《Re:legend》43:克服そして後悔

僕達はプフレ村に向かっていた。いつもと同じく馬車で移する…

「「気持ち悪い〜」」

乗り酔いが激しい方が2名になってしまった。エリカはいつものことだがフランも乗りものがダメだったとは…

「2人とも酔ってしまったんですね…」

僕のリュックからフェアリーがでてくる。フェアリーが腕を振ると気持ち悪そうにしていた2人の様子が変わる。

「「あれっ?治った…」」

「2人に酔いがさめる魔法をかけたんだよ〜これで當分は乗り酔いしないと思うよ〜」

フェアリーが誇らしげに説明する。いやぶっちゃけかなり助かります。お荷が2人に増えたと思っていたのに…

今日はここら辺で休もうとハルカが馬車をとめる。ぶっちゃけドリフトで一旦ハーバル村に戻ってまた明日ここに來ようと言ったのだが冒険気分が臺無しになるからという理由で拒否された。

「私は夜ご飯の準備をしてきますね」

ハルカが馬車をとめている間にフランが夜ご飯の準備をする。

「私も手伝う〜」

エリカがフランと共に夜ご飯の準備にむかう。

「あれ?2人はどこに行ったんですか?」

馬車をとめてきたハルカが僕に問う。

「2人なら夜ご飯の準備をしにいったよ…」

「エリカもいったんですか?」

「いったけど…」

僕の答えを聞きハルカが凄い顔をする。

「「夜ご飯できましたよ」」

2人が鍋を持ってこっちに歩いてくる。鍋を僕達の前に置き蓋を開ける…

數分後……

僕とハルカとフェアリーは気を失う…

作った本人達もあまりの不味さに発狂していた。

その後エリカとフランは2度と料理するのを止すれた……こんなものを食べさせられるくらいなら酔った2人の面倒をみていた方が數倍ましだった…

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