《Re:legend》555:戦いの始まり

ピュレットの遙か北東の海岸、そこからかなり離れた場所にそれは浮いていた。

「………なんだ、あれ」

「魔力の量がえげつないわね。しかも強いのが何人もいるみたいだけど…」

エリカが震える聲で呟く。それ程までに海上に浮かぶ巨大な巖のようなの魔力が凄かった。

「『死霊』の魔力がこの前とは比べにならないくらい増してるな…しかもあの中から巨大な魔力がいくつもじられる。鋭で行くか…ハルカにエリカ、フラン、フレイム、サラちゃん、アクア、アミちゃん、ジャンヌで向かう。それ以外はここで待機、指揮はニコルちゃんとソラミちゃんに任せる」

今回、ゆめみちゃんとエリスはシャインとダーク、ソフィラさんとともに飛行島に避難させている。エルフラウの見張りはファルファさんとソニアさんに任せてあるので何かあればすぐに連絡をしてくれるだろう。おかげで僕たちは目の前の相手に集中できる。

「じゃあ、みんな、行くよ」

僕はみんなとともに巨大な巖の空に突する。

「どうやら來たみたいですね。アルドベリク、追加で兵の用意を…」

「わかってるよ。あと數分時間をくれ」

「わかった。クレティア、時間稼ぎを頼む。アルドベリクの雑魚兵を送り出してくれ」

「了解」

エリザベータの指示に従いクレティアはアルドベリクが生み出した雑魚兵を僕たちの元に送り込む。

「そういえばヴァルキリーの方はどうなってる?」

「私とアルドベリクの合作だけあってかなりいいじだよ。もうしでヴァルキリーを全滅させられるだろうね。ヴァルキリーを全滅させたらまたアルドベリクに仕事をしてもらうからよろしくね」

クレティアの問いに答えながらエリザベータはアルドベリクの方を見つめる。

「あぁ、わかってるよ。よし、完だ。エリザベータ、頼む」

アルドベリクは生み出した者たちをエリザベータに引き渡す。エリザベータは魔法を発してアルドベリクが生み出した者たちを支配していく。

「一何が……」

ヴァルキリーの村に戻ったパラスアテナは信じられないを目撃していた。

「闇の……ヴァルキリー?」

ミカエラたちを襲う闇の力を纏ったヴァルキリーが禍々しくヴァルキリーの村の上を浮遊していた。

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