「ほう、お主が異常な魔力持ちか」

「はい！ジャンヌ・ダルクと申します！」

俺は今、エリック・ウィザリアという人と會っている。

この國で最高の魔法使いらしいが、気の良さそうな爺さんにしか見えない。

「では早速、魔法適を調べるとするかの」

魔法適？魔力があればいいんじゃないのか？

「あの…魔法適って？」

「そういえば、記憶を失ってしもうたらしいな。可哀想に……では、魔法についていくつか説明するかの、魔法適というのはだな」

どうやら、魔力があっても魔法が使えるわけではないという説明をけた

魔法には、元素魔法、理魔法、強化魔法、特異魔法の4種類あるらしい。

元素魔法は炎、水、風、雷などの自然現象をる魔法。

理魔法は重力、慣、運など理現象をる魔法。

強化魔法は自や味方を強化したり、をくしたりする魔法

特異魔法はその魔法使いしか使えないオリジナルの魔法らしい。魔法使いの3000人に1人くらいの割合でしか使えないようだ。

その4種類の魔法は、適がないと使えないらしくエリックさんは特異魔法以外の全ての適があるらしい。素直に凄いと思う。

「ほれ、ついたぞ」

しばらく魔法についての説明をけながら歩いていると、西洋の貴族が住んでそうな豪邸に著いた。

うひゃー、めっちゃ豪邸やん。本當にすごい人っぽいな。

「では、この水晶の真ん中に立ちなさい」

禍々しいをした歪な形の水晶が4つほど設置され、中心に魔法陣がある部屋に來た。

どうやら神の石板のようなアイテムらしい。

さぁ！俺の魔法適を見せてくれ！

と思いながらしっかと魔法陣の上に立つ。

すると魔法陣と水晶がりだし、禍々しいをした水晶はそれぞれ、赤、青、白、黃に輝きはじめた。

「あ、あの…これは？」

「素晴らしい！全ての魔法に最高に適があるわい！育て甲斐があるのう！」

どうやらそういうことらしい。

やってやろうじゃないか！特異魔法なんて現代知識でものすごいやつ出來そうだからな！

「明日から本格的な修行を始める。ここに住んでもいいが、騎士団のところに帰るかい？」

あー、それはどうするかな。いつまでもお世話になってるわけにはいかないしなー

よし…

「今日からこちらでお世話になってもいいですか？」

俺は騎士団のヒモから魔法使いのヒモになった。