《【嫌われ質】自覚したら最強?かも》(110)異例盡くしの特別待遇

(110)異例盡くしの特別待遇

橋が崩落し、対抗戦に參加予定の冒険者達も足止めされていた。

付は、昨日までに全員の確認が必要だったが、一人でも冒険者ギルドへ來ていたら選に參加できる特別措置がされた。

明日の試合に間に合えば対抗戦に出られる。

選も9時からを13時からに繰り下げ、遅くても12時間59分に確認できれば、選に參加できる。(橋を通る町からの參加者に限る)

橋で足止めの貴族は『プロテス=フォン=タント』侯爵の一行、ご家族4人での上京、先代領主ダンドウ、現領主タント、妻メリッサ、次期領主(長男)バット。

川には17隻の船が足止め中

崩落した瓦礫の撤去、貴族のお迎えが、依頼

橋の復舊は、ってないが『ロケートアイ』で、確認できた川の川幅が100メートルほど、護岸の幅約200メートルだから、橋の復舊をれてなかったのだと思う。

ボクとママは、出來る限り急いだ。

100キロを1時間で、激走。

9時前に到著。

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「酷いね、大きな橋だったんだ。」

「こらこら、子供が近づいたら、危ないぞ」

「あ、ボク、冒険者ギルドから、この狀況解決に派遣された者ですから、これギルドマスターからの依頼指示書です。」

「は?解決?」

「ボクが橋を掛けます」

「…「なんですとぉー!」…」同調シンクロした

「先ずは、あの瓦礫を取り除かないと…。」 ピョン

瓦礫に飛び移る

子供、いや普通の大人でさえ飛び移れる距離ではない

ざわざわ がやがや

注目を浴びる

「危ない」とか聞こえる

『魔素分解』

センター側…東北東から対岸南西に瓦礫の上を走り抜ける。

対岸に著くと、瓦礫が消えてなくなる。

この時分解した魔素を吸収、石を使った武を作れるようになる。

大衆の面前で橋の瓦礫を食べる訳にもいかないから。

「…「なんですとぉー!」…」同調シンクロした

「これで、船は通れますよね?」

「な、何をした?」

「急いでますので、お答えできません、橋を造ります」

川の中央辺りに『ロック』

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ドボン ドボン ドボン ドン ドン ドン

石の柱が10本建つ

ピョーン 10メートルジャンプ(ちょっとだけ飛行魔法フライを使う) ピョーン ピョーンと柱を渡り 中央の柱橋桁に立つ

10メートルジャンプに歓聲が上がる

「飛んだ?」「飛べるか?」「竜人は違うな…」

柱から蜘蛛の糸を岸に向けて張る、100本づつ、蜘蛛の巣の様に橫糸も張る。

『アースウォール』糸の回りに土壁を造る。

鉄筋コンクリートの様に、糸を土でコーティング、アーチ狀の眼鏡橋。

土と言っても元は瓦礫を構していた石だ、セメントの様にく固まる

橋の幅も広く、片側二車線、歩道付の橋の完

「はい、出來た。」

瓦礫撤去から完まで約1時間

「…「おぉー!」…」

「竜人は違うなぁ~」「凄いです」

「これで要約、センターに行ける」

「ありがとうございます」

沢山の人にお禮を言われた

「あの~、貴族は『プロテス=フォン=タント』侯爵の一行を迎えに來たんですけど」

豪華そうな馬車に近づく

「あぁ、私達がプロテス=フォン=タント様の一行だ。」

護衛の方が返事をする。

ボクが竜人だったので、驚く。

「ボクは、冒険者ギルドから、お迎えに來ました、アメイヤ、ランク赤の冒険者です。」

「…「なんですとぉー!」…」同調シンクロした

回りの冒険者、商人、足止めされていた人達が驚いた。

ママも、走って橋を渡ってきた。

ママが、橋の上から、船に王都センターに進むように聲をかけていた。

「紅と言います、アメイヤの母です、同じく赤ランクの冒険者です。王都からお迎えに來ました」

「竜人の親子?」

ママが依頼書を渡す。

「驚きました、初めてみました竜人の方を」

「君は、赤ランクだと言うが、何歳だ?」

「4歳です。」

「よ 4歳…。それじゃ、誕生の儀は?」

「まだ、けてません」

「ち 違うなぁ竜人は…。」

ガヤガヤ ざわざわ

馬車から男の人が降りてきた

「ボクは、赤ランクの冒険者アメイヤと言います。王都センター、冒険者ギルドからの依頼で『プロテス=フォン=タント』様をお迎えに上がりました。」

「私が『プロテ=フォン=スタント』侯爵だ」

「驚いた、アメイヤとやら、君は竜人か?」

「はい、人と竜人のハーフです」

スライムなんて言ったらどうなるのかな?

