《【嫌われ質】自覚したら最強?かも》(103)妖界にて

(103)妖界にて

~ ウナside ~

アメイヤちゃんに、妖界に送ってもらい、霊様に會い、だいすけの事、聞いてくる。

ウナ自信、強くなって、自分で妖門を開けるようになる。

「先ずは、集落を探さなきゃ」

「アメイヤちゃんに、聞いとけば良かった。」

「山だから、降りなきゃだよね?こっちかな?あっちかな?」

ウロウロ

の門は萬が一のため集落から離れた所に開くことが原則。近くに集落が無いことの方が多い。

「もう一回、アメイヤちゃんに、來てもらって、調べてもらおうかな?」

キョロキョロ ウロウロ

クンクン

「いい匂い、あっちから」

スーっと 匂いの方に飛んでいく

この匂い、嗅いだことがあるような?無いような?

ビタッ 「え! う けない…。」

「思い出した! 蜘蛛のい臭」

ウナは、蜘蛛の巣に捕まってしまった

「うそ! 誰かぁー、助けて!だいすけー!」

だいすけに會う前に食べられちゃうんだ…

ウナは、人モードになり、出。

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「危なかったぁ~」

「このまま行こうか? 妖に戻ろうか?」

「人間だ」「人間よ」

人間の大きさだとこうなる。

「でも、飛んでるよ」「羽あるよ」

「大きい妖?」

集落に近づくと、妖に戻った。

「小さくなったよ」「小さくなった」

「妖になったよ」「妖になったね」

「こんにちは、風の妖、ウナ・ブリーダです。ここは、どこですか? 人間の町、王都センターに行ってた妖さんは、居ますか?」

「なんだ、風の妖かぁ、つまらない」

「風の妖?、な~んだぁ、人間じゃなかった」

「ここは、テンテンの里だよ」

「人間の町に行ったのは、火の妖、ボワ・ボヤじゃなかった?」

「石の妖、ストン・ゴロも行ったよ、帰ってきてないけど」

「今日、帰ってきたと思うんだけど」

「なら、火の妖、ボワ・ボヤだね」

「今、火の霊様の所じゃない?」

「火の霊様って、カザン・バースト様?」

「そうよ」

「カザン・バースト様に會える?」

「お屋敷じゃない?」

「お屋敷だよ」「お屋敷に行ったら?」

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「案してもらえる?」

〈カザン・バーストのお屋敷〉

「やぁ、ウナ・ブリーダじゃないか、どうした?」

「二人で話せます?」

「ここなら、いいだろ」

別室に案してもらう

「だいすけが、行方不明になったの、異空間に飛ばされたって、だいすけの行方を探せる霊様は居ませんか?」

「取り合えず、森の霊、フォレスト・パークの所へ送ろう」

バースト様と、パーク様の所へ転移。

パーク様と別室にて

「そう、だいすけ君が、異空間に…。」

「やはり、大霊様に報告しないとな」

「そうですね、私達にはどうすることも出來ませんし、大霊様にお尋ねしてみましょう」

「ウナ、妖の門が開けるようになりたいんです、強くなりたいんです、特訓してくれませんか?」

と言うことで、ウナは、妖界で特訓することになった。

“紅さん、ウナは妖界で特訓することになったから、暫く戻りません。”

