《異世界はチートなカードで乗り切ろう!?》12.王都へ
特訓をけ始めてから2ヶ月ほどたった。
俺はそこそこ短剣の扱いはうまくなった。だが、ウェイルさんには當たり前だけど、まだまだ屆かない。
魔法は…まあ、ね?エスタノールさんが発狂するぐらいには扱えるよ。
そして、今はウェイルさんと魔法もありで勝負している。(さすがに魔道は使っていない)
俺は【ショートワープ】を使ってウェイルさんの死角から攻撃を放つが、獣人ゆえなのかは分からないがそれを察知して回避していた。正面から立ち會っても無理、死角からの攻撃もよけられる。もうほぼ詰みだろ。さっきから【グラビティ】を掛けてるのにきが鈍くならないし。むしろ、
「ぬははははは!!これはいい訓練だ!!小僧、もっとやれ!!!」
という始末。なんなんだよこの人、ただの化けバカだろ。重力10倍でいい訓練だ。になるんだ…
俺との模擬戦を見てる人たちもさすがに引いてるぞ。
「わかりました。死なないでくださいよ!!」
ちょっとやったことないけど0Gにしてみようかな。
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「ぬぉあ?!が浮き始めた?!」
あ、やっぱり浮き上がるか。
「重いの次は軽いか?!面白いな!!」
…ハイテンションナイスガイをどうにかしてください。だけど、風屬の魔法適正を持っていないウェイルさんはどうやってもけないだろう。
「ぬ?!がかぬ?!」
そう、さっきからずっとクルクルと回っているのだ。これは、俺が完全有利だ。
弱めの圧空気を後ろに放ち、猛スピードでウェイルさんの懐へり込む。そして首の橫に短剣を當てた。
「ま、まいった。とりあえず下ろしてくれ」
「はい、それでは々お待ちください」
俺はウェイルさんと手を繋ぎ地上近くになったところで重力を元に戻す。
「ああ、大地がこれ程ありがたいものとは…」
ウェイルさんは數分ぶりの大地に謝をしている。なんか、とてつもなくシュールな景な気がする。
俺がそう思っていると、門の警備兵さんが走ってきてお父様とし話していた。
「ハルト、王からの使者がきた。付いてこい」
うっわ、 これって転生もののテンプレ街道一直線じゃないですかヤダー。
お父様に付いて行き執務室にってしばらくすると、使者さんと思われる人が執事さんと共にってきた。
「お久しぶりですな、アルフォード辺境伯爵どの。そして、初めましてハルトくん」
この人もお父様の知り合いなのか。顔が広いなぁ。
「初めまして、えーっと…」
「ああ、失禮、名前を名乗っていませんでしたね。私はレビィストと申します」
「初めましてレビィストさん」
「よく出來た子どもですね」
そう言いつつ握手をわす。
「ああ、不思議なくらいに賢い子なんだ」
そりゃあ、転生したからね。うん、この世界の一般的な計算問題なら小學校3年當たりでもできそうだったもんね。
「っと、話がそれたな。それで、空間屬を使えるというのは本當か?報告書を見たがとても信じられないことだらけだ」
「まあ、普通に考えるとそうだよな。ハルト、実際にやってみてくれ」
「分かりました」
まあ、【ショートワープ】でいいよな。俺は部屋の端へ行き【ショートワープ】を発させる。
「ほ、本當だった…これは々とめんどくさい事になりそうだぞ」
「あ、ああ、そうだろうな。もう恨むのならその適を持って生まれた自分を恨めというレベルだな。それと、王の使者として來たということはもしや…?」
「ああ、今日來たのはその確認と、本當だった場合、王城へ連れてくるように。ということだ」
つまり俺は、今から王都へ行かなければならないと。
「そうか。ということはハルトは初めての旅になるな。頑張ってこいよ」
「?なにを言ってるんだ?ベルマーレお前はどのみちそろそろ始まる王國會議に參加するんだろうが」
「あ、いけねぇ忘れてた。いつ出るんだ?」
「なるべく早い方が助かる。王もそっちの方が喜ぶだろうからな。久々に學友3人で語り合うのも一興だろ?」
うーん、そういえば向こうでラノベ読んでた時、人の記憶からその場所をつかんで【ロングワープ】するっていうのがあった気がする。それができないか試してみよう。
「お父様、試してみたい魔法があるのですがいいですか?」
「ん?どんな魔法なのか説明してからにしてくれ」
「はい、僕が考えたの(厳に言えばそうじゃない)は相手の記憶を読み取るという魔法です。これならば【ロングワープ】が使えるかも知れません」
「そうか、それは楽そうでいいな。早速やってみてくれ」
「分かりました。では、レビィストさん王都を強く思い浮かべてください」
「ああ、分かった」
「ちょっと失禮します」
俺はそう斷ってからレビィストさんの頭にれる。ええっと何だったっけな、肝心な魔法名忘れちった。あ、あれだ。
「【リーディング】」
ほほぉー、さすが王都だな。ここの街よりも大きい。
「できました。【ロングワープ】」
空間にが空き、王都の中と思われる場所に繋がった。
「ここで間違い無いですよね?」
お父様と、レビィストさんは揃って口をパクパクさせていた。
「こ、これならば旅の準備をしなくてもいいから明日にでも王都につくな」
「お前の息子、規格外過ぎるだろ…」
まあ、とにかく明日には王都について、明後日には王様との謁見になるらしい。
今日はもう疲れてきたな。まだ、晝飯食ってないのに眠くなって………きた……
ハルトは意識を手放したのだった。
初めて2千文字以上書きました(笑)
13話を間違って消してしまいました。(だいぶ前の話)
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