《現代知識で異世界無雙したかったよ……》劣勢

「法神テミス………」

まさかもう1柱、神がいたなんてな……

「悪神は悪意と好意、死神は生と死、そして私は法と秩序を司る神です。とはいえその世界の最も反映する種族に法に関する知識を與えれば私の仕事は終わり……とっても暇してたんですよ。ですので悪神と死神に便乗させてもらいました」  

1柱でも勝ち目が薄いってのに、2柱なんて絶的だ。恐らく外にいるこっちの勢力はほぼ敵の手中だ……

「おいおい……法神テミス?悪神?それに死神だぁ?なんだか知らねぇけど、神様ってのはもっと高潔な奴だと思ってたんだけどなぁ…勝手に人の事って破壊活させるとか、ふざけてるよなぁ?」

そう、ふざけてる。特にファングさんが敵にられてるのが痛すぎる……ソウルバインドは詠唱が必要だからさっきと同じ手段は取れない……だからと言ってこの場でファングさんを抑えられる戦力はない

「ふざけてる……そうですね。私は貴方達の言葉で言うお巫山戯ふざけをしてるのです。理由は簡単、刺激がしいから……ですが私は狂った死神に従う気などありません。私は刺激がしいのです……誰か私とお話ししませんか?いいお話でしたら、貴方達のお仲間を解放しましょう。もちろんお話しの途中はみぃんな大暴れしてもらいますが」

対話出來るだけマシか?……いや敵は全ての戦力をぶつけてくる。というか誰が話す?そもそも何を話せばいい?

「……お姉様…お姉様は死神の相手を続けてください。あの無禮な神との話は私がつけてきましょう」

「メリル……いいの?」

「私はこの場にいても役に立てませんから……それにもしお姉様が死神を…殺す事になれば、私は邪魔でしょう?」

メリル……ごめんな。不甲斐なくて…

「ファングの相手は俺がやる。俺は音もある程度支配できる。メリルがゆっくり話せるくらいの時間稼ぎはしてやるさ」

1人で戦わせるのは嫌だ……でもこの場はベリアルさんに任せるしか………

さっきから、死神はかない。こっちの話を理解しているのか?

「で、でも……外の人達は?…死神の軍も合わせて大量の敵戦力が…ここに向かってきてるなら、食い止めないと…」

「なら、僕が行こうか……その代わり、あの2人連れてっていい?流石に1人じゃ範囲が広すぎるからさ」

「ジャンヌ…死神1人で相手に出來るか?できねぇなら俺はここに殘る」

「兄貴より私が殘った方がいいでしょ、ぃ吸ってるしぃ、あひゃひゃ!」

1人で……?冗談じゃない

「ここで相手に出來ない……なんて言うわけないでしょう。私1人で十分です」

狀況は絶的。でもみんなまだ諦めてない。諦めなければ敗北はない

メリルはテミスとたった1人で話をつける。ベリアルさんはたった1人でファングさんを食い止める。クレイとアイザックとアイギーナはたった3人で大量の戦力と戦う。

それに比べれば死神は俺自。自分と同じ奴相手にするくらい楽勝だ

「勝ちましょう。これは未來を守る戦いです」

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