念話で伝えた。

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

~ カザン・バーストside ~

「何! あの、だいすけ様の行方を探せる霊を探している?」

「だいすけ様が行方不明?」

「だいすけ様が異空間に飛ばされた?」

「異空間では、この世界の霊、大霊には、どうすることも出來ません。あのお方に聞いてみましょう。」

「え? あのお方もだいすけ様の行方は解らない?」

「何でも、監視対照エリアの外の様なんです、だいすけ様が飛ばされたのが」

「では、この世界の霊、大霊では、お手上げですね、解らないと伝えましょう」

「そうしましょう」

頷く、大霊達。

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

~ ウナside ~

「だいすけ君の行方は大霊様達でも、解らないようだ。力になれなくて申し訳無い」

「その代わり、ウナを強くするのに協力しよう」

「そうですか、大霊様でも…。有り難うございました、ウナ、早く強くなるよう頑張ります」

の特訓は、バトルをしたり、運したりするものではない。

魔力制、魔力を注ぎ続けないと長しない植に魔力を流し続ける。

とか、魔力の流し方の異なる植に同時に魔力を流すとか、地味。

バケツで水やり、川から離れた場所の植に水をやる。水系の妖は省略される訓練。

火山や寒冷地等で、そこに対応してない植を魔力で長させる。大気中の魔力の変換、気候変換の訓練。本人の耐久力も上がる。

その地味な行の繰り返しが、ウナを強くする。

毎日毎日、來る日も來る日も同じことの繰り返し。

文句も言わず、ウナは、続けた、妖の門が、開けるようになるまで。

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

~ アメイヤside ~

〈商業ギルド前〉

「今日から、よろしくお願いします」

「私が、パーティー『アンドレ・アルス』のリーダー代理、紅です。竜人です。ランクは赤、試練の塔オルドルタワークリアの証を持ってます。」

「ボク、アメイヤ。ボクもクリアの証を持ってます。ママと一緒で、冒険者ランク赤です。」

「ワタシは、ランコ。ランク赤の冒険者で、試練の塔オルドルタワークリアの証を持ってます。食事の擔當です。よろしく」

「ビューティーです、魔族ですが、怖がらないで下さい。ランク赤の冒険者、私も試練の塔オルドルタワークリアの証を持ってます。」

「この馬は、ボクの従魔、シロ。」

「よろしくお願いします」

「…「なんですとぉー!」…」同調シンクロした

シロが、喋って驚く。

ジ・ユグへの移住者の冒険者や鉱山労働者達、それなりに腕はたつ、が、ランクは青まで。開いた口が締まらなかった。

や、子供達は、「凄い」とか、言っていた。

「では、出発しましょう」

ママの合図で乗り合い馬車がき出す。

ボクは、乗り合い馬車の橫を走る。

「アメイヤとか言ったか? 走ってて大丈夫なのか?」

「大丈夫ですよ、ジ・ザパードまで走ったことありますから、休まずに」

※実際は、ジ・ザパードからセンターです。

「なっ!」

者の人が驚いていた。乗客を驚かせないよう、馬を驚かせないよう、聲を殺して。

「ち 違うなぁ、竜人は…」

8時間で行ったって言ったら、もっと驚くだろうな。

「あっ、ボク先行きますね」

「どうした?」

「魔です、片付けて來ます」

「え? 一人で?」

「ボク、ランク赤の冒険者ですから」

「そうだったな、子供だからつい」

ダッ 駆け出す

「速っ!」

「ち 違うなぁ、竜人は…」

タッタッタッ 戻ってきた。

「ただいまです、魔片付けて來ました」

「早かったね、1匹?」

「いいえ、ハグレ狼の群、6頭です」

序でに、夕食のおかずのチビオーク1匹

「な! ち 違うなぁ、竜人は…」

茶屋で休憩。

「ハグレ狼の群が出るから、気を付けな」

「倒しました」

「ぼくがか?」

「はい、ボク ランク赤の冒険者ですから」

茶屋に居た冒険者が驚いた。

茶屋の主人とおかみさんは笑っていた。

ボク等の事を知っているからです。

乗り合い馬車の進行速度の方が速いから、先にセンターを出た、冒険者に茶屋で追い付いたのでした。

「トイレは、大丈夫ですか?出発しますよ」

ランコママが、乗客に聲をかける。

「じゃ、お先に」ペコリ

「あぁ、気を付けな」

乗り合い馬車、お泊まり馬車ハウスウェア・キャレィジは、進む。

「あの子、竜人だよな? あんな小さい子が、赤ランク?」

「アメイヤちゃんは、まだ4歳ですよ」

「「なんですとぉー!」」

「4歳? ち 違うなぁ、竜人は…」

「オレ等も、行こうか?」

「あぁ」

休憩したはずなのに足取り重たい冒険者二人。

「あぁ~、また負けた」

「えへへ」

ビューティーさんが、乗客にトランプを教えてます。

ビューティーさんは、見てるだけ。

子供が、大人を負かしてます。

「トランプ、ババ抜き面白いね♪私も大人に勝てる」

「そろそろ、休憩にしましょうか」

ピューッ 口笛が鳴らされ、進行が停まる。

ホースヒールポイント

ビスケットと紅茶が出る。

客、子供達が大喜び。

「どおりで、いつもより乗り合い賃が高かったはずだ。」

乗り合い馬車の運賃が2倍、食事付とあった。

味しい!このビスケットと紅茶」

客喜ぶ。

「ランコママ、これ さっき取ってきたの」

みんなに解らないようにお泊まり馬車ハウスウェア・キャレィジの中で、チビオークを出す。

「夕食のおかずにしましょうか」

「今日のは、もう出來てるから、明日のにしましょう」

ランドセルに今日の分はっていた。

チビオーク1匹で、50人分くらいになる。

続く…

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