《クラス召喚されたら魔王になった》グレフィア
「さてと、ここかな?」
俺は今人族の地面に立っている
と言っても、いるのは前來たことのある場所だ
王都グレフィア
勇者達が召喚された場所でもあり魔王が召喚された場所でもある
そして俺はここに作戦実行のために來ている
「おい君。何か用かな?」
「あー、遠い方から來て、近くに街を見つけたのできました」
「なにかをする予定とかは?」
「村を出た理由がそろそろ獨り立ちするって言って出て來たので、自分でお金稼いでやって行こうと思っています」
「わかった。まだ君は若いからね、ここの通行料はお金が貯まってからでいいよ」
「ありがと!えーっと…「アレクだ」アレクさん!」
「おう」
そう言ってから門をくぐった
なんかいい人でちょっと辛いな
でもすぐに切り替える
ちょっと商人的な人を探すか
「さぁさぁよったよった!いい報売ってるよ!」
なんかちょうどいい人がいた
「すいませーん。」
「おう!なんだい坊や」
「報を売ることってできますか?」
「おう!最新報で俺が知らない報ならな」
「そこまで自信があるんですか?自分の報量に」
「あるぜ!さぁ、教えてくれ!」
「わかりました。じゃあ、1番軽いやつから…王城で勇者召喚が行われた」
「まぁ、そこらへんは知ってるな」
「じゃあ2個目、勇者全員に長妨害系の呪いが2つ付いてる」
「あー、そこまでは知らんかったな、この報は1000Yだ」
「3個目、先日勇者達が魔王城に攻めてぼろ負けした」
「8000Yだな」
「最後、そこで魔王の怒りを買ったのか、近くの村からどんどん潰されていっている」
「15000Y…坊やは報やなのかい?」
「いや、聞いた報です…自分の村が魔王城の結構近い方にあって逃げて來た村の人から聞いた話です」
「なるほどな…まあいい。報料の24000Yだ」
「ありがとうございました」
「こちらこそ」
金が集まった魔王はこれから人間領でどんなことをやっていくのか…ただ彼は気づいていなかった
魔剣を忘れたということに
魔族領帰還があるんだからすぐに帰れるんだけど
サモナーさんが行く
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