《異世界に転生しちゃった!なんか々やりました!》009 冒険者ギルド

今日は家庭教師の先生はお休みの日。

何をしようか考えていたんだが、ひとついいこと思いついた。

「冒険者ギルドに行こう!!」

「タク、いきなり大きな聲出さないで」

「ごめんごめん」

「で、冒険者ギルドに行こうってどうしたの?」

最近、遙香は話すようになった。

前世?でのあれが相當きているらしい。

「あぁ、俺たちなら冒険者になっても充分通用するんじゃないか?とふと思ったんだよ!」

「でも、冒険者は12歳以上じゃないとダメなんじゃないの?」

「遙香さんよ、私を誰だと思ってるんですか!そんな問題は想定!魔法を使うんだよ!」

「魔法?」

「そうそう、変化の魔法ってのを使うんだ。自分のなりたい姿を想像すれば半日は変化していられるだよ!」

「それはすごいね!早速行くの?」

「あぁ、イメージは前世の俺たちでいくか。顔バレないよな?」

「似てる人がいると思われるくらいだと思うよ?」

前世の姿に変して家をこっそり抜け出した2人は冒険者ギルドに向かう。

「すげぇ、いかにも冒険者ギルドだな」

「私はよくわからないけど雰囲気はあるね」

扉を開けて1歩進むとそこには酒場があり口の正面に付があった。

飲んだくれてる冒険者の野郎共が騒いでいた。

1番左にとても人な人の付があったのでそこに向かった。

「あの!冒険者登録したいのですが!」

「あ、冒険者登録ですね?でしたらまずここに名前と職業の記をお願いします」

俺と遙香は名前と職業に俺は魔法剣士、遙香は魔師と書いた。

「タクさんは魔法剣士なのですね!?」

と、そこに大笑いしながら近づいてくる冒険者バカがいた。

「はん、魔法剣士なんざクズみたいな職業になるやつがいるとはな!おっ、隣の子可いじゃねーか。ちとお兄さんと遊ばねーか?」

そう言われ、遙香は怖がり俺の後ろへと隠れてしまった。

「おい、遙香に近づくなよおっさん」

「おいガキ、いいから渡せや!お前より俺の方がいいに決まってんだろ」

「おっさんアホなの?おっさんみたいなクズの相手なんて誰もしてくれないよ?」

「なんだと!あー、腹がったった!こうなったら決闘だ!」

「はぁ、負けたら大人しく引き下がってくださいね」

「お前が負けたらその子寄越しな!」

「じゃあ、あなたが負けたら奴隷落ちで」

こうして俺の初めての決闘が決まった。

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