「さて『強の書』の説明もすんだし本題に移るとするか」

エリカの発言にハルカが頷き話だす。

「私達と共に世界を取り戻してくれませんか。いきなり敵と戦うのではなくまずは私達と一緒に冒険家の仕事をこなして強くなりいずれ魔族から世界を取り戻しましてくれませんか。」

「もちろん私達も戦うけど魔神王に勝てるのは大罪の書を所持する人間しかいない。」

「「お願いです。私達と行を共にしてください。」」

ハルカとエリカの頼みを僕はけれる。今のところ僕がもといた世界に帰る方法がない。彼達と冒険していればいずれもとの世界への帰り方がみつかるかもしれないし

僕がもとの世界に戻るのは魔神王を倒してからになりそうだな…

とりあえず明日から冒険家としての僕の新しい人生が始まる。