《異世界はチートなカードで乗り切ろう!?》35.気付いた

最初は皇帝視點でお送り致します。

(皇帝side)

ハルトが出ていったあと、皇帝は顔を青ざめさせている宮廷魔導士の魔導士長にハルトがどれほどだったのかを報告させる。

「お、恐ろしい魔力でした。あの歳にして魔力コントロールもある程度習得しており、それでもなお扱いきれないほどの魔力が周囲に垂れ流されていました。正直、逃げだしたいほどでしたよ」

魔道士長のかつて無い怯えぶりに大臣職の者達はそこまでだったのかと首を傾げる。

「そ、そうか、ハルトとやらはあれでも魔力を抑えている方じゃったか。アレとは迂闊に敵対せんほうが良さそうじゃな」

「それが無難と思われます」

「それに、まだ魔法の適が正確に摑めておらんのも怖い」

皇帝は未だにその全容が摑めない、まだ6歳の児のことを思い、背に汗が流れるのをじた。

「もう空間屬を扱えると言われても驚きはしませんよ」

「さすがにそれはな…」

さすがに有り得ないと否定しようとしたが、報告によれば數日でここまで來たと言っていたようだし有り得ると考えてさらに背筋が凍る思いをしたがそのまま報告會を続けさせた。

(ハルトside)

そういえば、そろそろ査定も終わってる頃だし冒険者ギルドにでも行こうかな…いや、でも今は夕方だし、めんどくさいヤツらに絡まれそうなんだよなぁ…もうちょいあとに行こ。

あとなんか忘れてる気がするんだよなぁ…………………あっ、やっべぇなるべく早く帰んないとリナ様に激怒、いや、今の狀態で帰っても大して変わんないじゃん?!

的な狀況に気付いたハルトであった。

「ハルトさん?どうかなさいました?」

いきなり立ち止まり顔を青くしたハルトに心配そうに詩織が顔を覗きこんできた。

「い、いえ、な、なんでもないですよ?べ、べつに、帰ったら恐ろしい修羅場が待ってるとかそんなんじゃないですよ?」

キョドりすぎて説得力がなかった。

「そうですか。では、そういうことにしておきます」

「絶対大変なこt…んー?!」

詩織が気を使って話を終わらせようとしたのに、余計なことを言いそうだったフィミアの口をソニアが抑えた。

をしたあとに、皇帝との謁見もあり、あたりは暗くなり始めていたので、宿へ戻ることにした。

……ハルトは次の日の朝もやはりエロフプレスをされていた。

変なところにあった13話を正常な位置に戻すことが出來ました。(10/4)

あ、自分で読み直してて矛盾してるところがあったので直しました。(何個もあって的な話數を覚えてない)

いい加減ヒロインの出番作らなきゃ…

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