ここに居る?」
「それは、彼のスキルのせい」
「スキル『ホップ・ステップ・ジャンプ』魔力次第で飛距離が変わるってやつか?」
「キャッ」
ランコが、を手で押さえ、を捻り、俺に背を向ける。顔が赤くなり、涙目。
「何なんだ?ステータスを覗いただけで、は覗いてないぞ」
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「ははっ、ステータス覗く時は一言斷った方が良いと思うよ。そのスキルで、國境を飛び越えてね。不法侵で、拘束されそうになった時に…」
「『ダッシュ』魔力次第で走る速度が上がる…で、逃げた?」
「キャッ」
今度は足の角度を変え、間を押さえた。
「何なんだ?今は鑑定してないぞ、は覗いてないぞ、さっき見たステータスを覚えてただけだろ」
「まぁまぁ、そして、魔力切れしてね。」
「でも、何故、彼が迷い人***だとなる? それだけで」
「今は話せるけど、その時は、話せなかった…言葉が通じなかったんだよ。私たちの知らない言葉を話していた。約2年前の事だよ」
「2年前? まさか?俺の転生と関係が?」
「だいすけ君は、転生***って、自覚があるのかな? 転生って、一度死んでから、生き返る事だよね?」
しまった…また、やってしまった。
「あなたは*死んだの?あなたも神様に會ったの?」
ランコが、立ち上がり聞いてきた。
演技では無さそうだ。
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「神様って、あの婆さんか? 『は*』って何だ?ランコは、死んでないのか?」
「(コクリ 頷く)ワタシは、死んだんじゃないみたい、世界の狹間はざまに迷い混んだって言ってた。この世界を管理してるって、言ってた、お婆ちゃんの神様が、そう言ってた。」
「この世界に神様について、々あるけど、お婆さんじゃないんだよね、でもない、男の神様なんだよね」
獣魔帝國には獣の姿の(男の)神、ディレクション王國には人の姿の(男の)神、他の國にも神が居る、共通點は男、容姿が獣や人間なんだそうだ。
「まぁ、転生監視神とか言う爺さんも居るから、神も1人じゃ、ないんじゃないのか?」
「へぇ~、転生監視神って神様にも會ったんだ」
しまった…また、やってしまった。
「あ、いや、で、ランコは、何で世界の狹間に迷い混んだんだ?」
誤魔化せないと思うも、話をランコに振る
「ワタシは、記憶が曖昧なんだけど、ワタシ木の上で休んでた時に、空間にが出來て、そのにっちゃった…、ワタシってそういうの無視できないの」テヘッと笑う。笑い事ではないと思うが…。
「その世界でもウサギだったのか?」
「(首を振る)違う、ワタシは、…ウサギになりたかったの」
「かわいくって、足が速くて、みんなにちやほやされたかったの…。」
「元の世界には戻れず、新世界に転生の時、ウサギになることにしたの」
ランコの世界にはウサギは居ない、語の中の生き、憧れの空想の生きになりたかった。
ウサギの姿になれて嬉しかったと、けど、言葉が通じず、スキルを使ったら國境を飛び越えたみたいで、兵隊さんに囲まれ怖くて、逃げて…、気がついたら檻の中だった。
ランコが、捕まった町〈ボーダー・フロント〉の冒険者ギルドマスターが王都センターに連絡、ギルド本部から派遣された副マス『ローマ・イ=タリア』のスキルで話せるようになり、センターに連行された?
本部監視の元、過ごしている …って、事らしい。
「通りで、ステータスが特別じゃ無いんだな、ウサギになるだけだったからか…」
姿をウサギにするだけだったから、スキル『ホップ、ステップ、ジャンプ』と、『ダッシュ』を貰った。
ランコの世界には元々魔力、魔法は、存在し利用していた。
「だいすけ君は、転生の時、どうしてもらったのかな?」
「教えん」
「不思議なんだよね? だいすけ君の話だと、元の世界と今のだいすけ君では、違いが多すぎる。(使えないはずの)魔法が使え、ステータスが異常に高くて、収納魔道のランドセルを持っていて…、不思議なんだよねぇ~」
「教えん、勝手に一人で妄想してろ」
「妄想して、一人でするのって淋しいんだよ」
ランコと紅が赤くなった。
「ギルマスでも、そういう事するのか?」
「妄想くらい、してもいいんじゃないかい? ギルマスも男だし…、あっ、別は関係ないか」
ランコと紅が益々赤くなり、頭から湯気が出てきた
この二人は、何を勘違いしているのか?
