《異世界はチートなカードで乗り切ろう!?》32.その頃…
ハルトが帝國に行っている頃、その原因となったフィレリアは、國王から呼び出され、こっぴどく叱られて謹慎令を出されて暇をしていた。
「お主はもうし相手が子どもだというのを自覚した方がいい…」
「あ、あはは…忘れてたよ」
「はぁ…勘弁してくれ…あれが別の場所に住むと言い始めたら、こちらは大損害だぞ。まあ、そうはならんだろうが…」
「返す言葉もないよ…それで、ハルトくんは今どこに?」
「教えるわけなかろう…とりあえずお主はしばらく謹慎しておけ!」
「近衛騎士団団長が謹慎とはねぇ…世も末だねぇ…」
その時、その場に居合わせた者全員が、(その近衛騎士団団長はお前だけどね?!)という心の聲が一致したのは言うまでもない…
ちなみに、謹慎はハルトが要求したものである。そうして行を制限しなければ、絶対に追ってくると思ったからだ。
「先に言っておくが謹慎を勝手に破るなよ…そうしたらこっちは莫大な被害を被るのだからな…」
「分かってるって〜。あー、それにしても暇になるなぁ…ま、いいや、しばらくサボってた自分の訓練しとかなきゃね。それぐらいは問題ないでしょ?」
「ん?あ、ああ、問題ないぞ。だが、自分の屋敷の中でしか認めんぞ。謹慎だからな」
「分かってるよ」
謁見の間を後にしたフィレリアは
「さて、僕もハルトくんに抜かれないようにちゃんとやっておかないとね…」
と、小さく呟いて自分の屋敷に戻っていった。
side帝國
ハルトが帝都にった所まで時を遡る。
城の門番はその日の業務を夜勤の者に引き継ごうとしていた時、1人の兵士が走ってきた。鎧についているエンブレムを見ると帝都東門の門兵の兵長だった。よほど重要度が高いとわかったとは言え、一応は事聴取をしなければならない。
「何事だ!」
「は、た、他國の貴族の子息が場した報告をれに來ました」
「他國の貴族だと?階級は?名前は?家名は?」
「はっ、階級はフレア王國辺境伯、家名をアルフォード、子息の名前をハルトといいます。これが、その証拠です」
「…確認した。これは、急いで外務大臣に取り次ぐ。ところで、護衛は連れてきていないのか?」
「そ、それが、途中でオークの村を壊滅させてきていまして…そこで出會ったらしい5名はいましたが、護衛は全く見當たりませんでした。それと、明日の夕刻にはそれを返してほしいと言っておりました」
「それも伝えておこう…ご苦労だったな、持ち場に戻れ」
「はっ、そうさせていただきます」
そして、夕方だったにも関わらずとても忙しくなったとか。そして、本人の知らないところで城へ招かれることになっていた。
その、近代兵も出してやろうと畫策中の作者ですw
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6/15発売【書籍化】番外編2本完結「わたしと隣の和菓子さま」(舊「和菓子さま 剣士さま」)
「わたしと隣の和菓子さま」は、アルファポリスさま主催、第三回青春小説大賞の読者賞受賞作品「和菓子さま 剣士さま」を改題した作品です。 2022年6月15日(偶然にも6/16の「和菓子の日」の前日)に、KADOKAWA富士見L文庫さまより刊行されました。書籍版は、戀愛風味を足して大幅に加筆修正を行いました。 書籍発行記念で番外編を2本掲載します。 1本目「青い柿、青い心」(3話完結) 2本目「嵐を呼ぶ水無月」(全7話完結) ♢♢♢ 高三でようやく青春することができた慶子さんと和菓子屋の若旦那(?)との未知との遭遇な物語。 物語は三月から始まり、ひと月ごとの読み切りで進んで行きます。 和菓子に魅せられた女の子の目を通して、季節の和菓子(上生菓子)も出てきます。 また、剣道部での様子や、そこでの仲間とのあれこれも展開していきます。 番外編の主人公は、慶子とその周りの人たちです。 ※2021年4月 「前に進む、鈴木學君の三月」(鈴木學) ※2021年5月 「ハザクラ、ハザクラ、桜餅」(柏木伸二郎 慶子父) ※2021年5月 「餡子嫌いの若鮎」(田中那美 學の実母) ※2021年6月 「青い柿 青い心」(呉田充 學と因縁のある剣道部の先輩) ※2021年6月「嵐を呼ぶ水無月」(慶子の大學生編& 學のミニミニ京都レポート)
