《クラス転移はts付きで》六十話~神異常者程異常な者はない~

「私の名はエンフィーツだ」

……ハンガス先生、もといエンフィーツと言う名前の人は、ボク達にそう告げ、かなり有名なのだろうか、自信満々な表をしてボク達を見下していた。所謂どや顔。

「誰?」

「さあ? 勤務労働時間が多すぎて遂に気をやっちゃったんじゃない? 可哀想だね」

ボクはそんな特殊な名前なら多分覚えれる自信が有るので、普通に聞いた事がない名前だ。

まあ、もしかしたらボクが聞き逃したり、忘れたりしている可能が萬一にも満たないが有るのでラムに聞いてみたが、ラムも聞いたことは無かったみたいだ。じゃあ、この人は本當に狂ったか、もしくは自分を有名人と勘違いしている神異常者か。

「なぁぁにぃぃぃ!?」

やっちまったなぁぁ、と言う言葉を脳で考えてしまう程に向こう地球に居た蕓人さんに似ていた。と言うか本人なのではないか? と言う疑問が生まれるくらいには似ていた。

「あ、有り得ん、こ、この、世界を支配し恐怖へと進んでいったこの私を知らないと?」

どうやら自分を有名人と勘違いしている神異常者だけではなく、廚ニ病まで発癥している様だ。

キャラ作りでそんな風にしているのだろうけど、もしこれが素でやっているのなら普通に神科を信すべきだと思う。

「ま、まあ、貴様はかなり馬鹿そうだしな、貴様が知らないだけで私は有名なんだ」

キャラで作って居るのだろうが、幾らなんでも酷すぎるよ。以前何かが合ったのだろう。一般人よりも相當の大きさの自己顕示求が有るのだと思う。……ああ、でもボクが神だと言っていたら同じ様に思われるよね、しだけボク自の存在について考えてしまった。

「別にボクは馬鹿じゃないよ。君に知名度がないだけだからね?」

それよりもだ、そんな奴に馬鹿にされた事がムカつかない訳がない。何故ボクは遂に神異常者からも、馬鹿と罵られなければいけないんだ。馬鹿って言った方が馬鹿なんだよ!

「じゃあ、こう言えば良いか」

ボクが脳でふざけまくっていると、今度は落ち著きを取り戻した様にゆっくりと話始めた。ただ、こう言えば良いか、と言う発言は廚ニ病だとすると、俺の二つ名は無雙の火焔魔導師だ(キリッ。って言う可能の方が高いんだけど?

「異世界からの侵略者」

案の定、エンフィーツは廚ニ病的発言をした。……いや、待てよ? 一応この世界に召喚された理由は異世界からの侵略者からの防衛、と言う理由だ。普通はそんなことを素直に言う訳がない筈なのだが、こいつならありうる。いや、そもそもこんな奴が侵略者と言う事自が有り得ないから違うと思うけど。

「あの、エンフィーツさん、でしたっけ、その僕が醫務室に連れていきますから、安靜にしていてくださいね」

ボクもしだけ思考がぶっ飛んでいるため、し病院に言った方が良いんじゃないのかなぁ? と思いくらいなのだが、一般的な常識人のラムは普通に今すぐに病院へといかないと不味いと思ったみたいだ。

「違う! 私は正常だ!」

「はいはい、神異常者は皆そう言うんですよ」

勿論、現狀で神に以上があると言われて素直に信じようと思う人は居ないと思う。もしかしたらそんな奇人が居るかもしれないがボクは、と言うかラムは醫師ではない。そんな狀況からしたら誰でも馬鹿にされているようにじるだろう。

「はあ、ならこれを見せれば良いか。消滅アナイアレーション」

エンフィーツが急に放った魔法は、以前アレスが使っていた邪心の法、消滅だった。

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