《【嫌われ質】自覚したら最強?かも》(107)パパに誓う
(107)パパに誓う
ボクらは、1階のバトル場へ來た。
『ロケートアイ』パパ
『ロケートアイ』オルドル
何の反応も無い
「ここにも**、手がかり…痕跡が無い…。」
ボクは、ママの手を握った。 ギュッ
ママは、握り返してきた。 キュ
「恐らく、ギルドの優秀な魔法使いが、殘留魔力等を確認してるでしょう、それでこちらに何の連絡・報告が無いのは、手がかりが無かったって事でしょうね」
「でも、だいすけ様は死んでは居ないわ。ステータスの、主人ヴィルマが、まだだいすけ様になってるから、どこかで生きてるわ」
そう、ボクも、ママも、ビューティーさんも、ステータスの主人ヴィルマは、『ごしき・だいすけ』となっている、生きている証拠である。
ラビル先生が聲をかけられる。
「ドラゴンスレイヤーのラビル、俺と勝負してくれないか?」
「私より、この子としたら?この子、私より、強いから」
「何をバカな、俺との勝負を逃げるのか?」
ボクが、殺気を込めて気を放つ
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その人だけに込めた殺気。
ボクは、その人を見ても居ない。
バタン その人は、倒れた。気絶したらしい。(見てないから知らない)
ざわざわ がやがや
「急に、倒れやがった?」「何だ?」
「白眼むいてやがる」「泡吹いてるぞ」
「らしてねぇ?」「やだぁ~」
「やり過ぎじゃない? アメイヤちゃん」
「先生が、炊き附けたんじゃないですか? それにボク、何もしてませんよ」
警備擔當と思われる冒険者ギルド職員が、駆けてきた。
「何かありました?」
「さあ? 勝手に倒れただけよ」
「貧じゃないですか?」
「飲みすぎかも」
「私を見て激し過ぎただけよ」
勝手なことを言うママ達。
ボクは、パパに誓った、必ず優勝すると。
大聖堂に行くと伝え、ラビル先生と別れた
「「妖!」」
ウナとハモった
大聖堂に行く途中に妖を発見。
ウナが耳鳴りのする口笛の様な音を出した
ボクと、ランコママだけは聞こえた音、ママもビューティーさんも回りの人達も気付かない音。
妖が、ウナに気付く、ウナが駆けていく
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裏路地にると、妖と話、戻って來た。
「迷子だった?」「派遣されてた」
「驚いたでしょう?」「ううん、知ってた」
「ウナって、妖の中では有名人?」
「うん、人間のお嫁さんだって、広まっちゃった」
赤くなり答えるウナ
大聖堂に來た。
銀貨大5枚を払い、お祈りをする。
パパ、必ず優勝するよ。祭壇に誓った
虹にった、テレサ等が驚く!
しかし、神様には、會えなかった。
ボクは、また新たな素質が増えた。
教會でお祈りし、水晶は100%る。
虹にったのも、今回に限ってではない、そして虹にった際は、誰かがスキルを貰っている。
今回全員のステータスが10倍に上がった
※隠しステータスを気付いていない(存在を知らない)
隠しステータスに神様の加護お詫びが、付いたことを気付いていない。
ランコママが、【弱化】を覚えた、ランコママのステータスが、異常な程上がった。
ランコママは、テレサ教皇の診斷、パパの【神眼】でもステータスに隠された力が有ると言われていた、それが解放されたみたいだと言う。(隠していたのは神様だったのか?神様が、解呪したのか?)
