《神話の神とモテない天才~異世界で神となる~》#19神だけの世界

ミナカヌシノさんが奧の椅子に座り、こう言った。

「この世界に來てみて思ったことはあるか?」

俺に神力を與えてくれんだと思っていたら、予想外の

質問がきた。

「えっと、本當に神様っていたんだなぁって思って・・」

「お前からしてみればここは神話みたいな世界だろう」

確かに神話みたいだ。神話なんてほとんど読んだことないけど。

「何故私たち神のことが神話としてけ継がれているか分かるか?」

意味深な質問をされて戸い気味に答える。

「昔は神様も人間と同じ世界にいたからじゃないですかね?」

「その通りだ」

どうやら當たったみたいだ。よかった。

「2000年前ぐらいまでは神と人間は共存していた。

だが、時の流れは殘酷なものだ・・」

ミナカヌシノさんが悲壯な顔で言った。

「え?何があったんですか?」

でも俺は構わず聞いてみた。し経ってからミナカヌシノさんが

口を開いた。

「2000年前、人間が”神の存在”を否定し始めたのだ。

人間と同じような見た目をしているのに特殊な能力を

持った神たちを迫害してきたのだ。そこで我々は”神だけの世界”

として世界を切り離したのだ。天皇家など一部の神を殘してな」

話が膨大すぎてよく分からない。神だけの世界を切り離した?

神はそんなことも出來るのか。それで神の存在が消えて神話として

殘ったのか。というかそんな世界にってきた俺って

けっこうヤバいんじゃ?

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