(どどど、どう言うことなの！？　何で消滅なんて使ってるのさ！？　こんな神異常者がこの世界に侵略している神だって言うの！？)

(知らないよ！？　何で君は毎回毎回僕に聞いてくるんだ！　しは自分で考えてよ！　僕はこの神異常者でいっぱいいっぱいだって言うのに！)

まずは、良く現狀を理解出來なかったので、何時も通りにラムに聞いてみたが、普通にラムもまたまた錯しているようで、ボクに怒ってきた。……まあ、何時もボクが思考放棄してラムに任せていたのにも原因はあるだろうけどね。

「おやおや、どうしたんだね？　まさか本當に俺をただの神異常者とでも思っていたのかね？」

「「今は黙ってろ、神異常者がっ！」」

そんな風に混していると、今度は邪神なのかただの神異常者なのか、もしくはアレスの様に、邪神の眷族なのか。どちらにしろ、今はこいつに思考を割いていられる余裕がないので二人して、あれを怒鳴ってしまった。

(ああ、もう意味がわからないよ！　本當に邪神だったらもっと意味不明だよ！　何でこんな序盤に魔王的なラスボスが現れる訳なのさ！) 

（そんなもん知らないよ！　て言うかあの人ボク達が怒鳴っちゃったせいでシュンとしちゃってるけど、大丈夫なのかな？）

今現在、エンフィーツはボク達に怒鳴られたせいで恐してしまっている。まあ、神異常者や邪神でも恐して、何も行されない方が絶対に良い。……まあ、そんな事は分かっているんだけど、あんな子供みたいにしゅんとしている様子をしていたら流石に気になってしまう。

「まあ、でもあの魔法を使った事は絶対に罰せられるべきだ。だから貴方には死んでもらう」

「くくくっ、そんなことを言える暇を私が與えるとでも思ったかね？」

しかし、そんな事を考えている合間にも時間は進んで行き、ラムとエンフィーツが戦う様な雰囲気になってしまった。勿論、本當に戦う様な事になったらラムと共闘するしか無いけどね。

「崩壊ディケイド」

エンフィーツが放った邪法、アレスの放った消滅アナイアレーションよりも邪悪な気と言を直的にじた。何故そんな事が分かっかは自分でも分からないが、もしかしたら神が邪悪なからこの世界を守る為に有るのかも知れない。

「聖なる盾イージス」

「聖槍ロンギヌス」

先にラムが防系の神法を使用しているので、ボクは攻撃系の神法を使用した。まあ、いつも神法はラムが使っているので結構ボクのは威力は低い。勿論、それだからラムは防をしたのだろう。ボクが失敗したら大慘事だからね。

「ふん、そんな程度で何がしたい」

「「なっ！？」」

流石の事態に、ボクもラムも驚愕の聲を上げてしまった。

何故なら、ラムの防の魔法がエンフィーツが放った邪法一発で壊れてしまったからだ。勿論、ラムの盾が壊されるのならボクのも壊されている訳だった。

「それ位で良くも私と戦おうと思ったな。まあ、これでゲームオーバーだ。崩壊ディケイド」

そしてエンフィーツが同じ様に、崩壊と唱えると視界の一面を覆う崩壊の邪法が現れた。