「ハーフ? 父親が人間か?」

コクリと頷く

「4歳で、赤ランクと言うのも本當か?」

冒険者カードを出す。

「はい、ボクの冒険者カードです」

「ま 間違いない」

「王都への移の準備をしても宜しいですか?」

一旦、話を止め、王都への移の準備をする。

「この中に、対抗戦に出られる冒険者は居ますか?」

4組20人が居た、8人は、なんとか川を渡り、センターに向かったと言う。

商隊の荷馬車2臺を借りる

「荷は先に運びます、商業ギルドへ屆けておきますね」

『?』の商隊、ランドセルに、荷れて

「…「なんですとぉー!」…」同調シンクロした

2臺に、冒険者を乗せる。

『?』の冒険者達。

「準備は良いですか?」

「馬を外してどうする?急いで王都に向かわなくては?」

「飛んでいきます。 ユニコーン・ペガサス…シロ召喚」

シロを呼び出す。

「お呼びでしょうか? アメイヤ様」

ペガサスが喋ったので

「…「なんですとぉー!」…」同調シンクロした

「ボクの従魔です、シロで飛んでいきます。」

シロを豪華な馬車に繋ぐ

2臺の荷馬車も馬は繋いでいないが、馬車同士を連結している。

先頭の荷馬車の馬を繋ぐ部分に、丸太を設置。

頭に『?』の乗客の冒険者達。

ママがドラゴンになる

「竜化**」

※竜人がドラゴンになるときの掛け聲、ママはドラゴンに戻っただけ。

「…「なんですとぉー!」…」同調シンクロした

腰を抜かす人も居た、恥ずかしいシミを作る人も…

「では、王都に向かいます、空の旅をお楽しみ下さい。」

荷馬車2臺が浮き上がる『飛行魔法フライ』の魔法で浮上、丸太の部分を摑むママ。

豪華な貴族の馬車も浮上させる、シロで馬車を引き飛行する。

「凄いな、空の旅とは」

「お気に召しましたでしょうか?」

「ドラゴンと一緒に飛ぶとは考えもしなかったぞ」

「ママは、『竜化』が使えますから」

「シロ…ユニコーン・ペガサスを使役しているのだな」

「召喚の館で召喚しました。」

「父上、僕もユニコーン・ペガサスしいです。」

「召喚は指定は出來んのだよ、召喚の館で魔力次第で召喚獣が召喚されるんだよ」

「そうだったな、アメイヤとやら。」

「ボクも詳しくは知りませんが、確かそう聞きました。」

王都に著くまで、試練の塔オルドルタワーの話し、冒険者飛び級試験の話などをした。

「父が先にクリアして、『お前も出來るんじゃないか?』と言われ、母と挑戦したらクリア出來ました」

試練の塔(オルドルタワー)クリアの証を見せる

「す 凄いな竜人は」

「パパとママに鍛えられましたから」

護衛の人とご婦人は心するばかり

「信じられない」「凄いわ」の連呼

ご子息は窓の外ばかり見ていてボクの話には興味なし。ボクの話よりママ…ドラゴンや地上の景が気になるみたいです。

“アメイヤ様、センターです”

「父上、センターが見えてきました」

「おぉ~、初めて王都を上空から見たぞ」

「圧巻だな」

「凄いですね、あなた」

「父上、凄いですね」

一応、ランコママに念話で(シロとママとで)飛んでいく旨を伝えていた。

口の検問にリモートさんが、待って居た。

異例のお出迎え。

ママが人化する

初めて、貴族用のり口から都。

異例の都。

ボク等はリモートさんの馬車に乗る

対抗戦出場の冒険者達は、冒険者専用のり口から都。

侯爵に斷ってボクは、シロに乗り、商業ギルドへ向かう。

冒険者達とママは、コロシアムに急ぐ。

「12時25分です、急げば、選に間に合います」

これくらいに著いてこれないなら、対抗戦に出ても直ぐに敗退するだろうと手助けはしない。

15分もかかった。

ハアハア ハアハア

冒険者達は、息絶え絶え

ママは、呆れていた。これだけで息が上がるなんて…。

異例の選會。

ボクは、商業ギルドで、商隊の荷をランドセルから出し、冒険者専用のり口に、荷馬車を置いてきた事を伝える。

その辺りの事も理解してくれた。

異例の対応。

ボクは、コロシアムに走る。1分で到著。

12時52分

ランコママ、ウナ、ビューティーさんと合流、ママも來た。

「ダメですね、彼らがトーナメントを勝ち殘る事は皆無でしょう。」

「それが普通の冒険者ですよ」

ビューティーさんが冷靜に答える。

を持って、15分走れば、息も上がる

これは、普通の冒険者では、當たり前。

ボク等が異常なんでした。

13時、トーナメント選が始まる。

貴族への挨拶は作者の作力不足です。

おかしかったら指摘してください。

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