《神話の神とモテない天才~異世界で神となる~》#37巖を落とされた甲板
「決まりね。じゃあイコナちゃん、あの巖を
佳君が持てるぐらいの重さにして」
「うん」
ようやく作戦が決まり、サグメちゃんが指示をする。
俺たちはその指示をけ行を開始する。
「できたら佳君、巖をあの戦艦の甲板の
上空まで持って行って」
「分かった」
巖をできるだけ上空まで持っていく。イコナちゃんが
重量化をするまでの時間があるようにだ。
上空まで持っていく。
「イコナちゃん、あの巖を極限まで重くして」
イコナちゃんが巖を重量化でき、巖はみるみる加速し、
甲板に落ちた。
ドンッ!
鈍い音がした。だがここからは甲板の様子は見えない。
「功・・かな?」
俺はそう聞く。
「うーん・・まだ分からないけどちゃんと
落ちたっぽいわね」
これで功か。よかった、これで大丈夫なんだな。
「でも何人かにしか當たってないよ」
イコナちゃんがそう言った。まあ確かにあの面積の
巖じゃそのくらいだよな。
「じゃあもう何個か落とした方がいいわね」
え?まだやるの?
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