《【嫌われ質】自覚したら最強?かも》(155) 魔界のイメージが…

(155) 魔界のイメージが…

ギルマスベールートからの依頼容を聞き、魔界の冒険者ギルドの愚癡を聞いてギルドを出る。

魔都に、迷い人が居ることを知る

冒険者ギルド前でめ事はを対処し後始末をベールートに任せて、グフトの屋敷に向かう振り

人気の無い場所で分を解除

~ ~ ~ ~ ~ ~

同じ頃、お泊まり馬車ハウスウェア・キャレィジで、ダフトじいちゃんの屋敷へ向かう、俺達。

魔貴族エリアにってからは、塀しか見えない、というか、塀の向こうに屋敷、建が有るのだろうが、塀が高くて建が見えない。

「魔貴族の屋敷はみんなあんななのか? 塀が高過ぎないか?」

お泊まり馬車ハウスウェア・キャレィジのスクリーンに寫し出される景

空を飛んでいるときに使わなかったのを、責められたのは言うまでもない

「魔族は、飛べる者が多いので、塀を越えて來れない様に、高く造っているんです、赤爵までのお屋敷は特に。塀の上には飛行阻害の結界や、魔法も設置してあるのよ。魔都の魔貴族の屋敷だから、仕方無いのよ」

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メガクラームが説明してくれた

「魔貴族でも襲われるのか? 魔都の中でも?」

「魔族は、実力主義でな。塀が高い屋敷は、青爵あおしゃくや赤爵あかしゃくなんじゃ、青爵や赤爵はれ替りが激しいんじゃ。

実力次第で、変われるんじゃよ。理的な実力や金銭的な実力でな」

ダフトじいちゃんが説明してくれた

「青爵同士で爭ったりするのか? 青爵の者が赤爵を襲ったりするのか?」

「それもある、邪魔な青爵を、赤爵が、潰すこともな」

「銀爵、金爵、それ以上では、爭いは無いのか?」

「金爵は、魔王による敘爵です、赤爵で年単位の実績を積み、魔國にどれだけ貢獻出來るか、

実力があり、有益だと、魔王、上位魔貴族に思われれば、金爵になれます、武力しか魅力が無ければ、銀爵になります。地方に派遣されるのです。」

「年単位の実績を無駄にしないために、出來るだけ自分の領地の事に専念するので、爭う暇が無いんです」

メガクラームが説明してくれた

袖の下、賄賂は通じない、自分が推薦した実力の無い者が上がってミスればそれが自分に返ってくる、実力重視の魔族の中で金でく…デメリットを抱える魔貴族はない

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例外は研究者や発明家、俗に言う頭脳派、魔王や魔貴族が認めれば、魔貴族(金爵や赤爵、青爵)になれる。

「青爵になると、狩り場への優先場が認められるんです」

「『狩り場』?『優先場』?」

「『狩り場』とは、森やダンジョン、力が試せる場所じゃよ」

「『優先場』とは、そこへは勝手にれないんじゃ、魔の素材を獲させん為の処置じゃ」

魔界では、自分勝手に魔を狩り、絶滅しそうになった種もあるらしい。

魔界で魔の保護がされていたことに驚いた

俺の魔界のイメージが…

ぼんやりとプランテサンティス魔國の魔貴族のシステムが理解出來始めた所に、魔の保護って…

「俺の魔界のイメージは、魔を狩りまくる者だと思ってました」

「狩りすぎると絶滅すると言う研究者の仮説が最近になって実証された形じゃな」

「ダンジョンや迷宮の発生する魔と、森などの繁する魔は別と言うところじゃ」

「青爵や赤爵になりたいのは、狩り場への優先場の権利のせい」

「実力がつけば、仮設でも盟クランのリーダーになりたくなるのは必然ですから」

「『盟クラン』?」

冒険者のパーティーの様なものらしい、パーティーは6人制限だが、盟クランは100人規模にまでなる。

盟クランのリーダーの殆どが魔貴族、狩り場への優先場権を持つ者だ。

金爵や銀爵は、狩り場の管理も任されるような立場。

種の保存、素材の管理、爭う暇がない。

冒険者ギルドや商業ギルドが、討伐や素材の管理の一部を依頼という形で負擔し始めている。

ここでも、冒険者ギルドが見直され始めている。

(魔界のイメージが…)

