翌日僕達は町の不産を訪れる。

「えーとご予算はどれくらいですかね？」

し怪しげなトンガリ頭の親父が僕達に予算を尋ねてくる。

まあこの前の依頼とサラマンダーを売ったお金がかなりあるからある程度なら大丈夫だ。銀ランクのギルドカードを見せるとローンでも大丈夫と言ってくれた。

「どのような家をおみで？」

「庭が広い家がいいです。」

「トレーニングができそうな部屋がある家がいい」

「自然に囲まれた家がいいです」

店主の問いに三者三様の言葉で返す。

「それならこの國の王都にあるこの家なんかどうでしょう」

そういい店主が見せてきた紙を見る……高い……

500000ドランって…日本円だと1億円じゃん…

「この家でいいんじゃないですか。かなり広そうですし」

ハルカが家の設計図のようなをみて気にったようだ…まあ買えるけど僕の貯金がすっからかんになってしまうぞ…

「どうしますか」

店主がニヤニヤと笑いながら僕に問う。みんなの視線が僕に集まる。どうやらみんなこの家がいいらしい…しょうがないか…

「買います」

「お買い上げありがとうございます。ローンか一括払いかどちらにしますか？」

「一括払いでお願いします。」

その後僕はギルドに行きギルド銀行から500000ドランを引き下ろし不産の店主に渡す。

その後書類等の手続きを済ませこの家は僕達のになった。

「じゃあ引っ越しするか…」

僕達は宿の荷をまとめ王都に行く準備をする。エリカにドリフトで行けないのかと言われたがドリフトは1度行ったことのある場所にしな行くことができないので無理だ。

「じゃあテレポートで行けばいいじゃん」

「それは無理です。テレポートは移したい場所への正確な距離と方角を示し移場所にや生きがない場所にしか移できませんから」

エリカの提案をフランが卻下する。フランが言った通りテレポートは遠くに移するのが難しい魔法だ。

みんなが引っ越しの準備を終えみんなの荷を僕のバンクカードにしまう。相変わらず僕のバンクカードのメーターはいていない。

僕はスマホで王都への距離を確認する。だいたい馬車で3日ほどかかるみたいだ。

僕達は宿の人達に別れの挨拶を済ませ馬車に乗る。

馬車に乗り3日がたつ。

「もうしで王都に到著しますよ」

ハルカが馬車の中で寢ていた僕達に聲をかける。見張りで夜寢れないので晝間馬車が走っている間に寢ることにしたのだ。

僕達が馬車から顔を出して見ると目の前に巨大な街がみえた。

王都にる前に検問を通過し、王都へる。

「とりあえず王都に著きましたけどどうしますか？」

「家に直行で‼︎」

ハルカの問いにエリカが即答する。僕とフランとフェアリーもそれに同意する。ハルカが馬車をかし家にむかう。家への道案は僕のスマホのマップアプリがしてくれるので迷うことはない。

「到著しました…よ…」

ハルカが引きつった笑みを浮かべながら僕達に言う。僕達が馬車から降りて前をみると巨大な豪邸があった。