「ランコは、それで良かったのか?元の世界には帰れなくて良かったのか?」
「仕方ないから、考えないことにしたの、ワタシって、そういうとこ気にしないタイプだから」ニコッと笑う。笑って済ませて良いのか?
ランコの世界は家族と過ごすと言う習慣?風習?考えは無いらしく、親離れした後は、會うことは殆ど無い世界だと言っていた。
語の中のウサギに憧れ、夫婦に憧れ、家族に憧れ、この世界に來て、そういう世界だと知り、この世界で過ごしていきたいと思い始めたらしい。
「だいすけさん、ワタシと夫婦になりませんか?家族になりませんか?」
いきなりの告白である。
「だいすけ様は、私と夫婦**です、私とアメイヤと家族です」
「ワタシも一緒じゃダメなんですか?」
「はははっ、だいすけ君は、難の質かな? 々、報告聞いてるよ」
「この世界は、一夫多妻も認められている。実は、彼ランコ君は、この町を出たがって居るんだけど、彼の監視に適した人材が中々見つからなかったんだけど、だいすけ君なら、適任だよ」
「監視役と、夫婦は違うだろ?一夫多妻って、まだ、紅とも結婚はしてないぞ」
「おや? 紅君は、左手の薬指に婚約指してなかった?」
「あっ!」
俺、確かに紅の左手の薬指に指した…、それって婚約指?
言われるまで気づかなかった。
だから、俺と夫婦って言ったのか?
「だいすけ君正式冒険者になった最初の指名依頼だ。ギルド本部マスター、コン・トロール=リモートは赤ランク冒険者、ごしき・だいすけに『迷い人、イダリベス・ブ=ランコの監視役と任命する』イダリベス・ブ=ランコを君の行範囲に置くように。よろしく」
「なんだよそれ、職権用だろ。」
「(うるうる)だいすけさんは、ワタシとじゃ嫌ですか? ワタシと夫婦になってはくれないの? ワタシとは家族になってはくれないの?」涙目で言う。
「ちょっ ちょっと待て、良いとかダメとかの前に、俺はお前の事を知らない、夫婦とは知らない者同士はらないものだ」
「それは、違うよ、だいすけ君。この世界にも政略結婚や、親の都合による結婚はある、お互い初見で結婚することもあるんだよ。君のその考えは、君の世界の常識かい? それとも、君の考えかい?」
「…、俺の考え…拘りだ」
「なら、彼ランコ君の監視役を続け、彼のことを知るといい。結婚はそれからでも遅くはないと思うよ」
「だから、何で結婚になるんだ?これは、俺だけの問題じゃ無いだろ?」
紅を見る。
「ドラゴンは、強い者がメスを獨占するものです、メスも、強い者に獨占されたがります。強い子孫を殘す本能です。紅は、だいすけ様を獨占することは有り得ません。10人でも20人でも構いません。」
「ボクも、ウサギさん好き。ランコがママでも良い」
アメイヤが頭の上にうさ耳を出す。
「アメイヤ、それは不味い、竜人にうさ耳は無いから、ランコがママになっても、うさ耳は不味い。」
「そうなの?」
「おかしい…かな?」「竜人にうさ耳は居ません」
リモートも、紅も味方してくれた
アメイヤは、殘念そうに、うさ耳を消した。
ランコが驚いていたのは気づかない事にする。
俺は、イダリベス・ブ=ランコの監視役となった。
「只し、夫婦は保留、直ぐには無理」
「おかしくないかな? 紅君とは、直ぐ夫婦になったよね?」
リモートが敵に回った…
「だいすけさん、不束ふつつか者ですが、よろしくお願いします。」ペコリ
俺は、イダリベス・ブ=ランコと夫婦になった。
俺はまだ、貞なのに…妻が二人、子供も居る。
いいのか?
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