「これからどうする？」

サグメちゃんが聞いてきた。確かに

ここにずっといたら敵がここまでくる可能もある。

「じゃあ新幹線で高天原まで行くのはどうかな？」

「反が起きているとき、新幹線は運休するからダメだわ」

「だったらここから更に北まで行くのは？」

「これ以上山奧にったら遭難の可能もあるわ」

あれもダメ、これもダメ。

そんなことを話してしばらく経ち、結局ここで待機

することになった。だけど敵がここまで來る様子はない。

町の方が気になる。他の神は逃げただろうか、建は

無事だろうか。不安が押し寄せる。

「ちょっと町の方を見てくる」

「気を付けてね」

俺は山を降りていく。ついに町が見えるところまで行った。

そこでは戦艦の中の國津神は、まだ上陸していなかった。

だけど戦艦からの砲撃をけて町はボロボロだ。

ちょうど町にいた武神達が必死に戦している。

だけど、あんな強固な戦艦に勝てるわけがない。

ただ町の様子を見るだけだったが、俺は町に向かった。

それは食料と水を持って來る為に。この反がいつ終わるかは

分からないからな。適當な店にあった米と野菜や、

竹筒にった水を見つけて、すぐに町を出ようとした。

だけどその時、