《クラス召喚されたら魔王になった》魔剣と聖剣と人族と

(それでよクレア、あいつどうよ)

(どうよって言われてもねさっきの話を聞いてた通り、防系アップ用の道としか見られめないみたい)

(そんな事ないと思うぞ)

(あなたにはわかるの?彼が考えている事が)

(大はな)

(ふーん、教えてくれる?)

(教えるわけないだろ)

(だよね)

(それで今あいつが考えている事だが…)

(教えてくれるんじゃん)

(ちげーよ!お前に対して思ってる事じゃねーんだよ今から話そうとしてるのは)

(何話そうとしてるの?)

(あいつがこれからする事だよ)

(私で防力上げるんじゃないの?)

(まぁ、それも1つだな。でも、もう一個考えてる)

(なぁに?)

(それは……

「なぁ四天魔!」

「なんだ?」

「なーに?」

「なんですか?」

「なに?」

「俺、これから人族に行こうと思ってる」

「裏切りか!?」

「違うよ。偵察みたいなもんだ」

「偵察ってなにするの?」

「そうだな…まず見るところは、人族が勇者召喚してるのが民に伝わってるかどうかだな」

「それを見てどうするの?」

「混を與える事ができる。例えば、民に伝わっていなかった場合、その時は俺が口が軽そうな奴に教える、それが広がる、そして城に伝わる、場から告者がいると騒ぎになる、勝手に潰し合いが始まる」

「伝わっていたら?」

「その時も同様、口が軽そうな奴に『勇者達、この前魔王倒しに行ってぼろ負けして帰ってきたらしいぞ。それで魔王が怒って魔王城近くの村から潰しているらしい』と伝える、それが城に伝わる、まぁ混してくれると思う」

「なるほど」

「そのうちに俺が冒険者として名を挙げる、俺も魔王討伐隊に選ばれる、順調に進んでく、最後に魔王でしたと告白する」

「「「「格わっる!」」」」

「まぁ…という事で、行ってくるわ」

「それで?武はどうするんですか?」

「魔剣持ってくよ」

「バレますよ」

「隠し通す、てか、魔剣なんて出回ってないだろうし、バレることはない」

「なるほど、まぁ、頑張ってください」

「ありがと、じゃあな!」

「「「「はい、魔王様」」」」

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