「神様にお會いになれましたか?」
テレサ教皇が、いつもの席に座っていて、それを見ていた、ボク達に聲を掛けてきた。
回りに居た、人達にはを気付いた人は居なかった。
首を橫に振り
「ううん、今日も*會えませんでした。」
ボクは、回りの人達に聞こえない聲で答えた。
隣の席に座り、祭壇を見ながら話す。
「今のは?」
「ボクに、新しい素質が付與されました。」
「素質の付與なんて、聞いたことも有りません…、神にされて居るのでしょうか?」
「素質の付與より、パパの事を聞きたいです。 神様に會いたいです。」
「もう、一月ひとつき以上になりますか? だいすけさんが、行方不明になって…。」
「パパの事で何か解ったら教えてください。」
「はい、その時は必ずお知らせします。」
「それじゃ、失禮します」
「道場対抗戦、出られるのですか?」
席をたった瞬間に言われた
「はい、ニージハシタ道場代表として、パーティー『アンドレ・アルス』は出場します。そして、必ず優勝します。パパにも誓いました」
テレサ教皇の橫を歩き離れ際に宣言した。
「頑張ってください、神のご加護がありますように」
と、言って祈ってくれた。
◆宿屋の食堂◆
「これ、対抗戦のルールブックです」
補欠の二人にルールブックを渡す。
「私達が、出場する事は無いでしょうから、みなさんを応援させてもらいますよ」
「私は、みなさんのおで強くなれ、補欠でもメンバーに選ばれただけで栄だと思ってます、頑張って下さい。」
槍使いのヨンクパ・ジェロ、魔法使いの盜賊シーフシルビア
「お二人もワタシ達が出ない回なら、優勝を狙えるほどの実力をお持ちなんです、そんなに謙遜されなくても」
この二人も頭一つ抜き出た実力の持ち主。
「そう言われても実際、何度も死にかけましたから、はははっ」
苦笑いするジェロ、シルビアも顔がひきつる
ボク等と模擬戦をして、本當に死にかけました。片手で足りないくらい。
「アメイヤさんや、ランコさんの回復魔法がなければ、今頃はベッドの上です。…省略…、みなさんの実力は、ニージハシタの冒険者全員認めています、確信しています、必ず優勝すると」
「期待に添うよう頑張ります」
*対抗戦ルール*
6日9時トーナメント選
7日4道場、20組に分ける
代表者4人のバトルロイヤル5試合
上位1道場のみ、次に進む。
8日4道場5組に選で振り分け
代表者4人のバトルロイヤル5試合
上位1道場のみ、次に進む。
9日前回の準優勝道場を含めて6道場で選。
10日勝利道場3道場と前回優勝道場の4道場で選。準決勝戦。
そして、勝利道場で決勝戦(11日)
全部で5戦で、優勝。
~ ~ ~ ~ ~ ~
解る人には解ると思うが、優勝道場、準優勝道場に有利な対戦形式になっている、連覇の要因もその辺りに有る。
移で疲れ、予選で疲れ、地方の道場の試練である。
対抗戦の主旨が道場同士の技量比べから、アップ道場、ジ・アップ道場のお披目的な要素に変わりつつある。
貴族のご子息達もその道場で鍛練していることが多々あるから…。
~ ~ ~ ~ ~ ~
*日程*
初日7日 午前中10組、午後10組
※參加道場の半分を午前、午後と分けている。
二日目8日 選、午前中2組、午後3組
三日目9日 午前1試合(3位と前回準優勝)、午後2試合(2位と4位)、(1位と5位)
四日目10日 選、午前、午後1試合
五日目11日 決勝戦
「魔法あり、麻痺なら毒もあり、武は真剣もあり、戦闘不能、降伏、または、場外で負け」
「両者場外で引き分け、両者ダウンなら、10カウント以に立たないと両者負け」
「死なせたら失格、相手に1勝」
「制限時間は、初日、二日目は20分、時間切れは、引き分け」
「試合數が多いからでしょうね」
「三日目が、5人で90分、4戦以下なら両道場失格、遅延行為は減點、変わったルールですね」
「遅延行為は3回で失格」
「三分以で終わらせます」
「一応、5戦するのよ、三戦三勝後は、降參しても試合しても良い、対戦者に任されてるわ。余程じゃ無い限り、降伏は無いわね」
「四日目・決勝戦は、1人30分、関係ないです、1分ですね」
各試合の前にメディカルチェック
HPが、10%以下なら強制的に選手代、狀態異常も回復させないと代
ボク等には関係ないです。
補欠に回復魔法が使える選手を最低でもれている。回復アイテムの使用は止。
「指や腕、外せませんよ」
「それ、そういうアイテム?」
「貯魔の指…、魔力を貯めてます」
「だ 大丈夫よ、きっと」
揺を隠せていないラビル先生
※戦闘中、杖や鎧等に付與された回復呪文での回復は、認められている。
「食事は、規定の食堂でのみ可能」
「無料で、食べ放題」
「ランコママのご飯お預けだね」
「食堂の料理は一流までいかなくても、商業ギルドが、素材に拘り、腕を保証された料理人の料理だから、味しい筈よ、選手しか食べられないから自慢する選手も居るわよ」
「でも、食べ過ぎてお腹を壊しても自己責任だから、注意して」
「え? 賭けも行われるんですか?」
「ラビルさん、まさか全財産賭けてませんか?」
「そ そんなこと、しないわよ(オドオド)、師範は賭け出來ないし(オドオド)」
揺を隠せていないラビル先生
本人がしなくても、誰かに頼めば済む。
明らかに、頼んでますね。
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解る人には解ると思うが、貴族等は、自分の息子に賭け、一儲けを考えている。
妨害工作も無い事は無い
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フォロー、いいね ありがとうございます
想・誤字報告等ありましたら一言お願いします
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