(１２１)　産まれちゃいました

「アメイヤちゃんはまさか、スライムの王族？」

スマホを取り出すと、黒だった

パパと一緒、パパは王族ではない、パパは転生者

転生者だから黒とは限らない、何故なら、ランコママが黒じゃないから

なら、何故ボクのスマホは黒？

黒は、この世界では王族の

ボクはスライムの王族？

そんなことを言い合っていたら

「痛い！　お腹が…」

ビューティーさんの陣痛だ

「早くないかい？」

まだ妊娠してから１０ヶ月は経ってない、早産？

ラビル先生が言う

「違う、早産ではないです…魔族、サキュバスは、人間と違います。(ハアハア)　妊娠期間は魔力で変わるんです。(ハアハア)」

パパの魔力が強かったから、お腹の中の子が産まれたがっていると言う

魔力の強い夫の子はより早く、魔力の弱い夫の子はより遅く、に時間がかかる

サキュバスの妊娠期間は通常２年

異常な程早く産まれてくる

それだけ、だいすけの魔力が強かった事を意味する

12月25日　ビューティー出産

産まれちゃいました元気なの子

『キュート』と名付けられました

「この子、おっぱいが好きね。だいすけ様似かしら？」

「赤ちゃんは、おっぱいが好きだと思うんだけど」

キュートが産まれてから、ビューティーは外に出ていない。

キュートがおっぱいから離れない、寢ていてもチューチュー口だけはいている

魔法の世界です、をキレイにする魔法もフヤケ防止の魔法も有ります。

溫泉に行っても、まで、半浴で済ませるビューティー。

「ビューティーは、無くならないの？母と…」

心配するウナ

「私の…サキュバスの母の元は魔力ですから、この子は魔力を吸っているんです。がむとか、母が切れる事は心配要りません。魔力回復の方が、まだ早いので、大丈夫ですよ」

「でも、スマホって、あんなに高いんですか？」

６５個のスマホを売った

冒険者ギルドのリモートさんに２０個

商業ギルドのカムガムさんに３０個

パトローム商會、カイブンさんに１０個

アメイヤの冒険者カードに金された額

白金貨小　５５枚

金　貨大 ７枚

金　貨小 ５枚

「スマホ１臺　白金貨小１枚(100萬円)って…」

ボクに金された額だから、販売価格はもっとだよね

「恐らく、貴族に競売で売ったのではないですか？」

「競売？」

「アメイヤちゃん、『競売』分からない？」

「競爭販売？　購希額が高い人に売る販売方法でしたよね？」

「ラビル先生も三個、スマホを取って來てましたね、高く売れたんでしょうか？」

「売れたんじゃないかな、キュートの誕生日プレゼントが豪華だったから」

「ラビル先生、使いきれないほど、道場対抗戦で儲けたみたいだから、スマホとは関係ないかも」

「儲けたの、私たちの優勝のおだもんね」

「でも、完全勝利優勝出來なかったのが、殘念です。今度は完全優勝したいですね」

～　～だいすけside～　～

その頃、だいすけは

モンスター貨を使って、アイテムを作っていた

「モンスター貨の剣」

「モンスター貨の盾」

「モンスター貨の鎧」

「モンスター貨の兜」

「モンスター貨の槍」

「モンスター貨の弓と矢」

「モンスター貨の大剣」

「モンスター貨の籠手」

「モンスター貨の短剣」

「モンスター貨の刀」

「モンスター貨の杖」

「モンスター貨の大盾」

「モンスター貨の鎌」

「モンスター貨の三ツ又槍」

「モンスター貨の雙剣」

「モンスター貨の爪」

「お金をアイテムに作り替えたら、神様が怒って出てくるかなって思ったけど、関係無かったね」

「序でに、モンスター貨のゴーレムも造ってみた」

「名前はモナカ、形ゴーレム」

別に変な事をするために造ったのでは無い

次話、1月23日投稿予定

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