《クラス転移はts付きで》四十六話~秩序神ほど混沌なはない~
「おいおい、余所見とは良い度じゃねぇか!」
ラムとの會話に集中し過ぎたみたいで、おっさんに毆られかけた。まあ、戦闘技能のおで怪我はしなかったんだけどね。
「ほうっ、この俺の拳を防ぐとはなぁ、だがっ! 俺が何十年と掛けて作った技をお前のような下衆な小娘に防げるとでもっ!」
「やれやれ~! 嬢ちゃんを苛めた罰だ!」
どうやら、ここにいた人達はコウタを正義だと思っているのか、完全にボクが悪役扱いだった。……コウタの正をまだ知らないのかな?
「はあ、じゃあ、手始めに、大炎球ビッグファイアーボール」
ボクが大炎球と唱えると、ボクの手の周りに半徑四十cm近くの炎の球が一つ生された。
「はっ! 防はすごかったが攻撃はお末だなぁ! 中級魔法一つなん、て?」
おっさんがボクの出した一つの炎の球を見て笑い出した。勿論、ボクがと言うよりは、戦闘技能ラムがそんな生易しいことをするわけがなく、同じ様な球を更に數十個の炎の球を生した。ああ、因みにさっき唱えた事はただのハッタリだからね? 相手を怯ませるために言ってるだけだし。
Advertisement
「(君の目は節なのかなぁ? この數の何処が一つに見えるって言うんだい?)」
……どうやら放置された腹いせに、ラムが確実に格が悪くなってるね。ボクの方が格が悪いのに、ボクと全く同じことを言っちゃって、ボクは悲しいよぉ。
「チッ、おい! 流石にこの數は俺だけじゃ対処できねぇ! だから自分のは自分達で守れよ!」
「はっ! 可いの子を傷つけるような下衆の魔法で死ぬかよ!」
流石に二、三十個程の炎の球は対処できないようで、辺りの野次に注意を飛ばしていた。そして野次の人達もの子を傷付ける下衆、と言う勘違いをボクにして団結していた。
……あと、ボクはコウタを神的に傷付けたけど、コウタもボクを神的に傷付けたし、それにおっさんは集団での子ボクを理的に傷付けようとして居るじゃん。一番悪いのは現狀でおっさん達なんだけど? それともなにか? ボクはじゃないと?
「ボクもだぁ!」
ボクが自分の別についてぶと、それと同時にラムが周りに浮かばせていた炎球をおっさんとおっさんの店に放った。炎球はラムの意思でいてるので、ボクの意思は全く反応されない。だからおっさんに十、店に十五、後は野次にっていう分け方はボクのせいではないよ。
全く、これの何処が秩序と審議の神なんだか。そこらにいる賊と相違ないんじゃないのかな?
(全ての元兇は君だよ? そもそも僕を放置しなければこんなに怒ってなかったし、そもそも店と喧嘩しなければ、こんな狀況にはなってなかったんだよ? ふざけるのもいい加減にしたら?)
き、聞かなかったことにするね! あと、黙権を行使してボクは何も言わないでおくよ! 下手した殺されそうだしね!
「なっ! 店を狙うとはっ! 卑怯なっ!」
「な、何が卑怯なんだよ~、別に戦っているうちに店に火が移る事だって有るだろうに」
ボクが出した聲は凄く震えていた。勿論、おっさんに睨まれて震えているのではなく、側に居るラムによる威圧で震えていた。ただ、ボクはこう言わないと死んでしまうような気がしたからね。
「お前らぁ! 出來る限り店の火を消せ! このままじゃ俺も店がなくなっちまう!」
「分かってるっつーの! 水りゅウォーターカーレンt、って今度は呪か!」
どうやら店に移った炎を消そうとするのを周りの人に頼んでいたが、ラムがそんなことを認めるわけが無く、魔法の様な何かで野次に人たちのきを止めていた。
「ぐっ! だが、あれは魔法だから者を気絶させれっ!」
「何処にそんな余裕があるのかなぁ?」
どうやらボクの言葉に合わせていたラムが、ついに面倒臭くなったのか、どんどんと魔法を打ち込んでいた。もう、ボクが居る意味無いんじゃないのかな? 今なら、自分の神法で自殺出來るよね。
「ぐっ! ここまでなのか!」
カキンッ
おっさんのもとになんか良く分かんない二重螺旋構造のが屆きそうになったとき、急におっさんが結界に包まれた。
「はあ、何で混沌の神の私が秩序の神を止めているんだ」
そして次に現れたのは頭を抱えている、翼を生やした中的な顔付きをした人だった。
「はあ、私がアルスだ、……は、半明の晶の編集者だ! これで分かるでしょ!」
「(あ)」
どうやらその人はとても影の薄い、晶の人だった。
と言っても相手はこの星を安定させてきた混沌神だ。……矛盾してる様な気がするけどちゃんと有ってる。
「ちょっと説教するから著いてきて!」
そう聞いた瞬間、ボクは意識を失った。
【書籍化】斷頭臺に消えた伝説の悪女、二度目の人生ではガリ勉地味眼鏡になって平穏を望む【コミカライズ】
