俺たちは町へ著くまでどんな奴にやられたのか、そして老人にされた時の覚はどうだったかなどを話した。だが二人は全く何をされたのかわからなかったようだし、老人にされたときに苦しんだりした覚えも無いらしい。何故なら路地裏にった瞬間、一人の影が目の前に現れ、その後気絶させられたということらしい。で、目が覚めた時にはあの外見ってわけだ。

俺達は町へ著き、り口の門もくぐり終えた。

「俺はこれからギルドで依頼達の手続きとさっきの５を換金しに行くが、お前らはどうするんだ？」

「私たちも依頼達の手続きをしにいくわ。その後、私達は一旦、宿屋へ帰りすぐさま師匠の家へ向かいますわ」

「えっと、俺はあの魔法學院の寮に住んでいるからお前たちはれない。だから俺がそちらの部屋へ行くことにしよう。それに俺はまだ他にも依頼をける予定があるからそちらへ向かうのは夕方になりそうだ」

「あなたほどの魔法使いが魔法學院へ？　あの學院には上級魔法までの本しか置いてないのにあなたが學ぶことなんてありますの？」

「まあ、一応ね」

なるほど。あの図書館って上級魔法までしかなかったんだな。道理であまりSクラスの皆はあの場所にはいないわけだ。

「というわけでお前らの宿屋どこ？」

「僕たちはあそこにある白パン食堂っていう宿屋に泊まっているのでそこの一階にあるカフェテリアで待ち合わせをしましょう」

というわけで俺達は冒険者ギルドへ戻ってきた。

「Sランクの冒険者のアウル様と他の方々。Sランク級依頼達、おめでとうございます！」

ギルドにるとさっきいた付のお姉さんが待っていた。どうやらさっきいた他の冒険者がギルドにもう俺達の依頼達を報告していたのだろう。

「どうも。で、依頼証明品はこの5のコアだ。そして殘りはマジックバックにれているが後で換金よろしく」

「わかりました。では先に依頼料を今払いますね」

と、俺は純白の白と金が混じった王貨を1枚と純白の白金貨を10枚渡された。

日本円でいうと

王貨 =1000萬円

白金貨　=100萬円

白銀貨　=10萬円

金貨 =1萬円

銀貨 =1000円

銅貨 =100円

大銭 =10円

銭 =1円

と、いったところだ。

ジークとアリスはかなり驚いていた。何故ならこの金額は一般の人の２年分の収であり、冒険者のトップであるAランクでも年収が二千萬だからだ

俺はその後もSランクの依頼を達し、夕方の7時くらいには俺の元には王貨が32枚と白金貨が４５枚あった。日本円にして10億円になる。何故俺がそんなに稼ぐことができたかというと、時間停止の魔法でこの町と他の町、そして周辺の國々のギルドからSランクの依頼をけまくったからなのである。そしてどこのSランクの依頼もその周辺にある森や山などにいる各種族や魔の王が突然暴れだしたということだった。我ながらラッキーである。何故最初からこの方法で稼がなかったのだろうか。

俺は一旦王貨を全て部屋に戻し、アリスとジークのいる白パン食堂という名の宿屋へ向かった。

そこはかなり高級な宿屋だった。宿屋の外見は大きく、大きな窓がぽつぽつとあり、一つ一つの部屋がかなり大きいのが窺えた。どうしてこんな大きな宿屋に泊まることができるのに服を買うお金がないんだろうね？　Aランク級冒険者の収ならこの宿屋と服を買うくらいの収はあるだろうに。