今俺は20階にいる。

周りを見ると石壁に2つのが空いている。

右の方のにはいつもの石段があり、そこから2メートルくらい離れたところにあるもう一つのには薄っすらとしたが見える。

多分あれが騎士団たちがって來たなのだろう。

魔獣は確かにいなかったが罠が代わりにあった。

あるところを踏んだら矢が飛んで來たり、出っ張っていた石を押してみると直徑1メートルくらいの巖が押した場所の上から降って來たりとか々な罠があった。

この罠は降りる度に強くというか、巖から大巖が転がって來るとかになったりした。

つまり強ではなく恐になった。

しょうもな。

さて次の階へ行くか。

石段を慎重に降りて行き周りの様子を伺う。

「　︎」

何で迷路みたいになってるの⁈

迷路みたいになっているのは石段から見ることが出來たのでまだ楽だったが途中で扉のあるところついた。

扉は石壁にはまっているやつで大きさは橫1メートル高さ3メートルの扉が2枚の観音開きの扉があった。

中にってみると窟があり、直徑4メートルくらいの球がりそうなくらいの窟が広がっていた。

何だあれ？

目に力をれるじで魔眼を発させる。

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ミスリルミミズ:攻撃準備

LV.45

特殊:全がミスリルで覆われている

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ミスリルって前にガールさんから聞いたかなり稀な金屬らしく高く取引されるらしいし、武にも使われるらしいのでぜひしいが、かなりいらしい。

ミスリルミミズは全長2メートル高さ60センチくらいのミミズだ。

さてどうしたものか。

そう言えば前に新しい能力が増えていたんだし試してみるか。

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ステータス

￣￣￣￣￣

名前:桐崎東

ステータス番號:57764

別:男

Lv.48

攻撃:720

防:930

力:4230/5210

魔力:1950/2210

「固有能力」

魔眼Lv.5

能力:対象の資質や素材がレベルに応じて分かる範囲が広がる

対象のレベルと特殊が分かる

千里眼Lv.1

能力:眼で遠くの景を見ることができる

Lv.1:100メートルまで調整可能

言語解析

能力:本人の半徑100メートル圏のありとあらゆる言葉が本人の語で統一される

相手には違和なし

言語読解

能力:ありとあらゆる言葉が本人の語で読める

ドレイン

能力:対象にれている間力と魔力を吸収、放出

レベルに比例して吸収の限度が変化

放出は分け與えるだけ

ウォーミル

能力:対象にれ水の溫度変化

一度れれば離れても作可能

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今回使うのはウォーミルの方だ。

この世界のミミズが同じであれば、ミミズの水分はほぼ100％らしいので効果はてきめんだろう。

問題はあのメリカルを通り越してウォーミルが効くのだろうか、だな。

「キャルアァァァァァ！」

ドドドドドドドッ！

メリカルミミズがジグザグに地面を這(は)いずりながらこちらへ向かって突っ込んで來た。

好都合だ。

俺はその攻撃をあえてギリギリで避けてミスリルミミズの上に乗る。

ミスリルミミズは壁ギリギリで止まる。

「でもどうやって使うだ？魔眼と同じで良いのか？」

右の手のひらをミスリルミミズの背に當てる。

「ウォーミル！」

固有能力の名稱をぶ。

から何かが右の肩から腕、手のひらにかけて流れ、さらに指先から何かが出て行くようなじがして、何かが通ったところがし暑くなった気がした。

「キャルアァァァァァ　︎」

「わあぁっ⁈ああ！ああ！あ、暴れるなぁぁ　︎って！」

暴れ出したミスリルミミズから飛んで逃げる。

1メートルくらいは距離をとる。

さらに右手に力を加える。

「キャルアァァァァァ　︎」

ドンッドンッドンッドンッ...

ミスリルミミズが自分のを上に上げてから勢い良く地面に叩きつけるを繰り返す。

「キャルアァァァァァ！」

ドドドドドドドドッ！

ミスリルミミズが再びジグザグで地面を這いずりながらこちらへと突っ込んで來る。

今度は余裕を持って避ける。

右手にさらに力を加えるじでウォーミルを強くし続ける。

「キャルアァァァァァァァァァァァァ　︎」

ドォンッ！

ミスリルミミズがその場に倒れた。

右手の力を完全に消してから目に力をれるじで魔眼を発させる。

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ミスリルミミズ:死

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目の力を弱めて剣を鞘に納めて小刀を取り出しながらミスリルミミズに近付く。

「どうやって回収しようかな？最初に魔眼を使った時に覆われているって表示されたからウォーミルが効いたんだろうけど、まず剝がすためにもを空けない、っと！」

ガンッ！...パキッン！

上に小刀を上げ勢い良く小刀を振り降ろし小刀の頭(かしら)でミスリルミミズを叩くがししてガラスが割れるような音が響いて五センチばかりのヒビがった。

「マジか...」

もう一度小刀を振り降ろす。

ガンッ！...パキッン！プッシュゥゥゥゥゥ

「あっつっ　︎」

カランカラン

が空いた時そのから蒸気が噴き出して來たので手を引っ込めてたので小刀を手から離して落としてしまった。

シュゥゥゥゥゥゥゥゥ...

