《Re:legend》79:吸のvs獄長サーバス
時は僕達が最上階へ到著するし前まで遡る。
「お嬢さんが私の相手を1人でするって?笑わせてくれるな」
ソラミちゃんの目の前に立つ大男のような魔族が笑い出す。
「あんた…なんか…私1人で充分です…」
ソラミちゃんは自分の指を噛み流れ出るで剣を作りだす。
「ほうその能力もしかしてお前さんはダンピールなのかな?」
「そう…ですが…なにか?」
「我らが魔族の裏切り者どもの子孫か…必ず始末しなければな」
そういい大男は大きな剣を構える。
「ダンピールは魔法が使えないみたいだがお前の仲間が何かするといけないから一応『魔』の魔法を発させておくか」
そういい大男は自のポケットから魔道書を取り出し魔道書のページを開き本に栞を挾む。おそらく栞を挾むことで魔法が発するようだ。
「私の名はサーバス知っての通りこのプルミューの監獄の獄長だ」
「私は…リュウ様の使用人…ソラミ…誇り高きダンピール…」
お互いに名乗りをあげ武を構える。
「いくぞ‼︎」
サーバスがソラミちゃん目掛けて走りだす。ギリギリまでサーバスを引きつけてカウンターをいれようとするがあっさり躱され再び攻撃を仕掛けられる。
ギリギリ攻撃を避け壁にむかってジャンプする。そこから更に壁を蹴り壁を蹴り壁を蹴る。まるでピンボールのようなきをし、相手を翻弄する。
あまりの速さに目が追いつかないサーバス目掛けて攻撃を仕掛ける。の剣がサーバスに突き刺さるがサーバスがの剣を摑みソラミちゃんごと地面に叩きつける。
サーバスが剣でソラミちゃんを斬ろうとするがソラミちゃんが剣を離し傷口からの弾丸を発させる。の弾丸を避けようとしたサーバスを思いっきり蹴り飛ばし距離をとる。
「なかなかやるようだな久しぶりに本気がだせそうだ」
「そうですか…まあ…勝つのは私…ですけど…頑張ってください…」
ソラミちゃんの発言にサーバスはかなりお怒りのようだ。
ソラミちゃん目掛けてサーバスが剣を振る。直後ソラミちゃんが左手も噛み左手からもをだす。左手ので大きな盾のようなを作りサーバスの剣を止める。
そして右手ので作った剣でサーバスを突く。よろけるサーバスを全力で毆りつけて気絶させる。
「たしかに…強かった…ですけど…まだまだ…ですね…」
倒れるサーバスにソラミちゃんが一言言い殘しソラミちゃんもその場に倒れる。
僕達は階段を駆け上がり獄長室の扉を開けた。
すると中には戦いを終え倒れているソラミちゃんとサーバスがいた。
「大丈夫か?」
僕はソラミちゃんのもとへ走る。
「大丈夫…です…ただの…貧です…」
ソラミちゃんの言葉を聞きしほっとする。ソラミちゃんの手にハルカが包帯を巻いてあげる。
「ちゃんと…倒しました…気絶させただけなので…まだ生きてます…」
「そうかお疲れ様」
僕はソラミちゃんをハルカに任せてみんなで鍵を捜す。鍵を見つけシャルロットとの子の首を外す。
鍵がっていた機の引き出しに『怠惰の書』もっていたのでシャルロットに渡す。
サーバスの服などを調べていたエリカとフランが僕を呼ぶので行ってみるとそこには2つの魔道書があった。『魔の書』とサーバスが大事に保管していたという魔道書だろう。
「とりあえずコピーさせて貰おうかな…」
そういい僕は2つの魔法をコピーする。ソラミちゃんが栞も持って置けというので栞も頂いておく。
コピーを終えて數分経つと『魔の書』が何処かに消えた。栞は消えていなかったが…
「おそらくサーバスが死んだのでしょう。なので『魔の書』はもとあった場所に戻り新たな契約者を待つのでしょう。こちらの魔道書はどうしますか?この魔法かなり使えると思いますけど」
なるほどつまり『魔の書』は何処かに行ってしまったがこちらの魔道書はサーバスとの契約が切れたため他の人と契約ができると…
「だったらハルカがもらっておけば?魔道合屋に持ってって魔法をハルカの魔道書に移せばいい」
僕がそういうとハルカは嬉しそうに魔道書をバンクカードにしまう。
「とりあえず家に帰ろうか。2人も來る?」
僕の言葉を聞きシャルロットと助けたの子が頷く。
僕はみんなにドリフトを発させて家に帰る。
- 連載中33 章
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