「ヤバい…殺さ…れ…」

「はっはっは死にやがれ‼︎」

街で戦っていた冒険家に魔族の兵士が剣を振りかぶる。

直後兵士が真っ二つになる。

「街の方もさっさと片付けますよ」

シャルロットが戦っていた冒険家達に言い放つ。『怠惰』のシャルロットが駆けつけたことにより皆の士気が上がる。

シャルロットが1000本の剣を街中に送り出す。

「こんなに働かされるなんて『怠惰』じゃなくて『勤勉』の方があなたにあってるんじゃない」

剣を作するシャルロットの橫でエルがシャルロットを茶化す。

シャルロットが放った剣により大量の魔族が倒れていく。士気を取り戻した冒険家達も制を立て直し一気に形逆転する。

おそらくあと數十分あれば街での戦いは決著がつくだろう。

その頃

僕達が集まり戦いの始まりとなった平原での戦いも決著がつこうとしていた。

「やっぱりすごい能力ね。ここが平原で助かったわ…障害がたくさんある場所だと勝てそうにないわ」

「障害が…無くても…あなたは…負けるんですよ…」

再び剣と剣がわる…と思ったがソラミちゃんが両手の剣を盾狀に変化させポワンの剣を両方ともとで挾み真剣白刃取りのような形でとめる。両手のがそれぞれ相手の剣を覆ったのを確認しを質化させ相手の剣を奪う。

「武が…なくなった…ようですが…大丈夫…ですか？」

ポワンの武を奪ったソラミちゃんがポワンを煽る。

「うーん武無しじゃあなたに勝つのは難しそうね…じゃあ今回はここら辺で失禮させていただくわ」

「私が…あなたを…逃すと…思ってますか…」

「あなたが逃す気がなくてもあなたは私を捕まえれない…インビジブル」

ポワンが魔法を発させその場から消える。

「すごい魔法でしょ今から24時間私は明になる。この魔法を使ってるあいだは何かを壊したり殺したりするのは無理だけど撤退するのにこんな便利な魔法はないわ、じゃあまた會いましょうね」

そういい殘しポワンはこの場から立ち去る。ポワンの気配も消えたのでおそらくこの近くにはいないだろう。

またあいつを逃してしまった………

シャルロットに合わせる顔がないな……

などと考えながらソラミちゃんは近くの巖に腰掛けみんなの帰りを待つことにする。

一応ポワンの気配がないか注意しながら待つことにする。

こうして

『』と吸のの2度目の戦いは終わった。

今回も『』に逃げられてしまったソラミちゃんの悔しさは言うまでもないだろう…