《Re:legend》8:勝利そしてチート能力
「死ね死ね死ねーさっさと死にやがれー」
下級兵が放つ攻撃をかなりギリギリのタイミングでなんとか回避し続ける
「しぶとい奴だなぁさっさと楽になれやぁ」
なんだよその一昔前のヤグザみたいな発言は…
「落ちよ巖の裁きロックストーン」
下級兵の頭に巖が直撃する
エリカの魔法か…
あいつの魔法なんでイタズラ要素が満載なんだ
イタズラであいつの魔法使われたらたまったもんじゃないな
「大丈夫ですかリュウさん」
ハルカが駆け寄ってくる
「エリカし時間を稼いで」
「了解」
ハルカの頼みをあっさり引きけ下級兵の気をひく為に走りだす
「逃がさねえよ」
エリカが逃げ出したと思ったのか下級兵はエリカが走る先へ飛び待ち構える
「エリカがあのハゲを引きつけてる間にリュウさんの魔道書の能力を教えます」
「死ね死ね死ねー」
エリカ目掛けていくつもの炎の刃が飛んでくる
それを魔法で作り出した巖で防いだり避けたりして時間を稼ぐ
「避けてばかりいないでかかってこいやー」
下級兵が避けてばかりのエリカを見て油斷していた
「じゃあ遠慮なく」
と言い放ち僕は下級兵を毆りつける
僕に毆られた下級兵はし吹っ飛んだが地面に直撃する前に羽をかし宙を舞う
「テメエ卑怯だぞ」
いやいやかかってこいって言われたから毆ったんですけど…
「まあいいとりあえず死ねー」
エリカへの攻撃を中斷し僕目掛けて魔法を放つ
僕の目の前に炎の刃が飛んでくる
その刃を空白のページを開いた『強の書』でけ止める
すると空白だったページに文字が浮かぶ
「えーとファイアースラシュ魔法ランク2自分の腕を振った先に炎の刃を飛ばすことができるか…」
僕が魔道書に記された文を読み上げると下級兵は何故それを知っていると言いたそうな顔をする
「何故俺様の魔法の容を…」
こいつなんでも顔にでるタイプだな
「放て炎の刃ファイアースラシュ」
僕が下級兵目掛けて腕を振る
下級兵の前に現れた炎の刃を前に下級兵は何故お前が俺様の魔法を使えるんだとでもいいたそうな顔をする
「何故お前が…俺…さ……」
下級兵が何かをいいきる前に炎の刃は下級兵を真っ二つにする。
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8 160じゃあ俺、死霊術《ネクロマンス》で世界の第三勢力になるわ。
「お前は勇者に相応しくない」 勇者として異世界に召喚された俺は、即行で処刑されることになった。 理由は、俺が「死霊術師/ネクロマンサー」だから…… 冗談じゃない!この能力を使って、誰にも負けない第三勢力を作ってやる!! ==================== 主人公『桜下』は十四歳。突如として異世界に召喚されてしまった、ごく普通の少年だ。いや、”だった”。 彼が目を覚ました時、そこには見知らぬ國、見知らぬ人、見知らぬ大地が広がっていた。 人々は、彼をこう呼んだ。”勇者様”と。 狀況を受け入れられない彼をよそに、人々はにわかに騒ぎ始める。 「こやつは、ネクロマンサーだ!」 次の瞬間、彼の肩書は”勇者”から”罪人”へと書き換わった。 牢獄にぶち込まれ、死を待つだけの存在となった桜下。 何もかもが彼を蚊帳の外に放置したまま、刻一刻と死が迫る。絶望する桜下。 そんな彼に、聲が掛けられる。「このまま死を待つおつもりか?」……だが牢獄には、彼以外は誰もいないはずだった。 そこに立っていたのは、一體の骸骨。かつて桜下と同じように死を遂げた、過去の勇者の成れの果てだった。 「そなたが望むのならば、手を貸そう」 桜下は悩んだ末に、骨だけとなった手を取った。 そして桜下は、決意する。復讐?否。報復?否、否。 勇者として戦いに身を投じる気も、魔王に寢返って人類を殺戮して回る気も、彼には無かった。 若干十四歳の少年には、復讐の蜜の味も、血を見て興奮する性癖も分からないのだ。 故に彼が望むのは、ただ一つ。 「俺はこの世界で、自由に生きてやる!」 ==================== そして彼は出會うことになる。 呪いの森をさ迷い続ける、ゾンビの少女に。 自らの葬儀で涙を流す、幽霊のシスターに。 主なき城を守り続ける、首なし騎士に。 そして彼は知ることになる。 この世界の文化と人々の暮らし、獨自の生態系と環境を。 この世界において、『勇者』がどのような役割を持つのかを。 『勇者』とは何か?そして、『魔王』とはどんな存在なのか?……その、答えを。 これは、十四歳の少年が、誰にも負けない第三勢力を作るまでの物語。 ==================== ※毎週月~土曜日の、0時更新です。 ※時々挿絵がつきます(筆者ツイッターで見ていただく形になります)。 ※アンデッドが登場する都合、死亡などの殘酷な描寫を含みます。ご了承ください。
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