8 193【書籍化!】【最強ギフトで領地経営スローライフ】ハズレギフトと実家追放されましたが、『見るだけでどんな魔法でもコピー』できるので辺境開拓していたら…伝説の村が出來ていた~うちの村人、剣聖より強くね?~
舊タイトル:「え? 僕の部下がなにかやっちゃいました?」ハズレギフトだと実家を追放されたので、自由に辺境開拓していたら……伝説の村が出來ていた~父上、あなたが尻尾を巻いて逃げ帰った“剣聖”はただの村人ですよ? 【簡単なあらすじ】『ハズレギフト持ちと追放された少年が、”これは修行なんだ!”と勘違いして、最強ギフトで父の妨害を返り討ちにしながら領地を発展させていくお話』 【丁寧なあらすじ】 「メルキス、お前のようなハズレギフト持ちは我が一族に不要だ!」 15歳になると誰もが”ギフト”を授かる世界。 ロードベルグ伯爵家の長男であるメルキスは、神童と呼ばれていた。 しかし、メルキスが授かったのは【根源魔法】という誰も聞いたことのないギフト。 「よくもハズレギフトを授かりよって! お前は追放だ! 辺境の村の領地をくれてやるから、そこに引きこもっておれ」 こうしてメルキスは辺境の村へと追放された。 そして、そこで國の第4王女が強力なモンスターに襲われている場面に遭遇。 覚悟を決めてモンスターに立ち向かったとき、メルキスは【根源魔法】の真の力に覚醒する。【根源魔法】は、見たことのある魔法を、威力を爆発的に上げつつコピーすることができる最強のギフトだった。 【根源魔法】の力で、メルキスはモンスターを跡形もなく消し飛ばす。 「偉大な父上が、僕の【根源魔法】の力を見抜けなかったのはおかしい……そうか、父上は僕を1人前にするために僕を追放したんだ。これは試練なんだ!」 こうしてメルキスの勘違い領地経営が始まった。 一方、ロードベルグ伯爵家では「伯爵家が王家に気に入られていたのは、第四王女がメルキスに惚れていたから」という衝撃の事実が明らかになる。 「メルキスを連れ戻せなければ取りつぶす」と宣告された伯爵家は、メルキスの村を潰してメルキスを連れ戻そうと、様々な魔法を扱う刺客や超強力なモンスターを送り込む。 だが、「これも父上からの試練なんだな」と勘違いしたメルキスは片っ端から刺客を返り討ちにし、魔法をコピー。そして、その力で村をさらに発展させていくのだった。 こうしてロードベルグ伯爵家は破滅の道を、メルキスは栄光の道を歩んでいく……。 ※この作品は他サイト様でも掲載しております
8 102【完結】「お前の嫉妬に耐えられない」と婚約破棄された令嬢の醫療革命〜宮廷醫療魔術師に推薦されて、何故か王國の次期騎士団長様に守られる生活が始まりました〜【書籍化】
《エンジェライト文庫様より発売中!》 サクラ・オーラルはメイル王國の子爵令嬢だ。 そんなサクラにはウィンという婚約者がいた。 しかし、ウィンは幼馴染のモミジのことをサクラより大切にしていた。 そのことについて指摘したらウィンはいつも『モミジは妹みたいなもの』としか言わなかった。 そんなウィンにサクラは徐々に耐えられなくなっていた。 そしてついにウィンから「お前の嫉妬に耐えられない」と婚約破棄をされる。 サクラはこれに文句がなかったので少し癪だが受け入れた。 そして、しばらくはゆっくりしようと思っていたサクラに宮廷魔術師への推薦の話がやってきた。 これは婚約破棄された子爵令嬢が王國トップの癒しの魔術師に成り上がり、幸せになる物語。 ※電子書籍化しました
8 160Re:legend
いつも通りの生活をしていた主人公涼宮竜何故かしらんが変なやつらに異世界に召喚されたあげくわけのわからないことに付き合わされる… 何故召喚されたのが僕だったんだろう… 感想等お待ちしてます。書いてくださると嬉しいです。
8 57ガチャで爆死したら異世界転移しました
7月21日、更新しました。 特技ゲーム、趣味ゲームという、ごくごく普通の高校2年生 佐藤 慎也が、ゲームのガチャで爆死したら……。ん?女の子?僕が!? ゲームのキャラになって異世界転移!? ※初投稿、小説初書きなので遅く下手ですが、楽しんでくれれば幸いです。明らかな誤字、脫字などがありましたら、ご指摘よろしくお願いします。
8 177神がくれたステータスがいかれ過ぎているのだが?
主人公の小林 裝が小さい子を助ける 神に會う 転生する あれこれたくさんある ⚠不定期です。
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