《神話の神とモテない天才~異世界で神となる~》#1かけ離れの現実と夢

ん?なんだここは?

目が覚めた瞬間、そう思った。

あたり一帯が真っ暗、でもところどころ明かりがついているが

明かり周辺は全くっていない。明かりだけがついてるじだ。

そもそも何で俺はこんなところで寢ていたんだ?

・・・・・おかしい。さっきまでのことが何も

思い出せない。

「やっとこっちに來れたか。」

そう言い、暗闇の中で誰かがこっちに向かってくる。

俺は起き上がった。いったい誰なんだ?

「えーっと服部佳だよな?」

「はい、そうですけど」

何でこの人俺の名前知っているんだ?

しかもこの人、角髪みずら結っているし変な格好だ。

「あの失禮ですがどちら様ですか?」

「申し遅れた。私はアメノミナカヌシノカミと申す」

ミナカヌシ?どっかで聞いたことがあるような・・・

いや、でも人間の名前じゃない。絶対怪しい。

「早速だがお前は死んでしまった。

すまない事にこちらの手違いでな」

「え?俺が死んだ?」

どういうことなのかさっぱり分からない。

というか何言ってんだこの人。

頭に疑問符が浮かびまくっているが、ミナカヌシノさんが

話を続ける。

「実がわかないと思うが、死んでこっちの世界に飛ばされたんだ」

「え?一俺の今後の生活はどうなるんですか!?」

「こちらの都合で元の世界に戻すことはできない。

君には違う世界で生活してもらうことになる」

異世界で生活?そんなバカな。

ホントに夢であってしいと思う。

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