《【嫌われ質】自覚したら最強?かも》(77)ビューティーは貴族

(77)ビューティーは貴族

センター冒険者ギルドに、ビューティーの飛び級試験に來た。

付のおばさんともめた。

〈ギルド1階、バトル場〉

「今日の試験は、リモートじゃないのか?」

「そう言うな、ワシらとてこう見えても一応本部の副マスターしとるんじゃから、しは仕事させてもらってもいいじゃろう?」

「だいすけさんが、イダリベス・ブ=ランコさんの監視役に任命されたそうね。私もあなたなら、適任だと思うわ」

ビューティーは魔族、サキュバス、魔法も使う、槍使い

試験が二人 1対1を二回、魔法メインの一回戦ビューティーvs.ローマ・イ=タリア、槍メインの二回戦ビューティーvs.フィン・ランドー=ヘルシンキ、総合評価で合否を決める。

同時進行、アメイヤと、ウナ、ランコが従魔登録をする。

空飛ぶ絨毯?も、ユニコーン・ペガサスも驚かれた。亀は驚かれなかった。

無事、従魔登録を済ます。

※召喚の館でも、従魔登録は出來たらしい。

ビューティーの件が無ければ、あそこで登録まで済ませられた。

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第一回戦、本部副マスター魔法使いローマ・イ=タリアとの魔法使い対決。

バトル場は、観客席に居る俺らには普通に見えるが、魔法陣の中は別空間、どんなに強力な魔法を使ってもこちらに影響は無い。

タリアとビューティーが、距離を取り、ビューティーが放つ魔法をタリアが相殺していく。

こちらからは、話し聲は聞こえない、そういう打ち合わせをしての打ち合いなのか?

その場からかず、ビューティーが、先に魔法を放つ、火屬と水屬を使い、1発だったり、大きかったり、小さかったり、連続だったり不規則な攻撃を、ほぼお互いの中央でタリアが相殺。

後から放たれたタリアの魔法が中央で當たる…魔法の速度がタリアの方が上?

それとも、ビューティーが加減してる?

制限時間の10分がたった。

二人が魔法陣から出てくる。

「合格よ、魔法は文句無く赤ランクね」

こちらからビューティーが先に放っているように見えたが打ち合いをしていたとのこと

タリアの魔力を読み、ビューティーがタリアが放つ前に魔法を使っていたシーンもあったらしい。

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タリアにも出來ないレベルの魔力知…、俺にも出來ないかもしれない。戦闘中に相手が集中した魔力に応じて種類や威力を瞬時に判斷、相殺する…タリアは飛んでくる魔法に対し相殺していた。

ビューティーが手加減していたってことか?

「続けてやるわ」

「休憩しなくても良いのか?」

「問題ないわ」

ビューティーvs.フィン・ランドー=ヘルシンキ、ヘルシンキは、剣士

片手長剣と三又槍の対決。

さっきとは違い、目にも止まらぬ速さでき回る。

普通の槍とは違い三又、止めやすいが槍を回されれば剣が折れる事もある

槍先が、三又だから微妙に覚が変わる、早い攻撃だとそのしの違いが攻撃のタイミングを狂わす

當たらないと思う距離で當たりそうになったり、槍なら槍先をし軌道をずらせて済むものがしでは済まない

ビューティーの槍捌きが上手いため間を詰められない防戦一方、攻めあぐねる

攻めてもカウンターが返ってくる

制限時間の10分がたった。

「歳には勝てんな、(ハアハア)槍だけでも大変じゃった、あの狀態で魔法を使われたらと思うとゾッとするよ。(ハアハア)合格じゃ、赤に相當すると認める(ハアハア)」

ヘルシンキは、息をきらし、ビューティーは平気。

「羽と尾を消しての狀態では、上手くけない…魔界と違い力が出ない」

ポツリと呟いた言葉がヘルシンキに聞こえ更に落ち込む

尾を使ってバランスを取り、もっと早くける、魔界の時の半分位の力との事

サキュバスの姿だと、目立ちすぎるし、服が著られないから、(角と羽と尾を)消してもらっている。

も目立ちすぎるし、服も著れないので、小さくしてもらっている。(メロン→桃 それでも目立つ)

他の副マスターも魔法を10分連続使用して、10分のバトルは十分過ぎる実力だと

無事、Lランク赤となる

パーティー『アンドレ・アルス』に加手続きをする

パーティー『アンドレ・アルス』(深緑)