ウォーミルの効果で水の溫度が上がっていたらしく、すごい勢いで蒸気がから噴き出している。

中は蒸し焼き狀態かな？

.....

しして蒸気が噴き出さなくなった。

小刀の頭でミスリルが壊せたのは熱のおかげでらかくなっていた訳だ。

をし大きくするために小刀の頭で叩いて大きくする。

ガンッ！...ガンッ！パキッン！

鞘から剣を抜いて剣を地面に起き鞘の紐の結びを解いての中にれてミスリルをとったりと々な方法を使って壊していく。

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「やっと全部取れた」

バラバラな大きさだが大量のミスリルが手にった。

だいたい買いカゴくらいの量が取れたのでボクサーバッグにりきらないくらい取れた。

勿ないがボクサーバッグにる分だけ持って行くことにしたが、ソフトボールくらいの量しからなかった。

「くそぉぉ...地上に出て売ったりしてからもう一度取りに來るか」

そう思い、壁の隅へやりなるべく見つからないように隠す。

「うーん、魔眼っての価値とか見れないかな？」

目に力をれるじで魔眼を発させる。

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ミスリル:い

特殊:く高価な鉱

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目の力をさらに強くする。

目がし暑くなってきた。

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ミスリル:い

特殊:く高価な鉱

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「変わらないか。はぁぁ...うん？」

ミスリルを視線から外し壁の方を見た時だった。

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石壁:い

石壁:い

石壁:い

__________

「何だこれ？」

周りを見るが同じ文字が表示されるだけだった。

気になってミスリルを隠した方を見てみるが同じ表示だった。

「...ん⁈」

ミスリルから目を離そうとした時にミスリルを隠した上の方を見ると

______________

空あり

______________

と表示された。

「何だこれ？...うぅ！目が痛い！」

急な目の痛みに襲われて、急いで目の力を弱める。

とりあえずミスリルを隠したところへ向かう。

「確かこの辺だったよな？わあぁっ　︎」

壁をってみると壁を貫通した。

ドン！

いきなりのことでの反応が間に合わず盛大に転けた。

「どこだここ　︎」

思わず辺りをキョロキョロするが、空が広がっているのと明らかな寶箱があるだけだった。

橫1メートルくらい縦50センチくらい高さ1メートルくらいの寶箱はゲームとかでよく見る赤の箱に黃い何かで裝飾されているやつだ。

寶箱に近付く。

目はまだし痛いが目に力をれるじで魔眼を発させる。

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寶箱

罠なし

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目の力を弱める。

ミミックとかのケースを考えて魔眼で確認したが大丈夫のようだ。

寶箱に手を置いて開ける。

ギィィィィィィィッ！

地味に嫌な音が窟に響く。

「...はい？」

寶箱の大きさに比べて中にっているものに驚いた。

革袋が一つっているだけなので、はい？って思うでしょ。

革袋を手に取ると革袋の下に名刺くらいの大きさの紙が置いてあった。

『寶庫:持ち主の魔力量に応じて収納量が変化

大きさ問わずり、出す際は必要なを心で念じれば出る』

なるほど。

本當か？これ。

試しにボクサーバッグの中にあるヘドロスライムの核の破片の一つを革袋の中にれてみる。

まあるよね。

革袋のの方を下に向けて振ってみるが破片は落ちて來ない。

じゃあ次は破片と念じてみる。

コン...コンコン

念じるとが空いている方を下へ向けていたので破片が地面に落ちた。

安全なのか？

次は革袋より大きいミスリルをれようとに近付けてみると吸い込まれるようにしてミスリルが革袋の中にっていった。

念じて革袋からミスリルを出す。

今度は手を下に置いておいたので落とさずに済んだ。

「これはありがたい」

ボクサーバッグの中を全てれボクサーバッグもれるが普通に全部った。

小さい窟を出て隠したミスリルも全部れるが普通に全部吸い込まれていった。

他にもないかと周りを見てみると壁にが空いていた。

他にもないか探したいがまだ目が痛いので止めておくことにして石段の方を目指して歩く。