☆8/2書籍が発売されました。8/4コミカライズ連載開始。詳細は活動報告にて☆ 王妃レティシアは斷頭臺にて処刑された。 戀人に夢中の夫を振り向かせるために様々な悪事を働いて、結果として國民に最低の悪女だと謗られる存在になったから。 夫には疎まれて、國民には恨まれて、みんな私のことなんて大嫌いなのね。 ああ、なんて愚かなことをしたのかしら。お父様お母様、ごめんなさい。 しかし死んだと思ったはずが何故か時を遡り、二度目の人生が始まった。 「今度の人生では戀なんてしない。ガリ勉地味眼鏡になって平穏に生きていく!」 一度目の時は遊び呆けていた學園生活も今生では勉強に費やすことに。一學年上に元夫のアグスティン王太子がいるけどもう全く気にしない。 そんなある日のこと、レティシアはとある男子生徒との出會いを果たす。 彼の名はカミロ・セルバンテス。のちに竜騎士となる予定の學園のスーパースターだ。 前世では仲が良かったけれど、今度の人生では底辺女と人気者。當然関わりなんてあるはずがない。 それなのに色々あって彼に魔法を教わることになったのだが、練習の最中に眼鏡がずれて素顔を見られてしまう。 そして何故か始まる怒濤の溺愛!囲い込み! え?私の素顔を見て一度目の人生の記憶を取り戻した? 「ずっと好きだった」って……本気なの⁉︎
8 136暗殺者である俺のステータスが勇者よりも明らかに強いのだが
気配を消すことが得意な高校生織田晶〈おだあきら〉はクラスメイトと共に異世界へ召喚されてしまう。 そこは剣と魔法の世界で、晶達は勇者として魔王討伐を依頼される。 依頼をしてきた國王と王女に違和感を感じた晶は、1人得意な気配消しで國王の書斎に忍び込み、過酷な真実を知る。 そうとは知らないクラスメイト達を、見捨てるか、助けるか、全ては晶の手にかかっていた。 そして、自分のステータスと勇者のステータスを見比べてみて、明らかな違和感に気づく。 作者の都合でできない日もあるかもしれませんが、1月27日から1日1更新を目指して頑張ります。 オーバーラップ文庫様により書籍化しました。(2017年11月25日発売)
8 91事故死したので異世界行ってきます
このあらすじは読まなくても物語には、全く差し支えありません。 24歳男性 鈴木祐介が 不慮の事故で亡くなり。 異世界転生をし、そこで異世界ライフを送るだけのストーリーです ※ 一部過激描寫等が含まれます苦手な方は閲覧お控えください。
8 162やっと封印が解けた大魔神は、正體を隠さずに凡人たちに力の差を見せつけます ~目覚めた世界はザコしかいない~
【主人公最強・ハーレム・チートスキル・異世界】 この作品には以上の要素がありますが、主人公が苦戦したり、キャラクターが死亡したりと、テンプレにはあまりない展開もございます。ご注意下さい。 それゆえの熱い物語を書く予定であります。 世界はまもなく、激動する―― 大魔神たる僕が、封印から目覚めたことによって。 魔王ワイズ率いる、魔物界。 國王ナイゼル率いる、人間界。 両者の存在によって、世界は危うくも均衡を保てていた。どこかで小規模な爭いはあっても、本格的な戦爭になることはなかった。 僕――大魔神エルガーが封印から目覚めることで、その均衡はちょっとずつ崩れていく。 なぜ僕は封印されていたのか。 失われた記憶にはなにが隠されていたのか。 それらすべての謎が解き明かされたとき、世界は激動する…… けど、僕は大魔神だ。 いくらスケールのでかい事件だって、神にかかれば解決できるはず。 ――面倒だけど、なんとかしてみよう。
8 139最強家族のまったりライフ
目を開けると目の前には幼い容姿をした女神様がいた。女神様によると俺は死んだので転生するらしい。種族を決めて、チートなスキルを貰って、さあ!冒険の始まりだ! ……………と意気込んでいたのにまさかの0歳スタート!?しかも産まれたところは………何この人外魔境!俺って本當にチート!?(チートです) 小さな身體に苦労し、周り(メイドや家族)に振り回されながらも主人公は最強な家族に勝てる強さを求め、今日をまったり生きていく………… 初投稿です。シリアスはなしでほのぼのを書いていこうかと思います。
8 103とある亜人の奮闘記
亜人種のみが生息する世界アマニル。 この世界では 陸、海、空 の三大國による爭いが絶えなかった。 最大規模をもつ陸の國(アトラス)に住む少年 ライゴ この少年の物語が今始まる。 初投稿です! 気になるところや問題があったりすれば気軽に教えてください! 時間が空いたら書いてます! これからよろしくお願いします!
8 111