《異世界はチートなカードで乗り切ろう!?》38.そろそろ(お金が)やばい

し寄り道はしたものの當初の予定通り冒険者ギルドへやってきた。

「とりあえず常時依頼の薬草採取にしましょう」

「その方がいいわね。私とハルト以外は戦闘になれてないだろうし」

ミツキの言葉にハルトはそっと目を逸らす。

(い、言えない。外に出て適當に魔を狩って來ようとしてたなんてとても言えない…)

「薬草採取とはいえ、森にるので魔には気をつけてくださいね。初心者さんに子どももいるみたいですし…」

初日に來た時に対応してもらった付嬢さんは休みなのか別の人だったのでそう言われた。純粋に心配してくれているので、余計なことは言わないでおいた。

「えぇ、そのつもりよ。無茶なことはしないわ」

ミツキがそう返しながらハルトの方ををチラッと見る。それに対してハルトはそっと目を逸らすだけだった。

「……」

そして、その反応にミツキはある程度の時間を置いてからニコッとするだけであった。

あ、あばばばばばばb…バレテーラま、いいや。オークの巣のど真ん中行くわけじゃないし。

そんなこんなでやってきた森には…

特に何もいなかった。強いて言うならいつの間にか隣に來ていたスライムくらいである。

なんだろうこのテンプレなじは…

「…?」

チラッとスライムの方を見るとまるで、人間が首を傾げるかのような仕草をした。

「…こいつぁまずい」

ハルトは思わず、そう零してしまった。

こ、このスライム…知能を持ってやがるだと…?!ますますテンプレが増していくじゃねぇか!

そんなことを思っているとミツキ達が戻ってきた。

「この辺の薬草は長しきってなくて小さいのが多かったからもうし奧へった方がいいわね」

「………」

「ハルトさん?聞こえてますか?」

しかし、聲をかけてもボーッとしている様子のハルトに詩織が肩を叩いてみる。

「あ、あぁ、すいません聞いてませんでした。考え事をしていたので…」

「ま、しょうがないわね。もう一度言うけど、ここの薬草は小さいからもっと奧に行きましょう」

「え?でも、無理はしないって…」

「…はぁ〜、あのねここは帝都に近い森なのよ?強力な魔獣が居るようなところにわざわざ國の中樞を作るわけないでしょ?」

その言葉にハルトはそれもそうかと思い、森の奧へ行くことにした。

「んー、でも、よくよく考えるとそれって他の人達も同じことを考えてるってことよね…」

「迂闊でしたねぇ〜」

「それでもさっきよりはマシなものが多いわ。取って帰りましょう」

そうして、薬草を採取をしていると…

「気をつけてください。近くに魔が來ています」

ハルトが【魔力探知】の索敵圏に魔ってきたことを伝える。

「魔力量からしてゴブリンだと思いますが…どうしますか?」

「何匹いるかわかる?」

「5匹…いえ、もうし居ますね。ちょっと索敵範囲をばしてみます……10匹ですね」

「なら行けると思うわ。それに、ちょうどいい戦闘訓練にもなるわ」

「そうですか…では、僕は危なくなるまできませんね」

そうして、し話し合いをしたあと、一行はゴブリンの群れへ向かった。

どうにかもう1話投稿できた(´▽`)ホッ

今年も殘りわずかですが良いお年を。そして、來年も応援よろしくお願いします。(´・ω・`)(´-ω-`)) ペコリ

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