《神話の神とモテない天才~異世界で神となる~》#41牢獄での救出

鍵は南京錠だ。軽量化しても、さは変わらないので

開くことはない。

「どうしよう・・」

と思っていたその時!

「そこで大人しくしていろ!」

全員國津神に見つかり、捕まってしまった。イコナちゃんのお姉さんと同じ牢だ。

手を縄で縛られたが、布で口を塞がれることはなかった。

は沒収されてしまったが。

「ってイタタ・・捕まっちゃった」

「こんな事になっちゃったけどどうする?」

二人がそう言ったが俺の返答は簡単だ。

「早く出しよう」

俺は縄を解こうとする。急ごしらえなのかけっこう

縄が緩い。しかも俺はこういう縄の解き方も

既に知っている。これはいけそうだ。

「よし、解けた」

佳君、こっちもお願い」

二人の縄を解き終わりお姉さんの縄を解き、布も取った。

「お二人共ありがとうございます。うちのイコナまで・・

、なんと言ったら言いか・・」

お姉さんは立ち上がれると俺たちに頭を下げ、

とても嬉しそうにそう言った。

「私はアメノサグメ、こっちは服部佳君。

私たちはイコナちゃんのお姉さんを助けに來ただけです」

サグメちゃんにしセリフを取られてしまったが

そんな事を気にする俺ではない。

「お姉ちゃん、無事でよかった・・」

イコナちゃんがお姉さんにハグする。よっぽど

會いたかったんだろうな。

「もうこんな危ないことはしないでね」

そう優しくお姉さんが抱いたまま言った。

人助けはここまで気持ちいいもんなんだな。

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