白爵クラスになると、跡継ぎがいれば続くが、子供が居なければ、お取り潰し…か、他魔貴族へ吸収(譲渡、合併、統合、沒収)される

養子による継続は基本認めない。

王族の許可した養子は例外、メガクラームを養に認められ、ダフト卿は、ネプトティス白爵家の存続が出來た。

壁が低くなる

「ここからが、金爵きんしゃく以上のエリアじゃ、このエリアで問題を起こす魔貴族は、ない。」

魔王城が見えた、魔貴族エリアの先に、魔貴族用の出りがある

ネプトティス邸は、魔王城に馬車で5分ほどの近くにあった。

≪ネプトティス邸≫

門の前で停車、メガクラームが門番に聲をかける

メールで知らせているとは言え、ネプトティス卿の馬車ではない、お泊まり馬車ハウスウェア・キャレィジだ、ユニコーン・ペガサスに引かせている馬車はないだろうが、止められるのは當たり前

「お父様が乗られてます」

メガクラームが聲をかける

「お帰りなさいませ、お待ちしておりました。 開門!」

門が開けられる

ネプトティス白爵家の門番は、角が2本、背中に羽の有る魔族だ

門から屋敷、玄関まで遠い

約5分程かかった、広い

玄関に、ダフトの妻、ローラが待っていた

執事とメイドが並んでいた

ローラはダフトとメガクラームとビューティーを足したくらいの格、大きめのポッチャリ型、角が4本だ

病弱な痩せたダフトじいちゃんとポッチャリなローラばあちゃん

執事は牛角の魔族が執事長?、頭が馬の魔族(恐らく獣人)が二人、羊の角の魔族が二人

メイドは羊の角の魔族がメイド長か?後はサキュバス?ハーピー?

四人みなさん人です。(ちゃんとメイド服です)

執事のミスレム、オリレムとメイドのモナコが降り、挨拶

(驚いたことは言うまでもない)

ダフトじいちゃんがビューティープルクラームの介助で馬車から降り、メガクラーム、俺がキュートを抱き、紅、アメイヤ、ウナ、ランコの順に降りた

「「「「「待ちしておりました、ネプトティス白爵様、メガクラーム様、お帰りなさいませ、プルクラーム様、ようこそ、いらっしゃいました、お客様」」」」」

ローラが、ダフトに抱き付く

「待ってました、あなた」

骨が折れそう

直ぐにメガクラームに抱き付く

「よく來たわね」

苦しそう

ビューティープルクラームに抱き付く

「よく帰って來たわね」

苦しそう

俺達を見る

「いらっしゃい、主人を連れてきてくれてありがとう。プルクラームを連れてきてくれてありがとう。その子が私のひ孫ね」

俺の腕の中のキュートを見る

俺には嬉しそうには見えなかった

抱き付かなかった事から歓迎されていないのだろう

応接間に案された

テーブルが二つ

ダフトじいちゃん、ローラばあちゃん、メガクラーム義母かあさん、プルクラーム(ビューティー)のテーブル

俺達のテーブル

俺(キュートを抱く)、アメイヤと紅、ウナ、ランコ

これが、ネプトティス卿のお茶會のスタイルなのか?

メイド達のきがぎこちない所から、俺達に対して好意的でないと取る方がしっくりくる。

それとも別の、要因があるのか?

ダフト卿も何も言わないのは、ローラのに敷かれているのか?

これが、普通なのか?

魔族が、こういうタイプの接客をするのか?

人族に対してこうするのか?

々考えても、始まらない

解るのは、ローラのオーラが好意的ではない事くらいか

ローラが仕切り始めた

「食事は済んでいると言うことなので、お茶をしながら説明してもらえるかしら?」

ビューティーが、立つ

「ローラお婆様、お久しぶりです。ご無沙汰してます。」

「わたくし、ごしきだいすけ様と結婚し、キュートを産みました」

「だいすけ様には、第一夫人の紅さん、第二夫人のランコさん、第三夫人のウナさん、紅さんとの間にアメイヤちゃんが居ます」

「わたくしは、第四夫人として、だいすけ様と結婚しました」

「信じられないことかも知れませんが、教會で神様に認められ、お揃いのランドセルと指を頂きました、わたくし達の結婚は神様に認められた結婚です」

ビューティーが、教會での話をしたことに驚いた

魔族に神様のどうのこうのが通じるのか、魔族にも神様を信じるのかも不明だった

種の保護をしているから、神もあり?

(魔界のイメージが…)

「そうですか、神託で告げられた事は本當だったのですね。知ってました」

「…「えっ!」…」

ローラばあちゃん以外が驚いた

神様も人が悪い…人でいいのか?

「誰にも言えませんでした、夢にプルクラームが出てきて、赤ちゃんを抱いていたんですよ、それも人族との間に産まれた子を…『架け橋の子』って、神ダルマーナ様に紹介され飛び起きたわ」

驚きすぎて、ベッドから落ちたらしい、あの巨でベッドから落ちたら…聞けないのは言うまでもない

ダルマーナ…この世界のイケメンの神だったな確か

「『架け橋の子』ってなんだ?」

いいねが777、ゾロ目った

確変?大當たり?

頑張って書きますので、よろしくお願いします。m(__)m

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