※間引き討伐、貢獻ポイントで昇格、普通のパーティーが1ヶ月かかる昇格を1日で昇格

リーダー ごしき・だいすけ M(赤)

役者アクター 全(前・中・後) 回復

紅 L(赤)

武闘家 前衛(中)

アメイヤ L(赤)

雙剣使い(武全般) 全(前・中・後) 回復

ウナ・ブリーダ L(赤)

風魔法使い 中(前)

イダリベス・ブ=ランコ L(赤)

爪者(極) 前(中・後) 回復

ビューティー L(赤)

三又槍使い 全(前・中・後)

「パーティーとしては、前衛も後衛も、理攻撃、魔法攻撃も回復もバランス良いな」

「ワタシも安心、これ以上(お嫁さん)増えないから」

飛び級登録後、転移でダレイナユグへ。

カイブン、ムエフエ等者、グッドモーニング等、ダッコが驚く。

「召喚の館で、召喚したんですか?」

「これからは、シロ(ユニコーン・ペガサス)に、お泊まり馬車ハウスウェア・キャレィジを引いてもらう。一応、角と羽は消してもらって、普通の白馬に見えるようにしてる。アメイヤの従魔だ。」

「シロです」ペコリ

「話せるんですね」

「シロは、お馬さんの通訳も出來るって」

「そ そうですか…、凄いですね」

「新しくパーティーメンバーに加わった、ビューティー。魔法も使う、槍使い。」

「だいすけ様のお供します、ビューティーです。L(赤)です。」ペコリ

普通にしても陣にも男陣にも、ビューティーが普通じゃないとじる様だ。

まぁ、人だからな、質的魅了だからな。

「私達への當て付けレロ、また人をつれて來たレロ」

「當て付けだな、飛び級で、赤だって、パーティーメンバー全員、はぁ~(ため息) こつこつとランクを上げた俺達がバカみたいだ」

「そんなことを言ってると、移中のもぐもぐタイムも、食事も出さんぞ。ランコは、一流料理人並の腕前だぞ。」

ということで、試食タイム

ランコが料理、商業ギルドで試食。

「旨い」「味しい」「味しいレロ」

「凄いです、本當に一流料理人並の料理です」「お店が出せるぞ」

高評価。

「凄い、の料理長より味しいわ」

「ん?ビューティー、料理長よりって?」

「私のお屋敷の料理長です」

「お屋敷? え?ビューティーって、魔族だよな?」

「…「なんですとぉー!」…」同調シンクロした

「ま 魔族?」

「はい、私、魔界では貴族です」

「…「なんですとぉー!」…」同調シンクロした

「通りで、ステータスが、白だったんだな」

「…「なんですとぉー!」…」同調シンクロした

「し 白、白って侯爵クラスレロ?」

「侯爵って?」

「王族の縁、継承権があります」

「えー!」

「魔族では、白爵しろしゃくと言います。大丈夫ですよ、には継承権は有りません、それにサキュバスですから、魔王である父がサキュバスである母を見初めただけ、男との関係の末、私が産まれただけ、兄や姉も居ます、母は貴族でも無いですし、私に継承権なんて有りません」

「魔王が父? 有るとか、無いとかじゃなく、種族間の問題にならないのか?戦爭とか?」

「大丈夫ですよ、『探さないで、結婚相手は自分で見つけます』って、置き手紙してますから」

「待て待て、召喚の館で、召喚したんだぞ、そんな時間無いだろ?」

「はい? 置き手紙したのは、二年前くらいです」

「二年前?」また二年?何かあるのか?

「二年前に屋敷を出て、一人旅してました。目の前にが現れ飛び込んだら召喚魔法陣でした」テヘッ

テヘッって、俺は、ランコに目をやった。

ランコと目が合う。肩をすくめて苦笑い。

魔族の爵位

王族/公爵=黒爵、侯爵=白爵、辺境伯=金爵、伯爵=銀爵、子爵=赤爵、男爵=青爵、勲功爵/騎士爵=緑爵

爵証、爵旗、家紋等に使えるカラーが決まる。

人族では、公爵と言うが、魔族はで表す

公爵・黒爵は王の兄弟、侯爵は王家のと繋がりの有る貴族、主に継承権の無い子の嫁ぎ先、王の正妻になれなかった側妻の子供

と言う設定にします

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