《Re:legend》43:克服そして後悔
僕達はプフレ村に向かっていた。いつもと同じく馬車で移する…
「「気持ち悪い〜」」
乗り酔いが激しい方が2名になってしまった。エリカはいつものことだがフランも乗りものがダメだったとは…
「2人とも酔ってしまったんですね…」
僕のリュックからフェアリーがでてくる。フェアリーが腕を振ると気持ち悪そうにしていた2人の様子が変わる。
「「あれっ?治った…」」
「2人に酔いがさめる魔法をかけたんだよ〜これで當分は乗り酔いしないと思うよ〜」
フェアリーが誇らしげに説明する。いやぶっちゃけかなり助かります。お荷が2人に増えたと思っていたのに…
今日はここら辺で休もうとハルカが馬車をとめる。ぶっちゃけドリフトで一旦ハーバル村に戻ってまた明日ここに來ようと言ったのだが冒険気分が臺無しになるからという理由で拒否された。
「私は夜ご飯の準備をしてきますね」
ハルカが馬車をとめている間にフランが夜ご飯の準備をする。
「私も手伝う〜」
エリカがフランと共に夜ご飯の準備にむかう。
「あれ?2人はどこに行ったんですか?」
馬車をとめてきたハルカが僕に問う。
「2人なら夜ご飯の準備をしにいったよ…」
「エリカもいったんですか?」
「いったけど…」
僕の答えを聞きハルカが凄い顔をする。
「「夜ご飯できましたよ」」
2人が鍋を持ってこっちに歩いてくる。鍋を僕達の前に置き蓋を開ける…
數分後……
僕とハルカとフェアリーは気を失う…
作った本人達もあまりの不味さに発狂していた。
その後エリカとフランは2度と料理するのを止すれた……こんなものを食べさせられるくらいなら酔った2人の面倒をみていた方が數倍ましだった…
【書籍化】外れスキル『目覚まし』、実は封印解除の能力でした。落ちこぼれの少年は、眠りからさめた女神達と優しい最強を目指す。【コミカライズ企畫進行中】
サーガフォレスト様より、1巻が6月15日(水)に発売しました! コミカライズ企畫も進行中です! 書籍版タイトルは『神の目覚めのギャラルホルン 〜外れスキル《目覚まし》は、封印解除の能力でした〜』に改めております。 ほか、詳細はページ下から。 14歳のリオンは駆け出しの冒険者。 だが手にしたスキルは、人を起こすしか能がない『目覚まし』という外れスキル。 リオンはギルドでのけ者にされ、いじめを受ける。 妹の病気を治すため、スキルを活かし朝に人を起こす『起こし屋』としてなんとか生計を立てていた。 ある日『目覚まし』の使用回數が10000回を達成する。 するとスキルが進化し、神も精霊も古代遺物も、眠っているものならなんでも目覚めさせる『封印解除』が可能になった。 ――起こしてくれてありがとう! 復活した女神は言う。 ――信徒になるなら、妹さんの病気を治してあげよう。 女神の出した條件は、信徒としての誓いをたてること。 勢いで『優しい最強を目指す』と答えたリオンは、女神の信徒となり、亡き父のような『優しく』『強い』冒険者を目指す。 目覚めた女神、その加護で能力向上。武具に秘められた力を開放。精霊も封印解除する。 さらに一生につき1つだけ與えられると思われていたスキルは、実は神様につき1つ。 つまり神様を何人も目覚めさせれば、無數のスキルを手にできる。 神話の時代から數千年が過ぎ、多くの神々や遺物が眠りについている世界。 ユニークな神様や道具に囲まれて、王都の起こし屋に過ぎなかった少年は彼が思う最強――『優しい最強』を目指す。 ※第3章まで終了しました。 第4章は、8月9日(火)から再開いたします。
8 98ノアの弱小PMC—アナログ元少年兵がハイテク都市の最兇生體兵器少女と働いたら
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