《現代知識で異世界無雙したかったよ……》各國防衛戦。サリエル

「なんでこんなに多いのよ!」

貿易國家サリエルの騎士団長ステラ・スターロードは押し寄せる魔の數に驚いていた

「団長!現在冒険者ギルドの方でも人を集めてますが、昨日船が出航したらしく……援軍には期待しない方がいいらしいです…」

不幸な事は重なるって本當ね…

「私が先頭を切ります。他の隊は必ず2人以上で行して、魔たちを市街地にれてはいけないのは當たり前ですが死ぬ事は許しません……それでは作戦行を開始!」

ステラの聲で騎士達が一斉に魔の群れへと向かって行く

守る為の戦いが始まった

……

………

…………

ステラは走りながら、杖に魔力を込め詠唱する

「空を覆う星々よ」

「空を照らす月よ」

「それはあまねく金の輝き」

「それは唯一の太の寫し鏡」

「夜空が落ちる」

「シャイニーフォール!」

ステラの周囲に黃金の魔力が満ち溢れ、様々な方向にが流れていく

は黒い魔を飲み込み、存在を消していく

「これでも1%減ったくらいね……」

黃金の波は黒い波の前ではすぐに掻き消えてしまう。一は強くないが數が多い、こちらの戦力は騎士団のみ…防衛戦を突破されるのも時間の問題と言えるだろう

「団長!左方からも魔が!」

この狀況でまだ來るか!

「………ここは任せます。左は私だけで行きます」

「団長!無茶ですって!…行っちまった…」

……

………

…………

「空を駆ける星々よ」

輝を纏い流れ行く」

「命を削り、消えても心に殘る」

「我が敵を我がをもって滅する」

「流星輝き屑となるスターダストシューター」

ステラは走る。に纏う魔力にを焦がしながら、からを流しながら、魔の波を押し退けて駆け抜ける

「ぅぅうっ!」

を傷つけるほど高度な魔力を纏ってる影響でもうステラは限界に近い。サリエルの左側から押し寄せる魔をたった1人で止め続けたが、もういつ気絶し魔躙されてもおかしくない

「どうせ……死ぬなら魔力を発させ…」

このままここを通してしまうのなら、せめてしでも數を減らそうとした途端…目の前に雷が落ち、炎が迸り、氷柱が降り、旋風が巻き起こる。それらが魔を屠っていく

「おぬしの様な若者が死ぬなど、言うものではないのう…それでも覚悟は見せてもらった。あとはわしらに任せなさい」

「私らにかかればこんな魔なんて朝飯前だよ!」

「今度は戦場のど真ん中で歌うなよ。せめて俺の熱結界の中で歌え」

他國からの援軍……やっとか……

「すいません……あとは……お願い…します」

ステラは安堵からか気絶してしまう

……

………

…………

突如現れた魔法使い達によって黒い魔は総て討伐され、貿易國家サリエルにおける防衛戦は幕を閉じた

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