《現代知識で異世界無雙したかったよ……》霊の戦い。焼失

「仕方ないみたいだな…ユイ。ここらが時だ」

突如現れた、予知の霊エルアによって私とソロモンの正は暴かれた。まぁ…こいう時の為に正を隠してたから、いいか

「人理変ヒューマニズム……解除」

ディラン王がそう唱えるとディラン王とソロモンの姿が変貌していく

「へぇ……それが本當の姿ってことですかぁ?異世界人さぁん!」

そこに立っていたのは國王と側近では無い。黒髪のと茶髪の青年

「とりあえず……死なない程度にボコボコにして、報吐いて貰いましょうか」

「実際に戦うのは俺だけどな…」

……

………

…………

異世界人……結局はただの人の子なので興味は大してありませんが……遊び甲斐はありそうですねぇ

「人理変ヒューマニズム……チェンジウェポン」

ディラン王……ユイが魔法を発する。が発し形狀を変える

「やっぱ、お前が一番しっくり來るんだよなぁ……あぁいい剣だ」

剣へと姿を変えたユイはソロモン…レイジの手に収まる

「準備出來ましたかぁ?というよりお二人だけでよろしいのです?サリエル王とフォーデル王に戦うがないにしても……貴方にはあるでしょう?クレア・スペルヴィ」

その問いにクレアは答えることが出來ない

「まぁアレだ……お前1人くらいは俺とユイだけで十分ってことだ」

「舐めてくれますねぇ…これでも霊の中では古株でして、それなりに強いんですよ私ぃ」

この前はクロノスとアルラウネ相手に敗北しましたが……あのクソ神もやられて鞍替え先探してたら運良く死神の陣営に著くことが出來た……悪神の加護…悪意の知、死神の加護…殺意の知、そして私自の予知による回避…攻撃が當たるわけがない

「ほぉら、先に打ってきていいですよ?私は優しいので」

 

「そうかそうか……そんじゃあ行くぞー」

悪意はじませんねぇ、殺意はほんのすこーし…本當にボコボコにして報機出すつもりらしいですねぇ……予知にはしっかりと引っかかってる。次は右っと

エルアはレイジの振るう剣をギリギリのところで回避する。しかし當たる気配はない

「どうしましたぁ?私くらいなら貴方達2人で十分と仰っていたではあぁりませんかぁ!」

準備出來ましたし……そろそろやっちゃいますか

「予定調和ビジョンコントロール」

……

………

…………

なんかやったのか?

「な、なんで……時の霊クロノスさえも封じ込めた強制運命作がなんで効かないんですか!?」

強制運命作……とかなんかしらねぇけどさ

「こちとら2人とも生の理から外れてるんだ……運命なんざ定まってない」

「い、いや……でぇすが私にそちらの攻撃は當たらない。持久戦なら私が勝てます!」

予知のおかげで攻撃が當たらない……だとしたら、そんなの簡単に攻略出來る

「ユイ…もう分かってるだろ?武チェンジだ」

手に持つ刀が発し形狀をまた変化させる

「弓ぃ?そんなもので私を狙い撃てるはずないでしょう?」

狙い撃ちなんかするか

矢がない弓の弦を引く

「魔力拡散……ファイア!」

放たれたのは止めどなく溢れる無數の魔力の矢……まるで波のように壁のようにエルアに向かって襲いかかる

「なるほど、避けられないほどに広範囲の攻撃ですか……ならば!正面からけて立ちましょう!貴方達は無理でも、矢ならば強制運命作が通用……しない!?」

するわけねぇだろ。生の理から外れた人間が変した弓で放った……俺の魔力の矢なんだから

「だから言ったろ?俺たちで十分だって」

まぁ言ったって無駄か……

レイジは焼き焦げたエルアを一瞥し、そう思った

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