《Re:legend》18:初旅そして初野宿
僕達は町をでて數キロ先の場所を馬車で走っていた。町から離れているせいか道が整備されてなくてかなり揺れる。
「気持ち…わる…い…」
そういいさっきから必死に吐くのをエリカが堪えていた。エリカが乗り苦手って意外だな…
そう思いながら進んでいると辺りが暗くなってきた。
「今日はここら辺で野宿しましょう」
ハルカが馬車を止める。ハルカが夜ご飯の準備をしている間僕はエリカの世話をする。2回ほど吐いていたがだいぶ楽になったようだ。
しばらくするとハルカが夜ご飯を持ってきてくれるバンクカードから取り出した素材で野菜のスープを作ってくれた。野菜スープとパンを食べながら今回討伐する魔獣について話す。
「グリフォンは炎が苦手みたいです。まあ獣系の魔獣はだいたい炎が苦手なんですけど。」
獣系?魔獣にも種類があるのかな。僕達は夜ご飯を食べ終わえた後寢床の準備をする。寢床と言っても馬車の中に布団をひくだけだが、僕達は代で見張りをしながら寢ることにした。夜の間は僕が見張りをし朝は僕が寢る。馬車の作ができるのがハルカしかいないので自然とこうなった。
あんなに揺れている中で寢なきゃいけないのか…
この旅から無事帰れたら馬車の作を覚えよう。
【WEB版】劣等賢者のケモノ魔法革命〜「獣人は魔法が使えない劣等種だ」と宮廷魔術師から追放されたけど、弟子とFランク冒険者を満喫してたら、いつの間にか最強の魔法學院ができていた〜:書籍化+コミカライズ
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8 57三分間で世界を救え!「えっ!ヒーローライセンスD級の僕がですか!」 就職したくないからヒーローになった男は世界で唯一のタイムリープ持ち。負け知らずと言われた、世界一のヒーローは世界で一番負け続けていた
ある日、地球に隕石が飛來した。大気圏に突入した際に細かく砕けた隕石は、燃え盡き 地上に居た人々にケガ人は出なかった。 その日、大量の流れ星が空に現れ、消えて行った。 SNSでは流れ星の寫真が溢れ、多くの人が話題に上げ、連日ニュース番組では街行く人に街頭インタビューをしていた。 數週間と時が過ぎ、話題にも上がらなくなった時に異変が起きた。 外見的変化が世界中から報告され始めた。 次第に外見の変化は無いが、「個性」と言われる能力が確認され始めた。 するとSNSでは自分の個性を載せようと、寫真、動畫がアップされ始めた。 そして事件は起きた。 隕石によって影響を受けたのは、人類だけでゃなかった。 動物にも変化が起きた。「突然変異」によって巨大化、兇暴性の増した「怪物」達が 人類に牙を向け始めた。 街を破壊して暴れまわるその姿は、まさしく「怪物」 生物の頂點に居た人類は、淘汰される危機にあった。 そんな中、個性を使った強盜事件、犯人は個性を使い犯行を行い 警察から逃げきる事に成功した。 世界中の國々で同様な事件が発生し対応に追われていた。 そんなある日、一人の男が現れえた。 街中で暴れ、警察が対応出來ずに困っていた時に、仮面を付けた男だけが犯人に向かって行った。 その様子はテレビ局のカメラや周辺に居た人々の攜帯でも撮影された。 個性を使った犯罪に、個性で立ち向かった勇敢な姿は見ていた人に勇気を與えた。 事件から數日後、政府がある事を発表した。 それはヒーローの組織設立を國が進めると言う事、ただ後日発表された詳細は、公務員として雇用するわけでは無く、成果報酬型のフリーランス。 報酬はバイトと変わらず、自分の個性を使って楽に稼げると、期待していた人は報酬もさることながら、他があからさまに酷いと、SNSで政府を批判した。 そんな事があった為に人は集まらなかった。 そんな時だった。 一人の資産家が政府に代わって新たなヒーローの組織「イポテス」を設立した。 ヒーローとして怪物から街を守り、個性を使う犯罪者達から市民を守るヒーロー。 この物語は「無敗のヒーロー」と言われた男、赤波新屋の物語である。 カクヨム掲載中
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